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22.呼吸を整える。

健康は身体的な健康とともに、心の健康もある。
「病は気から」というように、心の健康が身体の健康にもつながってくる。同じ1人の人間の体である以上、身体も心もつながっている。
食事や運動で身体の健康を保つこともそうだが、心の健康を保つことも重要だ。

ただ、体の健康を保つための取り組みは話題に上がりやすいが、あまり、重要視されていないのか、心の健康を保つための取り組みは話題になりにくい。しかし、先述したとおり、心の健康を整えることは重要だ。体と心は切っても入り離せない関係である。

では、心の健康を保つ方法は何か?
1つは「呼吸を整える」ことである。よく、緊張したときに、深呼吸をすると落ち着くということがある。「呼吸を整える」ということは、「心を整える」ということである。

人間は常に、頭を働かせている。寝ている間でも、脳は働いている。
脳を休ませる方法として、睡眠がある。だから、睡眠は非常に重要だ。
朝起きた後、脳は整理され、すっきりした気持ちになる。
朝の方が勉強に適しているのはそのためだ。
早起きは三文の得という言葉もこういったことから生まれたものだろう。

座禅なども、まさに、その類のものだ。
スティーブジョブズも座禅を好んだという。時間や脳の無駄遣いが嫌いで、無駄に考えすぎないように、服のローテーションすら決めてしまっていたジョブズも、座禅の時間がないことは許せないくらいだったようだ。
そのくらい、彼にとっては、心や脳を整えることが重要だったようだ。

人間は常に考えている。1日1万個の考えが浮かぶという。
だから、少し脳を休ませてあげよう。
心を休ませてあげよう。

さあ、今から1分間、何も考えない時間をつくってみよう。
ゆっくり息を吸って、吐いて。
呼吸に集中しよう。

考えないことって難しい。
そのくらい普段私たちは、いろいろなことを考え過ぎだということだ。

プラスの考えならいいが、1万個がすべて、マイナスの考えだとしたら。
マイナスのオーラで埋め尽くされてしまうだろう。
考えただけでもぞっとする。
我々には休む時間も必要なのである。

まとめ
1日ちょっとでもいいから、何も考えない時間をつくってみよう。
ゆっくり息を吸って、吐いて。
呼吸に集中しよう。

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