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眠くなる会議とは……

心震える気付き476

油断しているとついウトウトしてしまう会議。
脳みそフル回転、どんどん頭が冴えてくる会議。
どこに違いがあるのか考えてみた……

サラリーマン・エンジニアである私は、帰宅時間が遅い。
働きかた改革が浸透してきたとはいえ、技術開発には短縮できない領域がある。
まぁ、好きでやっているので、長時間の研究開発は全く苦でなない。

帰宅が遅いのなら、とっとと、飯食って、風呂入って寝れば良いのだが、
変化変容、2周目の人生を輝いて生きる為に、そこから第2領域時間に入る。
自宅でテレビを観なくなってから久しいが、ダラダラとテレビを観ていて就寝時間が遅くなっていたのは過去の話。
今では、帰宅後に生きてくためのルーティン(食事、風呂)をした後は、
ほぼ無駄時間なく、第2領域に突入している。

第2領域、私の場合、エンジニア・ライターに関わる事であるが、
会社での研究開発と違う領域の脳を使うからであろうか、
疲労感を感じる事なく楽しく活動できている。
そのため、しわ寄せが来るのが睡眠時間。
ツイツイ勢いに乗ってしまうと、気づけば深夜と言う事が結構ある。

元々ショートスリーパー体質ではない私が、短時間睡眠になると、
そのしわ寄せが、日中の活動に影響するのは明白だ。
特に会議はヤバイ。
研究開発に没頭している時には、眠気を感じないのだが、
会議中に眠気を感じるようになってしまった。
以前よりも敏感に、会議の質に反応するようになってしまった。

強烈な睡魔に襲われ、意識が飛びそうになる会議。
時間経過とともに元気になり、脳が益々活性化される会議。

会議の何がそうさせているのか?

先ず考えられるのは、一方通行的な会議だ。
説明中心、聞いているだけの会議は、確実にスリープモードが発動される。
つまりは、脳が完全に受け身になっていると、活動を休止するようだ。
聞かされる話が、興味のないもので有れば、爆睡モードが発動されるのだ。

その次に思い浮かぶのが、司会の人がクライ?会議。
ボソボソと何を言っているか分からない。
メリハリが無い。
場に緊張感や盛り上がりが無い。
このような会議も脳は活動の必要なしと判断し、スリープモードに入る。

私はこのやり方は好きでは無いが、
無作為に指名する司会者が仕切る会議は、つまらないが、眠くはならない。
場に緊張感を持たせている効果であろう。

最後は、どうでも良い事をタラタラと読み上げる会議。
この部分は各自確認しておいて下さい、と一言言えば良いものの、
読み上げてしまう司会者。
どうでも良い事なので、脳が反応せず、そのまま休止状態に入ってしまう。

まとめると、
脳がおやっ?と感じない
脳にビックリマークが立たない
脳に対する問い掛けがない
その様な状態が、一定時間続くと脳が活動の必要性を感じなくなり、
休息に入る様だ。

逆の立場で考えれば、参加メンバーに眠気を感じさせない、
活気ある会議を運営する為に必要なこと、
それは、「良質な問い」であろう。

情報を流すよりも先に、参加者の脳にリサーチ活動を促す「問い」を投げかける。
リサーチスイッチが入った脳は、活動が活発になり眠くなる暇はないであろう。

「問い」とは、目的、着地のこと。
「何のために」この会議をしているのか?
この会議の「着地」は、どこを目指しているのか?
先ずはこの事を明確にする。
そして、各メンバーの脳をフル活動させる。

そうすれば、短時間に有意義な解が導き出されるであろう。
これぞ、働き方改革。

「何のために」
脳をフル稼働させるために、
いつ何時もこれを問い続けたい。


【気付き】
眠くなく会議は何がそうさせるのか?
脳が活動の必要性を感じないからだ。
「何のために」
脳への良質な問いかけが、脳が働かざるを得ない状況を作り出す。

時間が無いと感じるのなら、脳を休ませない、
脳への問いかけをし続ける。
この事が能力をフル稼働させるために大事な事である。


【本日の名言】
僕は会社経営で悩んだことはありません。すぐにシンプルに決断する。
旧来の会社組織では大勢が集まって長時間の議論をするのが普通でした。
ろくに準備もせずに会議を始めるから、いつまでたっても議論が出ない。
会議の目的は結論を出すことです。
ところが会議のための会議に終わってしまうケースが多かったと思うのです。
それでうちの会社では会議は極力シンプル化するようにしています。
目的にシンプルに向かっていく。細かい事にとらわれず、大局を見る。
それが企業の成長スピードを加速させる上で大切なことなのです。
by 堀江貴文


#会議 #脳 #問い #何のため


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