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徹底考察! 283プロのアイドルがギャンブル漫画に出たらどうなる?

こんにちは、生乾き三十郎と申します。
皆さんは命を懸けてギャンブル、してますか?

ごく一般的なギャンブルのイメージ

残念ながら私は自分の資産を使ったギャンブルの経験には乏しいのですが、ギャンブル漫画を読むのは大好きです。カイジや嘘食い、賭ケグルイなどは各種メディア展開もさかんで、作品を知らずとも名前を聞いたことぐらいはある人も多いのではないでしょうか。
こうした作品の魅力は

読者の予想を超える智略の数々! 

登場キャラクターの克明な内面描写とそれを利用した駆け引き!

そしてそれらの戦略を凌駕する、誰にも操作できない運!

大まかに分けてこの三要素が支えているような気がします。作品によってはイカサマが大前提で進んだり、ゲームのルール自体に隠された意図があったりとそれぞれ特色があることも屡々。どれも読み手の予想を超えて繰り広げられる展開に思わず舌を巻くこと必至です。

さて、話は変わるのですが皆さんはアイドルマスターシャイニーカラーズをご存じでしょうか。バンダイナムコエンターテインメントの誇るアイドルマスターシリーズの一つであり、界隈内外からの注目度の高い一大コンテンツです。
シャニマスと略され、愛され、親しまれているこのコンテンツ。多くのファンが高い評価を下しているのがそのシナリオです。登場するキャラクターの一人一人の行動心理を丁寧に描き、細かな息遣いやSEまで用いてその世界観を堪能させてくれる制作陣の心意気が話題を呼んでいます。その表現の熱量は、アイドルの一人一人の命を確かに私たちに感じさせてくれるほど。
そしてシャニマスは時としてifストーリーを公式で展開してくれます。代表的なのがエイプリルフールとハロウィンのイベントシナリオ。私たちのよく知るアイドルと同姓同名の別の誰かが、そんなことない出来事に出くわしたりします。去年は集まった少女たちの中で殺人事件が起きてその犯人を特定するというサスペンス、さらにその前は世界観が何十通りにも枝分かれして敵対ロマンスやら裏切りやら好き勝手やってくれました。

……おや? それなら、シャニマスのアイドルたちがギャンブル漫画に出たときのことを妄想しても差し障りないですね?

さあ、賽は投げられました。
ここから先は私の頭の中の情報開示。
完全に「ない漫画」で彼女たちがどんな活躍を見せてくれるのかを妄想したものの開陳列伝。
振り落とされるな、しがみつけ!!!!!!!!

~レギュレーション~

今回はギャンブル漫画に出た際にどんな立ち回りを行うのかを考えるうえで、それぞれの能力値を評価する形式をとった。評価するのは戦術・知略の巧緻を問う「頭脳戦」、お互いの心理を読み切り騙しあいを制する「心理戦」、それらで推し量れない不確定要素の「運」の三要素。それぞれにS,A,B,Cの四段階で評価を与える。大体の指標としては以下の通り。

S 他のアイドルに比べても抜きん出ている
A 優秀な能力
B 凡程度
C 少し他のアイドルに比べると劣る部分がある

同アルファベットとなっている者でもそれぞれの特性・個性があるため横ひと並びにはならないことは先んじて言及しておく。また、「ありそうな物語の展開」も併せて付記するのでそちらもご確認いただきたい。

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それではゲームのルール説明は以上になります。
ご両人とも異論はないでしょうか?

よろしい。
ゲームの公平な進行は私が保証いたします。
くれぐれも私の目の届く内に不正を致しませんように。

それではゲーム開始です!

〇 イルミネーションスターズ

シャニマスを5年にわたり引っ張り続けている看板ユニット。シャニマスの世界観は彼女たちがその礎を築いたといっても過言ではないでしょう。そんな彼女たちは全25人の所属アイドルの中でも他の誰かを想い、支える側面が強い三人。今回の記事の主題である頭脳戦漫画のように誰かを騙しきるような立ち回りは厳しそうに見えますが……?

