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鼻炎の季節が来た話

 私は生まれ持っての鼻炎持ちだ。ハウスダストに弱く、風邪をひけば鼻が詰まり、副鼻腔炎になり、頭痛がする。何度か手術を受けようとも思ったけれど、ここ近年は家を比較的綺麗に保てることもあったが、副鼻腔炎がひどくなることも少なく、たまにくしゃみをしながら生活することができてる。

 しかし、このくしゃみ、今のご時世は何かと誤解を受けやすい。特に小さくくしゃみをするということが苦手で声質的に音を出しやすい私のくしゃみはなかなかの音量だ。抑えようと思ってもへんに残ってしまってまたくしゃみをしてしまうのだから始末に会えない。思いっきりくしゃみをしても、連続してしまうこともある。なんとも悲しいことである。

 幼い頃から鼻炎がなければ、どれだけ快適だっただろうと思う。もしかしたらもう少し集中力があったかもしれないし、もう少し体力がついていたかもしれない。なんならもう少し勉強もできていたかもしれない。けれどもそれは人生の言い訳でしかなく、これから様々な症状を抑えつつ、努力しなければならないだけなのだ。今以上になりたければ、今を少しずつ積み上げるしかない。例えば、noteを毎日書き続けるように。

 鼻炎持ちで、腹痛持ち。直接生命に関わるわけではないが、なかなか何辛い持病である。自分自身に対する労りを持って健康的な生活をしなければすぐに私の体は悲鳴をあげる。もう少し、元気でいてくれてもいいのにと思うけど、元気なら元気なりにとんでもない大失態もおかしそうなのでもしかしたら神様が行動量に制限をかけているのかもしれないなんて思ったりもする。まあ、人生何が転換になるかはわからない。そして、 iPhoneの予測変換のおかしさにも慣れなければならない。なんと言うか、私ナイズされてくれないiPhoneさんである。

 そんなこんなで鼻炎の季節だ。花粉症はないけれど花粉がほこりも連れてくる。花粉症ではない。春先、少し頭より鼻炎がひどくなるけれど、断じて花粉症ではないのだ。そう私は心に言い聞かせている。結局どうしたって今のところはマスク生活なのだから、花粉症かどうであるかは正直関係がない。今年も今年で、鼻炎の季節に耐えつつ、個人的には鼻炎に優しい夏が早くくることを願っている。

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