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製品の売り方、価格、体験まで、コントロールできているのがブランドの力です!

2020年1月、原宿にAllbirds(オールバーズ)
日本一号店がオープンしました。

企業価値1500億円のユニコーン企業。
サンフランシスコ発の靴
ブランド「オールバーズ」というフレーズでした。

情報的には新しくはないのですが、
ビジネスモデルが最新なのでその謎解きを
したいと思います。

アメリカのTIME誌で「世界で最も快適なスニーカー」
と紹介されたました。

アメリカ、イギリス、中国、ドイツ、
ニュージーランドにも直営店がオープンしています。

発売から2年で100万足以上を販売した人気の秘密
があります。
しかも、海外企業が失敗する中国でも
中国進出わずか5カ月でリピート率は50%です。

ちなみに、シューズの年間消費金額は現在
中国国内で約700億ドル、米国は約800億ドルです。

しかも、このコロナショックで推移が
鈍化しましたが、中国市場は数年以内には米国市場を
超えると予測しています。

2018年の中国ファッション消費市場を見ると、
シューズは単品の消費金額が
最も高いカテゴリーなんです。


ポイントは、
・リアル店舗・ECサイト・WeChat・Tモール
の出店など複数のプラットフォームがあります。

この相乗効果を生むことで、シナジーを
生んでおり、ブランドの認知度が向上しています。
しかも、ユニコーン企業に属しています。

ユニコーン企業の条件は、

・評価額が10億ドル以上
・未上場のスタートアップ企業
・創業10年以内
・評価額10億ドル以上
・テクノロジー企業

です。

このユニコーン企業が
スニーカーを出していることになります!

ニュージーランドの元プロサッカー選手
だったティム・ブラウン氏は、
大きなロゴと派手な色のスニーカーが苦手だったといわれています。

引退後、自らシンプルなデザインの
シューズを作ろうと考えていたそうです。

イメージはこうです。

・季節ごとのモデル入れ替えはしない
・小売店には卸さない

というポリシーを掲げた靴ブランドで、
私が考える売れるビジネスモデルの着眼点は、

スニーカー×1000億円以上IT企業
というGAPです。
しかも機能も
・洗濯機が洗える
・デザインがシンプル
・羊の毛でとても軽い
です。

その結果、世界一の履き心地と
いうフレーズが生まれてきました。

オンラインで靴を買う、
という体験はまだ多くの人
にとって馴染みが薄いです。


その昔の総合通販を経験した
私から言えば、返品交換が多く
とても儲かりませんでした。

しかし30日間
どれだけ履いても返品可能
というポリシーを貫いています。

2019年頃からは、リアル店舗にも力を入れて
おりブランド力が加速している
のもポイントです。

デジタルとアナログをしっかり融合しています。
このようにオンラインではできない
体験こそがD2Cブランドの成長の肝です

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