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ショックマウントEnhanced Audio M600がガチヤバだった 音質ヤバ夫かよ

 こまごまと宅録環境を良くしています。どうもイーヴィルな斉藤(@evilsaitoh)です。

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 レビューしていないグッズはたくさんあるのですが、驚いたものがあったので紹介。
 しかも、マイクのショックマウントです。
 その名も「Enhanced Audio M600」。価格は約3万円(アホか????)

 M600には大きめの「M600XL」とさらに大きい「M600XXL」がありますが、Neumann TLM49とかをマウントするのでなければ普通サイズでOKと思います(直径65mmまでマウントできます)。
 私はスモールダイアフラムのコンデンサーマイクを使っているんですが、スモールなら普通サイズ一択です。


1 Enhanced Audio M600でどう変わるの?

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 ざっくりまとめます。

・低域が減る
・「馴染む方向」ではなく、「前に出る方向」の音になる
・全体的に部屋鳴りみたいなモワっとした音が少なくなる
 (部屋鳴り自体は変わらないけど、ブレる感じが結構減る)
・エフェクトのノリが良い!これに尽きる。
・トランジェントが速い(←これすき)

 「低域が減る」とは書いてありますが、これは正確な表現のためにわかりにくくなっています。
(こういうので「低域が引き締まる」とかって書く人いるけど引き締まった低域って何?何語?それとも普段からポエムで喋ってんの?平安貴族?ってなっちゃう。レビューで説明を放棄すんなよな!)
 低域は減るんですが、ブーミーになりがちなとき(近づいて近接効果があるときとか、「ん」の発音のときとか)に減る、って感じ。
 少なくともスカスカな音になるわけではなく、音程や発音が聞きやすくなるので「ああ^~本来の音ォ~」って感じがしています。

 「マイクの音は気に入ってるから変えたくないけど音質はアップしてぇ!」というわがままボーイの要望に応える品です。


2 まとめ

 正直、低域のEQの調整をし直さなければならないくらい音が変わりました。

 最初は「今までのマウントと大きさが違うし、マイキングの位置変わったからこんなに変化したのか?」とも思いましたが、キーボードのカチャカチャ音でさえ妙に引き締まってて結構笑ってしまいました。

 最近はビミョーな効果のオーディオグッズ(iPurifer ACとか)ばかりで良く感じなかったこともあり、初めて試したとき声が出ました(いやマウントだから声出さないと効果わかんないんですけどね)。


 なお、上の感想はRycote RY-INVUSMとの比較です。
 ちなみにRycoteのときは音の変化は感じませんでした。

画像1↑Rycote(ライコート)社の「RY-INVUSM」。樹脂製のハート型のところで保持し、バネみたいな弾力で揺れを伝えないショックマウント。

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