櫻木真乃

頭脳戦:B
心理戦:B
運:B

「ほわっ……カードの引きがよかったみたいです……っ!」

ギャンブル漫画においてそう目立つ能力を持っているわけではない、ごく一般的な実力です。イベントシナリオ「For Your Eyes Only」では常軌を逸したと言ってもいいほどの数学者を演じていましたが、あれは役の話なので……福山雅治が物理学の論文を提出していないのと同様に、真乃も年相応の頭脳であると考えていいでしょう。
その一方で、色物強者枠としての適性はあります。持ち前の鳥と心を通わせる能力を発揮してイカサマに転用するなどの活躍が見込めます。特定のスートの時にピーちゃんが反応するように仕込むなど、対戦相手の意表を突く戦術が可能です。

風野灯織

頭脳戦:B→A(成長後)
心理戦:C
運:B

「この局面、あの人なら……!」

ギャンブル漫画における主人公適性が非常に強いです。他の人につけ込まれやすい人の良さ、少し脆弱な面があるメンタル。そこから立ち上がり、強くあろうとする気高さ。彼女程の伸びしろを持つ人間はそう多くはないでしょう。
この物語は彼女が友人の借金を肩代わりして、返済のために已むに已まれず賭場を訪れることから幕を開けます。キレ者の天才ギャンブラーをすぐそばで見守り続け、終盤には自分自身も覚醒して目覚ましい活躍を見せる梶くん枠です。

八宮めぐる

頭脳戦:C
心理戦:A
運:B

「了解、任せて! その次はどう動けばいいかな!」

ギャンブル漫画適性はあまり高くない方でしょう。近くに優秀な軍師がいてその身体能力を発揮できるタイプ。盤上遊戯を人間サイズで再現するなどの、この手の漫画にありがちなどこから予算を組んだのかわからないタイプのゲームにおいては活躍が見込めます。
他の人間を慮ることに信条を持つため、人の心理を読み解くことには長けています。しかし、それを利用して作戦を組み立てられるかというと話は別。基本的に『誑かす』ということ自体が不得手。
物語においては、賭場の情報などを主人公サイドに持ってきてくれる橋渡し役かもしれません。

〇 アンティーカ

ユニットの雰囲気として、今回の主題に最も適性があるのはこのユニットでしょう。シックでダークな世界観は賭け事の世界に強い親和性があります。頭脳戦、心理戦のどちらについても活躍の見込めるアイドルが多く、全体の実力も高そうです。

月岡恋鐘

頭脳戦:C
心理戦:B
運:A

「ふぇ? そがんルールがあるなら先に言ってほしか~~~~!」

ユニットのセンターを務める彼女ですが、その適正はあまり高くはないでしょう。理詰めの作戦や駆け引きには挑まず、自分の運否天賦に任せた戦いを行います。チェスの盤面のように一手一手を詰めていく局面を一人で打破するだけの潮目になりうる存在でしょう。ゲームのルール自体を誤解していたが、結果としてそれが敵の作戦を瓦解させるのに一役買ったりする場面がありそうです。

田中摩美々

頭脳戦:S
心理戦:A
運:B

「あなた、悪い子ですねー」
「______でも」
「摩美々の方が、もっと悪い子なのでー」

アンティーカの強キャラ枠その1。勝利のためには手段を択びません、ただし人を傷つける手段を除いて。ブラフやイカサマも積極的に活用するほか、駆け引きにも強い。物語において主軸を担う、主人公サイドのエースとなり得る存在です。
舌舐めずりしながら相手の思考を絡め取っては、また一つチュッパチャプスを口へと運ぶことでしょう。

