20220116_華麗なるギャツビーとLILIUM

今日は昼から「華麗なるギャツビー」を観て、夜は「LILIUM」を観て、FF14の続きを進めた。合間合間に新作マダミスの構想も進めたし、盛り沢山の一日だった。情報と情緒の洪水に溺れかけた。

「華麗なるギャツビー」は報われない巌窟王って感じ…。悲しくもいい話だった。相変わらずのレオナルド・デカプリオのキレ芸が好き。それにしてもニック以外の登場人物にクズしか居ない。ギャツビーもだぞ…。

「LILIUM」は前からちょくちょく見ていた「TRUMP」シリーズの演劇。今回も非常に悲劇的で最高だった。悲鳴が心地良い…。主人公が生きていたし、ハッピーエンドでしたね。

これは面白いワードパズルと良い曲。明透ちゃんのSincerely、良い。


FF14暁月日記

・今日はウルティマトゥーレのオメガっぽいところから、花園まで。

・オメガっぽいと思っていたけど、やっぱりオメガの母星だった。イーアは全知、オミクロンは最強を目指してた訳だけど、それぞれに絶望があったんだなぁ…。機械に生きかされている木を見て考えるオミクロンに、Detroit Become Humanのマーカスを重ねてしまう。俺の世界線のマーカス(アンドロイド)は人間(他の生命体)と共存しようとしたけど、オミクロンは強くなった先を見失ってしまったんだ。

M-017 : はい、これは、ほかの星から接収した生体サンプルのひとつ。
この星の環境が、生育環境と大きく異なるため、
装置の補助なしでは生きていけないのです。
グ・ラハ・ティア : そこまでして、どうして……。
特別な力を持つ木だとかか?
M-017 : ……ワタシたちの星にないものだったので、規則として研究を。
しかしそれも完了しているため、いつでも廃棄可能です。
M-017 : ただ……この木を見ていると、
解決できていない問題が残留しているように感じるのです。
M-017 : ワタシたちは最も強き生命となるため、自己を改良してきた。
この木が生息していた星も制圧し、
木は今や、生かされているだけの状態と言えるでしょう。
M-017 : ……だというのに、生きていれば枝を伸ばすのです。
新芽を生やし、種子を成そうとするのです。
それは性質であり……本質です。
M-017 : ワタシには、わかりません。
そうまでして増え、栄え、生きようとする理由が。
M-017 : 何故そのような行動をとるように定められ、
その先に、何があるのかが……。

・良過ぎる…。またテセウスの船の話してる…。グラハにとっては今こうして思って、夢を描いている自我こそが自分なんだろうな。

グ・ラハ・ティア : なあ、マスター。
昨日おやすみって言った自分と、今日おはようを言った自分……
それが完全に同じものだって、どうやったら証明できる?
グ・ラハ・ティア : 記憶が繋がってることか?
……でもそれは、忘れてしまうこともあるし、
ねつ造する方法だってあるよな。
グ・ラハ・ティア : なら、同じ身体を持つことか?
……厳密にいえば、生きているだけで身体は変わっていく。
完全に一致させることは不可能だ。
グ・ラハ・ティア : 魂にしたって……
オレたちの星には、ひとつの魂から分かたれた存在がいたが、
同じ人物ではなかったよ。
グ・ラハ・ティア : オレもさ、自分を塔の端末にしたり、記憶と魂を重ねたり、
いろいろとやってきたんだ。
グ・ラハ・ティア : そのたびに、やっぱり考えたよ。
何が「自分」なのかってさ。
M-017 : ……答えは、出たのですか?
グ・ラハ・ティア : わかったことといえば、この問題はオレだけじゃなく、
きっと誰にもはっきりさせられないってことくらいだ。
グ・ラハ・ティア : ……だからこそ、昨日までの自分を理由にして、
今、この心が思ってることを消す必要はないんだよ。
グ・ラハ・ティア : 確かに紆余曲折あったが、オレは今が好きだ。
グ・ラハ・ティア : みんなと一緒にここまで来られたことが、
命ひとつ張れるくらい、誇らしくて嬉しい。
グ・ラハ・ティア : その心のままに望むんだ。
先を、未来を……また約束が果たされることを!
M-017 : いいえ……ワタシにはできない……。
M-017 : 欲求はわかりません、願望もわかりません。
それらを創出する方法すら、予測がつきません……!
グ・ラハ・ティア : うん……。
オレも、それを胸の奥からひっぱりだして、言葉にするまでに、
すごく時間と勇気が必要だったんだ。
グ・ラハ・ティア : そのときのことを、教えてやるよ。
壊れかけた世界から、明日を願った人々の、
冗談みたいな希望の話……
グ・ラハ・ティア : おやすみと、おはようの間に叶った望み。
まさしく「夢」の話をさ!

