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株式会社万葉は「いいものを、たのしく。」をモットーに、エンジニアリングパートナーとして…

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株式会社万葉は「いいものを、たのしく。」をモットーに、エンジニアリングパートナーとしてRuby / Rails 等を用いた開発、チーム作りの支援を行っています。 https://everyleaf.com/

マガジン

  • Hotwire Lab

    万葉で取り組んでいるHotwire 活用のための活動や、参考となる情報を日本語で発信します。

最近の記事

Hotwireことはじめ 〜詳解① Turbo Driveの有効化で画面変化をなめらかにする〜

はじめにこんにちは、万葉でバックエンドエンジニアをしている吉原です。 この記事は、2022年12月13日に開催されたRubyセミナーOnlineでの「Hotwireことはじめ」セッションを解説する記事シリーズの第2回目です。 前回の記事はHotwireことはじめです。こちらの記事ではセッションの概要やサンプルアプリのご紹介をしていますので、まだご覧になっていなければ是非こちらも併せてお読みください。 今回はRails7で構築されたサンプルアプリのTurbo Drive

    • Hotwireことはじめ

      はじめにこんにちは、万葉でバックエンドエンジニアをしている吉原です。Railsを中心に、効率的で強力なウェブアプリケーションの開発に日々取り組んでいます。 この記事では、2022年12月13日に開催されたRubyセミナーOnlineでの「Hotwireことはじめ」セッションについてご紹介します。 セッションの概要「Hotwireことはじめ」セッションでは、Railsの知識はあるがHotwireに不慣れな方々に、Hotwireの基本的な概念とその活用方法を紹介しました。

      • 最近の Hotwire 情報 〜2023 autumn〜

        こんにちは @tatsuosakurai です。 最近、Hotwireのカンファレンスでの発表や、メーリングリストなども増えたのでまとめてみます。(自分もまだ見られてないものも多く、一覧にしたら便利だったので、そのまま公開します)今年はHotwire波が来ているのでは?!という雰囲気を感じていただければと思います:) 2023/09/09 大阪Ruby会議03大阪Ruby会議03でHotwire絡みの発表は2本:) ⚡️Hotwireを使ったモーダルUIを15分で作る

        • 第2回万葉ハッカソン開催レポート

          こんにちは、万葉でエンジニアをしている諸永です。 先日、万葉で第2回目(※)の社内ハッカソンが開催されました。大いに盛り上がったイベントの様子を皆さんにお伝えできればと思います。 ※ 第1回の様子はこちらで紹介しています。https://note.com/everyleaf/n/n66dee5c10cda 使用技術とお題使用技術は React 、お題は TODO管理アプリでした。選定理由は、それぞれ以下の通りです。 使用技術(React): 万葉で一番使い慣れている技

        Hotwireことはじめ 〜詳解① Turbo Driveの有効化で画面変化をなめらかにする〜

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        • Hotwire Lab
          9本

        記事

          個人の生活を大切にする文化 〜 産休・育休を経て感じたこと 〜

          こんにちは。万葉でエンジニアをしている金山です。 2022年7月から産休・育休を取得し、2023年4月に復帰しました。初めての出産・子育てを経て改めて万葉の良い文化を感じたので、そのことについて経験を交えて書きたいと思います。 産休・育休への漠然とした不安万葉には、子育て中の現役エンジニアが多く在籍しています(社長の大場もその一人です)。性別にかかわらずほとんどの社員が、子どもが生まれたら育休を取得しています。 それでも、私には、産休・育休をとって大丈夫なのか漠然とした

          個人の生活を大切にする文化 〜 産休・育休を経て感じたこと 〜

          気軽に Hotwire を触ってみよう

          こんにちは、万葉の チームおじさん こと tatsuosakurai です。 はじめに本記事では、Hotwire が気になっているけれども、まだ触ったことがないという方に向けて、Hotwire を気軽に触る方法を紹介します。 Hotwire というと、Railsエンジニアに限定した話というイメージがあるかもしれません。しかし、実は Hotwire は、 HTML と多少の JavaScript 知識があれば簡単に理解・活用できる技術です。 ここで紹介している内容は、 R

          気軽に Hotwire を触ってみよう

          最短ルートで仕事を快適に!万葉流テキストコミュニケーションの極意 (下)- 実践編

          こんにちは。万葉管理部の小川です。 前回の記事「最短ルートで仕事を快適に!万葉流テキストコミュニケーションの極意(上)- 原則編」では、「最短ルートで仕事の目的を達成できるコミュニケーション」に役立つ次の3つのポイントをご紹介しました。 自分の目的を強く意識する 自分の期待するリアクションを相手に分かりやすく伝える 相手が楽に理解できるようにする 本記事では、これらのポイントを踏まえて、実際に良いテキストコミュニケーションのための文章を作成するためのコツについて解説