白瀬咲耶

頭脳戦:A
心理戦:A
運:B

「あなたのすぐ傍で……勝負の行く末を見守らせてほしい」

優秀な能力を持っているが、性格趣向からして勝負に積極的な人間ではないでしょう。日常パートで金銭が絡まない、リスクのあまりない勝負でやっとその実力を垣間見せるパターン。物語の最後まで、強キャラオーラを漂わせている意味ありげなキャラ。スピンオフ作品で過去が明かされるタイプでしょう。スーツを着込んでゲームの運営サイドに回るのも似合う。

幽谷霧子

頭脳戦:A
心理戦:S
運:B

「あなたの声が……聞こえました……」

アンティーカの強キャラ枠その2。摩美々とは反対に心理戦に長けているのが霧子。国立医学部B判定なだけあり、頭脳戦においても他のアイドルより実力は上。
相手の行動を見透かしたような言動をとり、どこまで読み切っているのか先行きの見えない不安に相手を落とし込みます。物語中でも異色の存在として描かれることから、序中盤に登場するものの読者の人気投票では常に上位に位置するキャラ。対戦相手は動揺の末に緩やかに敗北へと向かっていくことから、“白衣の悪魔”などの異名を持ちます。

三峰結華

頭脳戦:B
心理戦:A
運:B

「ははーん……まみみん、さてはジョーカーを誘ってますな……?」

物語を円滑に運んでくれる解説役です。勝負が展開する中で読者にそれぞれの狙いと思惑を事細かに説明してくれることでしょう。ただ、ここでの説明は物語の展開上「そう見える」状況の説明であるため、結局のところ後の展開で彼女の説明は大体がその裏をかかれることになりますが。
それでいてサポーターとして勝負に参戦することも稀にあります。安定して優秀な能力を発揮してくれる他、味方のために尽くしてくれることでしょう。

〇 放課後クライマックスガールズ

あまりにも”光”すぎる
何かと勝負事には縁があるユニットですが、今回の主題であるギャンブル漫画となると少しその毛色は異なります。根性や気合で乗り切れる局面は多くなく、彼女たち自身の持ち味は生かされにくいかもしれません。アンダーグラウンド、裏社会を舞台にした活躍はいかに……?

小宮果穂

頭脳戦:C
心理戦:C
運:B

「あたし、かけひきは苦手ですけど……せいいっぱいがんばります!」

流石の年齢のことがあり、頭脳戦の舞台ではその未熟さが目立ちます。ほかのメンバーのサポートと応援が基本。ただその潜在能力は目覚ましいものがあり、時に他の観戦者より一歩先を行った状況分析を行うことが……?

有栖川夏葉

頭脳戦:S
心理戦:A
運:B

「有栖川の名を背負っているのだもの。名に恥じぬ勝負をするわ」

文武両道を掲げる夏葉はギャンブルの舞台においても優秀な成績を残します。その戦法は堅実の一言に尽き、避けられるリスクはとことん避けてきます。正々堂々とした戦いを好み、イカサマや不正を前にして憤慨する場面も。ギャンブル要素の絡む勝負もしないことはないが、運に強い怪物相手との勝負では少し喰われがち。

西城樹里

頭脳戦:B
心理戦:B
運:B

「夏葉は全力で、全部賭けて勝負してんだ……! 悪いけど、それを穢すような真似……アタシは許しちゃおけねえ……!」

本人の能力自体にギャンブルで秀でたものは認められず。狡猾な相手に手玉に取られ、「あ〜〜〜〜〜!」と声を上げながら頭をくしゃくしゃに掻きむしっているような絵が思い浮かびやすいです。彼女もめぐると同じくして、指揮する人間がいて輝くようなタイプなのでしょう。彼女も不正にはあまり好意的ではなく、夏葉の勝負において対戦相手のイカサマを弾圧する立場でサポートを行います。

杜野凛世

頭脳戦:A
心理戦:S
運:B

「では、丁か半か……張った張った……」

ポーカーフェイスを体得し、心を常に凪で留めておけるため読み合いに強いキャラ。物語の中盤で丁半博打やオイチョカブなどの和式の賭博を取り仕切る人間として登場するライバルキャラです。どれだけ劣勢に立たされようとも平然としてゲームを推し進めようとするその姿は鬼気迫るものがあります。勝負が終わった後はしれっと主人公サイドにおり、コマの隅でデフォルメされた絵柄で浮世離れボケをかましています。

