見出し画像

⑦+α

今日は、+αについての話ををしよう。

2008年、北京オリンピック。
フェンシングという競技で太田雄貴選手が銀メダルを獲得した。このとき、始めて、フェンシングという競技を知った。日本フェンシング史上初の銀メダルということもあり、大きく話題になった。オリンピックを観ると、こんなにもいろいろな競技があるんだと驚かされる。

サッカーの競技人口が約750万人、野球の競技人口が約730万人らしい。一方でフェンシングの競技人口は約6000人。フェンシングをおこなっている人も相当な努力をしているだろうし、その中で勝ち抜くのは難しいとは思うが、確率論だけの話をすれば、どちらで頭角をあらわしやすいかは明白である。

みんなが狙わないところを目指すというのも、非常に大切である。
昔、大量生産が重要視されていたころは、いかに同じものを作るかということが重視されていた。教育も同じだった。いかに同じ平均的な人間を作るか、(言い方はよくないね。)が重要視されてきた。

でも、今は違う。

物が充実している中で、差別化されたものが重視されるようになってきた。

だから、人もそういう人が重要視されるようになってきている。人も「差別化」が重要なのだ。

SMAPの大ヒットソングに「世界に一つだけの花」という歌がある。この歌が、あれだけ大ヒットしたのには、誰もが、その重要性に気付いているからである。

「Only1」こそが「No1」なのだ。いうまでもなく、「only1」であれば、敵なし。「No1」である。

自分が他の人と差別化できるところは何か?

自分をブランディングし、自分の市場価値を高めていく。
これからは、本当にこれが重要である。
まわりの大人の平均的な人間をつくる教育に惑わされてはいけない。
まわりの大人はそういう教育を受けてきた。
大人は自分が受けてきた教育こそ、正しいと思いこんでいる。
だって、それを否定したら、今までの自分の努力、すなわち、自らを否定することになるからだ。そんな勇気など、大人にはない。

自分の強みは何か?

ヒントとしては、まるっきり新しいものを作る必要はないということだ。
付加価値を加える。
あるものの組み合わせ、掛け算でもよい。

有名なのは、3つをかけあわせると、民間人校長として活躍した藤原和博さんの100万人に1人の存在になるという話だ。
例えば、先ほどの例でいうと、野球の競技人口は日本だけで730万人いるが、これに、音楽、店長を組み合わせると、元高校野球児が営む、歌って踊れるカフェが完成する。こうなると日本にもあまりない存在になる。
だから、そこでしか味わえない空間が生まれる。

なんでも屋ではだめだ。○○の専門店を目指そう。

自分を差別化するためには、いかにライバルのいないところを見つけるかだ。
これからの時代、ますます重要になってくる考え方だ。

まとめ
自分のonly1をさがし、自分をブランディングしていこう。

キミのonly1は何ですか?
といっても難しいよね。

じゃあ、キミの得意なこと、強みは何ですか?3つ挙げてみよう。
○○×○○×○○
これが少しヒントになるかもね。
人間みんな十人十色。
自分ではこんなことで差別化できるの?とか、みんなできるんじゃない?とか思うかもしれないけど、案外100万人に1人の存在になってるかもよ。
自分では意外に気付かないんだよなあ。

よろしければサポートをお願いします。