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従来のネット通販と 新しいニュースタイルの通販の違いはどこにあるのか?

ユーザーの消費行動がコロナによって変化しデジタル技術の発展
によって世の中の流れも大きな潮目に来ています。

コロナ禍の影響で、「リアル店舗」を構える
小売に激震が走っています。

私はこの危機は、リアル店舗が持つ強みを
「オンライン」と結びつけるチャンスと捉えています。

最速であなたの商品やサービスを
「オンライン化」する3ステップ法について
お伝えしていますが

STEP1【リアルの強みをオンライン用に変換する】
STEP2【ドライテストをする】
STEP3【テストマーケをする方法】


反響もありとても、リアルビジネスの経営者の
お悩みが手に取るようにわかります。
※異業種だから気が付く点もたくさんあるのだと
思います。

まずは、オンライン化を目指してほしいと思います。

また、ネット通販やECをしている方は、
異業種からどんどんネット通販に参入してきますので、
通販をしている経営者さんは、新しい通販スタイルを
目指してください。

今回は、従来のネット通販と
新しいニュースタイルの通販の違いはどこにある?

このダイジェストアジェンダを今回は、お伝えします。

まずは、共通項と違いをお伝えします。
共通項
・商品を販売する
・LTVの最大化
です。

違いは沢山あります。笑
※5つの切り口から解説します。

【消費トレンド】
従来型のネット通販:
消費行動は、機能性や価格など「モノ(商品)」がメイン。

新しいニュースタイル通販:
ショッピングを通じてどんな「コト(体験)」ができるのか、
誰かのために応援するエシカル消費
といったニーズが高まっています。

【集客】
従来型のネット通販:
インターネット広告がメイン。

新しいニュースタイル通販:
PRやSNSを導線設計に組み込む

【商品企画】
従来型のネット通販:
OEM(Original Equipment Manufacturer)で製造依頼がメイン。

新しいニュースタイル通販:
ODM(Original Design Manufacturing)企画から一緒に創る。

【商品&サービス】
従来型のネット通販:
機能性や価格に重きを置き、より効率的に商品を作る。
※良いモノを、より安く、より手軽と言った概念が優先させ、
付加価値といっても商品のみある状態で、プロダクト重視。

新しいニュースタイル通販:
世界観と商品をうまくリンクさせた有形×無形・デジタル×リアル
と言った組み合わせ掛け算をデジタルによって価値提供する。
※モノ(商品)とコト(体験)の垣根を取り払い、
ユーザーにとっての新しい価値提供(体験)。

【売り方】
従来型のネット通販:
有形の商材(美健関連)の定期購入販売。
※単品リピート通販と呼ばれています。

新しいニュースタイル通販:
有形の商材と無形の役務サービスの組み合わせ。
※頒布モデルとサブスクモデル

【一言でいう違いとは?】
従来型のネット通販・・・効率重視のため外注化する分業スタイル(DRM重視)
※DRMが主流で大切にするのは「商品」

新しいニュースタイル通販・・・世界観やあり方重視の内製化スタイル(のれん重視)
※カスタマージャニーが主流で大切にするのは、「世界観」

になります。

このように新しいニュースタイル通販は
企画・製造から販売に至るまでをすべて自社で行い、
販売も自社チャネルでのみ行うのが特徴です。

この新しいニュースタイル通販のことを
D2Cと呼んでいます。

D2CとはDirect to Consumerの略称のことを言います。

しかしながら、まだ日本式は確立されていません。
アメリカから概念をもってきているからです。

いわゆるメーカー直販型(SPA)のビジネスモデル
のようですが、デジタル技術をフルに活用して
顧客体験から経験までを包含して螺旋状でファン化を作って
いきます。

よって、通販マーケティングのみでは
上手くいかなくなります。

理由は、前述の通り商品ではなく
世界観セールスだからです。

このことを理解した戦略を用いる点が
これまでとの違いと言えるでしょう。

新しいニュースタイルの通販(D2C)は、
企画の段階からモノ(商品)ありきではなく、

世界観ありきでコンセプトを練って
顧客を巻き込んで創っていきます。

マンゴースイーを売るのではなく食を売る
マットレスを売るのではなく良質な睡眠を売る

といった具合に、商品そのものではなく
ライフスタイル全般に至るまでの世界観
をマルっとパッケージとして販売します。


このようにユーザーの消費行動がコロナに
よって大きく変化している背景は大きいいです。

新しいニュースタイル通販が
注目されているポイントは、世界観を重視する世界観セールスです。
ユーザーが求める「コト」主体の消費ニーズと、エシカル
ブランディングの親和性が高いとも言えます。

最後に重要なことは、デジタル技術が発展し5Gを活かして取り込めるか
によって覇権が変わります。

この新しいニュースタイルの通販(D2C)は
デジタル技術の発展を生かした、ビッグデータを活用していきます。

顧客の詳細なライフスタイルに関するデータを収集・蓄積し、
個人の関心や興味に最適化されたアプローチを提供しています。

SNSツールの存在は、この新しいニュースタイルの通販(D2C)
では必須です。
また、秋以降は、ライブコマースが一気に拡大します。

SNSはユーザーに対して世界観やブランディングを
行うのに優れたツールなので必須アイテムで
しかも外注ではなく、スタッフなどが更新をし続けないと
いけません。

まとめ
今回は、新しいニュースタイルの通販(D2C)
とこれまでの通販との違いについてお伝えいたしました。

どちらも、商品を販売する点は同じですが、
単にモノだけか否かが大きく異なっているという点です。

従来型は、がモノ(商品)を主体で効率性を重視
新しいニュースタイルの通販(D2C)は、顧客体験を主体とした世界観を重視
しかも、エシカルブランディグされるように設計する
※誰かのために応援し、持続可能か世界を実現する

この前提条件が両者の最大の違いです。

魅力ある価値提供の体験をデジタルとリアル
を通じて表現することは不可欠です。


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