園田智代子

頭脳戦:B
心理戦:B
運:B

「やった……! ついにやった、園田智代子……大勝利!」

勝負事には強くない方。作戦には乗せられやすく、動揺もしやすい。それもあってか彼女の内面描写のモノローグは多くなります。長考をする際には手のひらサイズのチョコ菓子を次々に口へと運びます(モグチョコ)。糖分補給しないと頭が疲れちゃうからね。
彼女の強みは勝負の場から降りないガッツ。粘り強さの末に掴み取る勝利は少年漫画的。序盤から登場しており、いつも負けが混みがちだが、中盤後半で大きな見せ場が一つ来ます。

〇 アルストロメリア

サービス初期の印象では彼女たちもそれほど頭脳戦や駆け引きへの適性はなかったです。ですが、コンテンツが5年続き、これまでに積み上げてきたシナリオ、見えてきた側面からその認識は改めざるを得ません。綺麗な花には棘がある。最強議論に食い込むだけのポテンシャルは十分に有しているユニットといえます。

大崎甘奈

頭脳戦:B→S(姉妹共闘時)
心理戦:B→S(姉妹共闘時)
運:B

大崎甜花

頭脳戦:C→S(共闘時)
心理戦:B→S(共闘時)
運:A

「にへへ……それ、ブラフでしょ……甜花、知ってる……!」
「すごーい甜花ちゃん! 冴えてるー!」

それぞれ単独では際立った活躍はないです。というか漫画的に考えると単独での勝負はしないのでは? スポーツ漫画などだと双子キャラは自立するシーンが入るものですが、ギャンブル漫画のセオリーは「利用できるものはとことん利用し尽くせ」。最後まで共依存的に戦う方がベターかもしれません。
ギャンブル漫画において双子キャラはちょくちょく変わった扱いをされがち。賭博場の異質さを際立てるエッセンスとしての紹介役であったり、共感覚などの異能じみた能力で戦略を構築するチートキャラであったり。なんか『本当の〇〇は昔に死んでいた』とかややこしい人間関係を持ち出したりもします。
そこまで行かずとも、共に積み重ねた時間から生み出した二人の間だけで通じるサインなどは割と現実的ではないでしょうか。大崎姉妹においても単独よりも二人揃っての戦法が考えられます。

桑山千雪

頭脳戦:B
心理戦:S
運:B

「ふふ……あなたの緊張、ここまで伝わってきちゃってます」

人心掌握がひたすらに上手い。「落としの魔女」の印象が強いですが、普段の会話でも他のアイドルよりも少し俯瞰的な姿勢を覗かせる場面があるため、その点で上を行きやすいはず。相手を動揺させるよりは、勝負の最中に相手が何を考え、どう立ち回っているのかを見抜くタイプ。一方で、ここ一番での攻めっ気には欠ける部分があるので、一気に突き崩されると弱い部分もあります。

〇 ストレイライト

イベントシナリオで見つめてきた彼女たちの姿からしても、今回の主題への親和性はかなり高そうです。アイドルとして上を目指すうえでも戦略を絶やさない彼女たちは頭脳戦において高い活躍が見込めそうですが、そのほかの要素はどうだろうか……?

