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消費者行動をデータに基づくファクトによって法則化するとどうなる?


現在のブランディングをロジックに解説した書籍に
ブランディングの科学があります。
その第二弾をこの連休に読破しています。

ハンモックにお酒を置いて読書するのは
個人的には最高の至福です。

さて、飲みすぎて第二弾をまとめる時間がなかったので
1冊目のサマリーを共有したいと思います。

従来型のパターンです。
ちなみに、1冊目の書籍が出版される前のパターンです。

ステップ1
理論でブランドの立ち位置を決める
ステップ2
限定したターゲットのロイヤルティを極限まで高める
ステップ3
CRM戦略を行いながら効率の良いマーケティング施策でROIを高める


STP=セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング
CRM= カスタマーリレーションシップマネジメント
ROI= リターン・オン・インベスティング

著者のバイロン・シャープによれば、
上述のような従来マーケティング理論は
全くエビデンスに基づいておらず
間違っているそうです。


彼はコトラーの理論も痛烈に批判しているので
そのあたりは、私的には好きではありません。

『ブランディング科学』では、
すべてのマーケターが知っておくべき
消費者の購買行動やビジネスの成長を
予測するための
行動パターンを伝えることを目的としています。

1冊目のサマリーである
マーケティングの11の法則は、

現代の消費者行動をデータに
基づくファクトによって法則化をしています。

・ダブルジョパディの法則
・リテンションダブルジョパディの法則
・パレートの法則(60/20)
・購買行動適正化の法則
・自然独占の法則
・顧客基盤が類似するの法則
・ブランドに対する態度と思いが行動的ロイヤルティに反映される
・ブランド使用体験が消費者の態度に影響を与える
・プロトタイプの法則
・購買重複の法則
・NBDディリクレ

※第2弾を読んだ後に11の法則を含めてサマリーとして
共有します。


この本の素晴らしい点と応用や置き換えが可能な
ポイントがあります。

従って、シェアの小さい小規模ブランドでも
ロイヤルティの高い顧客がファン化できます。

従来型のネット通販では、
顧客の維持が重要視されており、
ロイヤリティ構築やCRM
などが進められてきました。

ポイントは、差別化ではなく、独自性が大切
だと言われています。
マーケティングの教科書では、
差別化がマーケティング戦略の
中心であるべきだと声高に語っています。

しかし、差別化の重要性を示す
エビデンスを提示できている
理論はほとんどありません。

消費者がブランドの差別化を認識していることは、
ほとんどありません。

差別化が購買行動の直結している
根拠が乏しいとのことです。

そこで、差別化の重要性が相対的に
下がってきた際に重要に
なってくるのが独自性です。

独自性がどのようなブランドであるのかを示す要素には
・色やロゴ
・キャッチフレーズ
など様々な要素が存在します。

こうした独自性があることによって、
消費者のブランドの認知→認識→想起
を容易にしてくれます。

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