          最短ルートで仕事を快適に!万葉流テキストコミュニケーションの極意 (下)- 実践編

          最短ルートで仕事を快適に!万葉流テキストコミュニケーションの極意(上) - 原則編

          こんにちは。万葉管理部(※)の小川です。 ここ数年で、新型コロナウィルスの影響でリモート勤務が増えたり、DX推進がされた結果、チャットやメールによるテキストコミュニケーションの重要性がますます高まっていると感じます。 万葉には、採用ページでもご紹介しているように「言葉を大切にする」価値観があり、私たち管理部社員は、社員とのコミュニケーションにおいて言葉を大切にしてきました。特に、社内のコミュニケーションの中心となっているチャットでのやりとりにおいて、できるだけスムーズに用

          最短ルートで仕事を快適に!万葉流テキストコミュニケーションの極意(上) - 原則編

          既存サービスに Hotwire を部分導入して得られた知見

          はじめにこんちには。万葉でエンジニアをしている koheitakahashi です。 この記事では、既存のサービスに Hotwire を部分的に導入した際に得られた知見として、どのような問題に直面したかということと、その対応策をご紹介します。 Hotwire の導入を検討している方にとって、この記事が導入の判断材料になれば幸いです。 導入したサービスの概要今回は、弊社が参画しているローカルワークス様のリフォマ というサービスに Hotwire を導入しました。 リフォマ

          既存サービスに Hotwire を部分導入して得られた知見

          Turbo ソースコードの実体を確かめる

          こんにちは、万葉でエンジニアをしている吉原です。 この記事では、Hotwire の中核である Turbo がブラウザで動作するために、ソースコードがどのように届けられているか、どこに配置されているかを探求していきたいと思います。 Rails 7 ではデフォルトで Turbo を使用することができます。あまりに簡単に利用できるので、私はどのようにコードが実行されているかがわからず、魔法のように感じていました。 こういった便利な機能は、フロントエンドの知識や関心が薄いエンジ

          Turbo ソースコードの実体を確かめる

          第1回万葉ハッカソン開催レポート

          こんにちは、万葉でエンジニアをしている諸永です。 先日、万葉で初の試みである社内ハッカソンが開催されました。 様々な工夫を凝らした、充実したイベントでした。 今回は、このイベントの様子を皆さんにお伝えできればと記事を書きました。 開催の目的ハッカソン開催の目的は、次の3つでした。 日頃、フルリモート勤務で交流が不足しがちな社員同士が、交流を深められるようにする。 期限が決められた中で成果を出すための練習機会とする。 全社的な技術力向上を図る。特に、万葉は Hotwi

          第1回万葉ハッカソン開催レポート

          Hotwire キャッチアップ体験談

          こんにちは! 万葉でエンジニアをしている koheitakahashi です。 万葉は Hotwire を推していきます! でご紹介したように、弊社では Hotwire を推進するために情報発信を行っています。今回は、私が Hotwire をどのようにキャッチアップしたのかと、その過程で感じたことをご紹介します。 これから Hotwire をキャッチアップされる方が、この記事を読んで「Hotwire をキャッチアップする道筋がイメージできる」状態になることを目指しています

          Hotwire キャッチアップ体験談

          Hotwireかんたん入門

          こんにちは。万葉でエンジニアをしている金山です。 前回の記事「万葉は Hotwire を推していきます!」では、Rails7 の標準となった Hotwire(HTML OVER THE WIRE)を万葉も推進していきたい、ということをCEO & CTOが書きました。続く本記事では、 Hotwire についてはまだ詳しく知らないという方に向けて、概要をわかりやすく説明してみたいと思います。 Hotwireとは?近年、モダンなWebアプリケーションは、React や Vue.

          Hotwireかんたん入門

          万葉は Hotwire を推していきます!

          こんにちは、万葉で CEO & CTO をしている田中洸一です。 Rails 7 から標準になった Hotwire を、万葉では全社をあげて推していく事にしました! この記事では、その事について詳しく書こうと思います。 モチベーション昨今、React や Vue.js をはじめとするフロントエンド技術が目覚ましく発展しています。新しい技術の盛り上がりは楽しく、喜ばしいことです。 しかしながら、ここ最近では、少しリッチな Web アプリケーションを作成しようと思うと、フ

          万葉は Hotwire を推していきます!

          万葉の新入社員教育用カリキュラム

          こんにちは、nay3です。前回の「本当はわかっていなかったリモートワークのこと」から少し話題を変えて、今回は、万葉のエンジニア新人研修で活用している教育カリキュラムについてご紹介したいと思います。 教育カリキュラムとはこの記事を読まれている方の中には、万葉が2017年から公開している、Ruby on Railsや周辺技術を習得するための 新入社員教育用カリキュラム をご存知だったり、ご利用いただいている方もいるかもしれません。 この教育カリキュラムは、RubyWorld

          万葉の新入社員教育用カリキュラム

          本当は分かっていなかったリモートワークのこと

          こんにちは、nay3です。前回の「所定労働時間を7時間に減らして3年が経ちました」に引き続き、今回はリモートワークについて書いていきたいと思います。 この記事を書きたいと思ったきっかけ万葉は10年以上前からリモートワークを取り入れていたため、リモートワーク自体は私たちにとって特別新しい話題ではありません。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大防止のためにほぼ完全にリモートワークに移行してみたところ、以前のリモートワークには不足な点があった、生き生きと働くことを妨げている構造が

          本当は分かっていなかったリモートワークのこと