芹沢あさひ

頭脳戦:S
心理戦:B
運:B

「あはは、次はどんなゲームで遊ぶっすか?」

ゲームの理解の速さも深度も段違い。ギャンブル漫画の主人公やメインライバル役を張れる器。心理戦は未熟で、運も別段よくはないですが、頭脳で補って余りある実力の持ち主です。283プロのアイドルの中でもトップ争いに食い込んでくることでしょう。
頭脳のほかにも常人ではできない離れ業をやってのける場面もありそうです。トランプゲームのギャンブルにありがちな「こいつ……まさかこれまでに出たカードを全部把握しているのか……?」をやってきても違和感がない。

黛冬優子

頭脳戦:B
心理戦:A
運:B

「残念ですけど、ふゆの手札はブタだったんです♡ 降りてもらえて助かっちゃったなぁ~」

良くも悪くもバランス型。言い方は悪いが、ストーリーにおける序盤のかませ役となりがち。ふゆモードでカモを嵌めているところを突然現れた芹沢あさひに荒らされて、本性をむき出しにして怒り狂う。
その一方でこの手のキャラは真っ先に主人公サイドに立ってくれる心強い味方というのも鉄板。作中での成長も目覚ましく、終盤ではあさひと同時に別の場所で戦い、その背中を託すようになります。
要は賭ケグルイにおける早乙女芽亜里ポジ。

和泉愛依

頭脳戦:C
心理戦:C
運:A

「あたしは……コール。まだ、戦うから」

ストレイの中では一番ギャンブルに不向き。作戦を立てるのは苦手だし、人の良さから利用されやすい。あさひと冬優子には全幅の信頼を預けるので、二人が作戦のために一時的にハメたりする。その時はちゃんと怒ることは怒るが、謝られたら許しちゃう。
一方でステージ上の『あたし』を勝負の場にも転用できるのでポーカーフェイスは一丁前だったりする。内心はめちゃくちゃに焦っている。

〇 ノクチル

倶楽部賭郎?


浅倉透

頭脳戦:C
心理戦:B
運:S

「あー……ごめん、なんかよくわかんないけど。勝っちゃった、かも」

智略や駆け引きの上を飛び越える豪運の持ち主。ゲームのルールを理解しておらずとも、持ち前の運で何とかなっちゃう。独自の考えを組み立てて行動して、セオリーの一斉を無視してゲームを運ぶがために読みづらい。相手が実力者であればあるほど苦戦を強いられる大物食いといえることでしょう。中には生まれたってのギャンブラーと評する者も。

樋口円香

頭脳戦:A
心理戦:A
運:C

「お生憎様、勝利の女神はこちらに微笑んだようです」

透とは対照的に、ゲームのルールに正面から向き合う戦い方。駆け引きになった場合でも優位は取られづらく、堅実に勝ちを狙いに行けます。ノクチルの中では主戦力的な側面があり、踏んできた場数も多い。
また、盤外戦術にも長けています。シニカルなものの見方は勝負においても作用し、その言葉は相手の思考を徐々に蝕んでいくことでしょう。

市川雛菜

頭脳戦:B
心理戦:A
運:A

「ん〜、次は強いカード引けたらいいけどな〜」

感覚的なプレーをしているようでその実ちゃんと戦術を組み立てているタイプ。円香よりは運に頼る場面が多いですが、そこでも成果をちゃんと上げているのが雛菜。
試合の流れに気分が左右されやすいタイプで、出す手もそれに応じて強気になったり弱気になったり(というよりはやる気が減退している)する。そのため戦績にはムラが多くなりがち。

福丸小糸

頭脳戦:A
心理戦:C
運:B

「だ、大丈夫……確率的にはありえないから……い、いける……」

超努力型かつデータ型。これまでに使われた戦術をデータベースから引っ張り出して転用する超セオリーベースの戦い方。それゆえに不確定要素に脆く、自らも掻き乱されると露骨に反応してしまいます。
おうちの方針でギャンブルは一日1時間まで。

シーズ

283プロ唯一のデュオユニット。その在り方は似通うところがありながらも対照的なところもあります。今回の主題にそれを落とし込んだ場合、彼女たちがどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

