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⑳アウトプットする。

勉強というと、インプットのイメージがあります。
いわゆる、先生の話をよく聞くとか、板書をうつすとか、暗記するとかです。

しかし、もっと大事なのは、アウトプットです。

たとえば、you tubeでピアノの弾き方の動画を見たとします。
「わかった!こうやって弾けばいいんだ!」
と思って、いざ実行してみると、思うように弾けない。

そう、「わかる」と「できる」は違います。

自転車を補助輪なしで乗るためには、まずは補助輪付きで練習をして、
補助輪をとったら、後ろをもってもらって、
何回も転んだりしながら、だんだんとバランスがとれるようになってくるものです。

これをただ、こうやって乗ればいんだよと、口で説明したところで、動画を見せたところでできるようにはなりません。

もちろん、乗り方のコツを伝えていくことも大事。でも、アウトプットする、つまり、自分で実際にやってみるということが一番の習得法です。

インプットだけの勉強は本当の理解に達していないといいます。
だから、授業でも、一方的に先生が話すだけの講義型の授業では、生徒の理解度は低いといわれています。

授業を聞いて、「わかった」のに、テストで「できない」ということはよくあります。これは、「インプット」と「アウトプット」、「わかる」と「できる」を混同してしまうことで起きる現象です。

本当に理解できているかを確かめるために一番良いのは、自分が他人に教えるということです。理解していなければ、教えられません。また、教えてく中で、「あれ?もしかしたら、自分はここわかっていない」ということに気付くことさえあります。

実際に、問題を解いたり、討論したり、質問しあったり、説明したり、アウトプットを重ねることが真の理解につながるのです。頭の中で思っていることを言語化するというのも、アウトプットの方法の1つです。

だから、机上の勉強や暗記などのインプットだけでなく、実際に行動してみたり、問題を解いたりして、アウトプットをしていくようにしましょう。

まとめ
勉強はインプットとアウトプットの繰り返しである。

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