・グラハが築いてくれた水晶の道を三人で進んだ。これまでの道を振り返ったり、これから先の道を見たり、そんな話をした。俺の中では、結局この物語の中で、双子の成長が一番大きいものなのかもしれない。新生が終わった時点で俺はアルフィノのことが大嫌いだったし、アリゼーのことも知らなかった。イシュガルドで凹んでるアルフィノをエスティニアンが導いて、アリゼーとは紅玉海で一緒に泳いで、二人と一緒に第一世界で戦って。そうしてフルシュノとハイデリンに託されて、彼らが今も隣に立っているというのがたまらなく愛しいんだ。

アルフィノ : もう、ずいぶん上ってきていたんだね。
ポータルが、瓦礫に紛れてしまうくらいだ。
アルフィノ : ……本当に、遠くまで来たものだと思うよ。
昔のまま、理想だけを追い求めて一足飛びに進んでいたら、
むしろここには到達できなかっただろう。
アルフィノ : 失敗して……悔んで……それを受け入れられたから、
ハイデリンに託されて、今ここにいるんだ。
ずっと近くで見てきてくれた君なら、知っているだろう?
アリゼー : 嘘みたいな光景すぎて、
夢の中にいるんじゃないかって思えてくるわね……。
アリゼー : 目が覚めたら、私はまだ学生で、お祖父様もいて……
「すっごく苦労して大変な夢だった」って思いながら、
何も失っていなかったころの生活に戻るの。
アリゼー : それって幸せなはずなんだけど……
不思議ね、ちっとも羨ましくないんだもの。
私、なかったことにしたくないわ……どんな傷でも……。

・最後の廃墟でメーティオンと会う。そうして、二人も消えてしまった。

アルフィノ : アリゼー、実はね、とっておきの秘策があるんだ。
アルフィノ : ここでは、想いだけが真実になる。
だとしたら、私たちは進路を拓くだけでなく、
もっと別の可能性も生み出せるんじゃないかな。
アルフィノ : たとえば、そう……
アルフィノ : 「彼女の行く先に、必ず、幸せな結末が待っている」
アルフィノ : 私たちならば、どんな絶望の中でも、
必ずそれを信じ抜けると思うのだけど……どうだい?

・独りで最期の道を歩く。後で友人から教えてもらって、ヒエンとミドガルズオルムが喋っていたことを知った。リセは??

傍らを過ぎる声 : お前が進もうとするなら、背中くらいは押してやる。
傍らを過ぎる声 : 案ずるな。
お前の味方は、ここにもいるのだ。
傍らを過ぎる声 : 今まさに、我々は嵐の中にいるといえよう!
傍らを過ぎる声 : 見たであろう……
多くの民が戦いに疲れ、信じるものを見失っている様を。
傍らを過ぎる声 : それでも人は、懲りることなく寄り添い、共生を諦めぬもの。
傍らを過ぎる声 : 我々が「絆」を忘れずに一致団結でいる限り……!
傍らを過ぎる声 : 私たちは、この困難に立ち向かっていけると信じています。
傍らを過ぎる声 : わしらはまだ道半ば……
然るうちは、お互い、ただ笑っていよう。
傍らを過ぎる声 : 英雄と呼ばれた冒険者は、こうしてまた歩み出した……。
傍らを過ぎる声 : 踏み出した先に、何があるのかを知らず。
それでも進まねばならない。
傍らを過ぎる声 : ……だから、祈るのだ。
己の手が届かん領域を、せめて想いが埋めるようにな。
傍らを過ぎる声 : はい……私も、精一杯祈りたいと思います。
傍らを過ぎる声 : 我は、お主ほど、心強き者を知らぬ。
傍らを過ぎる声 : 「希望の灯火」は、まだ消えてはいないわ。
あなたがいるかぎり、何度でも、灯すことができる!
傍らを過ぎる声 : さあ……そろそろ終わりだぜ。

・メーティオンと対面して、アゼムのクリスタルを抱く。まさか9人も呼び出せるとは。暁の7人は予定調和としても、ヒュトロダエウスとエメトセルクが最初に出てきて満点以上の結末だって思った。指を鳴らして終点が「希望」の花で満たされた時、メーティオンがヘルメスの言葉を思い出していて、俺の感情のキャパシティを超えた。エルピスでも思ったけどやっぱりこの二人は最高だ。アゼムもこの二人と一緒に居てさぞ楽しかっただろう。「…私は、見たぞ。」じゃないよまったく…。

エメトセルク : ……何より、お前たちが進む未来は、私の愛した過去じゃない。
だからこそお前たちと本気で、命を懸けて戦ったんだ。
エメトセルク : その結果ならば、敗北であれ、覆すものか。
私が今の私であるかぎり、この想いは砕けない。
エメトセルク : 間違っても哀れんでくれるなよ。
お前たちに望むことがあるとすれば、
あの忌々しい終末を打ち払うことだけだ。
エメトセルク : そして勝鬨を喝采に代え、万感の想いとともに、幕を下ろせ。
エメトセルク : それでこそ、次の公演が始められるのだからな。
新たな舞台と新たな役で……お前たちも、私たちも。
エメトセルク : ……お前、豊穣海に沈む海底遺跡に行ったことがあるか?
エメトセルク : オサード小大陸の北、
流氷に覆われたブラインフロストを超えた者のみが辿り着く、
秘宝の島を見たことは?
エメトセルク : 新大陸の、眩き黄金郷はどうだ?
南洋諸島に、忘れられた人々が遺した、神子像の祭祀場は?
エメトセルク : アラグの時代に蹂躙された南方大陸メラシディア、
その今を知っているか?
エメトセルク : エオルゼアにも、まだ知られざる真実がある。
お前たちが奉る「十二神」の正体なんぞがいい例だ。
エメトセルク : あるいはもっと視野を広げてみろ。
鏡像世界のいくつかには、驚くべき文明が興っているからな。
エメトセルク : ……アゼムのクリスタルを持つ者だろう?
それくらいは当然見ておけ。
エメトセルク : ……私は、見たぞ。
ヒュトロダエウス : それじゃあ、またいつか会えることを願ってるよ。
お互い、違う形になってたとしてもさ。
ヒュトロダエウス : そのときは、何度でも、一緒に楽しくやろう。
エメトセルク : 勝手に巻き込むな……私は厭だ。

・というところで、今日はおしまい。明日はいよいよフィナーレだ。

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in the end


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