七草にちか

頭脳戦:B
心理戦:C→A(成長後)
運:B

「あははっ! ここで引けないとか、めっっちゃ運悪くないですか? そんなこと普通あります~?」

主人公適性キャラその2。にちかが脂汗タラタラに負債を抱え込んで千載一遇のチャンスに飛び込むところから物語は幕を開けます。追い込まれるとまるで余裕がなくなる彼女でしたが、物語が進行して成長するにつれ、そのメンタルも鍛え上げられていき、今度はその減らず口が戦術の一つに昇華されます。敵が苛ついて短慮に出した手の急所を掠め取るようにして勝利を掻っ攫います。

緋田美琴

頭脳戦:S
心理戦:S
運:B

「______賭けられるものは全部賭けないと、勝負とは言えないでしょ?」

ギャンブル漫画におけるラスボス級のキャラ。破滅圏内に踏み入るベットも、自分の命を危険に晒すような戦略も平然とやってのけます。その行動の豪胆さ、異質さが都度見開き2ページに渡って強調されます。運は主人公サイドに比べると劣りますが、勝負に捧げる狂気にも等しい熱意で勝利を手繰り寄せてきます。元から感情表現が控えめな彼女はポーカーフェイスも達者で、ブラフをまるでブラフと気づかせません。彼女を正面から打ち破るのは至難の業と言えます。

以上、25名の評価が出揃いました。

これらは「頭脳戦」「心理戦」「運」の三つの要素について其々評価をつけていったものですが、それらを含めた総合的な実力としてランクをつけるならこうなるでしょう。

Tierランク表
S あさひ  美琴  摩美々 
A 夏葉  霧子  千雪   透   甘奈・甜花(共闘時)
B 咲耶  凛世  円香  冬優子  雛菜  灯織(成長後) にちか(成長後)  
C 結華  智代子  真乃 甘奈  
D 灯織  小糸  樹里  恋鐘  にちか  めぐる
E 愛依  甜花  果穂
※同ランクでも左に行く方が実力は上とする

評価を高くしているのは、やはりコミュ内で異質な雰囲気を漂わせているアイドルですね。他の者を食ってしまいそうな個人のクセの強さというのはやはりギャンブル漫画においては重要な要素です。その中で順当な知性のイメージで評価を高めている夏葉は異質な存在なのかもしれません。また、コミュ内で揶揄われたり嘘をつくのが下手だったりする描写があるアイドルはどうしてもギャンブル漫画の世界では実力の評価を落としがちですね。中には勉強が明確に苦手とされるアイドルもいるため、そこはそのままに適用しています。稀にギャンブルのような才だけ突出しているケースもありますが、それは今回はご勘弁をということで。

とはいえここにランクで示されている通りに必ずしも勝敗が決するわけではないです。アイドル同士の相性は勿論ありますし、どこまで私たちのよく知るシャイニーカラーズの文脈を適用するかにもよって展開は変わるでしょう。それこそギャンブルの勝敗を決するのは最終的には時の運なのですから。

これは完全に私の妄想プロットなのですが……

例えばこういうこともあるでしょうし……

こういうこともあるかもしれません。

そしてこの評価・ランクも私から見た上での印象でしかない。私もコミュの全てを追えているわけではないですし、どうしても主観が入ってしまっている部分はあります。

……ここまで言えばお分かりですね。

さあ、あなたもベットするときが来ました。

脳がひりつくようなギャンブルの世界に身を投じる、ifのシャニマスアイドルたちをあなたも思い描くのです。
どんな世界観で、どんなゲームに挑んで、どんな展開を生み出すのか。
それを決めることができるのは世界でただ一人、あなただけなのです!

あなただけのロイヤルストレートフラッシュを、私に見せてください!!!!!!!!!

それでは最後はあの言葉で締めたいと思います。

博徒(プロデュ-サ-)さん、これからもギャンブル(アイマス)ですよ〜〜〜〜〜〜〜????????

ギャンブル(アイマス)〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さて、私はそろそろお金が尽きそうなのでここいらでフォールドさせていただきます。
次回、283プロのアイドルは刃牙の世界でどんな活躍をするかでお会いしましょう。

それでは対戦ありがとうございました。


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