続く習慣、続かない習慣を考える
継続や習慣化って辛いもの、頑張らなければできないもの、みたいなイメージがあります。実際、三日坊主になったり諦めたりしたことが今までに多数。(日記、英会話、つくりおき、ランニング、まさかのスキンケア、その他諸々)
挫折しても何回も「やっぱやってみたいんだよなぁ」と思い直してはやり直し、もはやプロのチャレンジャー。そんな自分に、時間とお金無駄にしてない?と感じることもあります。
一方で予想外に続いていることが 2つあります。一つはミーニングノート、もう一つは note です。いずれも言語化という共通点があります。日記を書くことは何度となく挫折したのに、なぜ今この二つは続いているのか最近考えています。
ミーニングノートとは
その日、自分の心が動いたこと=チャンスと捉え、一日3つのチャンスを記録していくものです。チャンスは前向きでハッピーなものだけではなく、時には苦しさや悔しさや憤りみたいなものも含まれます。
考案者の山田智恵さんが、「キラキラチャンス」「スパイシーチャンス」「わらしべチャンス」など親しみやすい名前をつけてくれているのもわかりやすいし、週単位、月単位、年単位で振り返りが組み込まれているのもすごくいいなと思います。
個人的に感じているポイントは、「昇進した」とか「こんな依頼がきた」とか外部要因で決まるチャンスではなく、自分の心の動きをチャンスと捉えている点です。詳しいやり方はこちらの本に記載があります。気になる方はお手にとってみてください。
私は参加はしていないのですが、著者の山田さん主催のコミュニティーもあります。
ミーニングノートが、2021年の 6月からもう9ヶ月間続いていて、自分でも結構驚いています。続けられている理由はこの3つが思い浮かんでいます。
チャンスは 1日 3つしか書いてはいけないことになっている。
自分の心の振れ幅をチャンスの大小ととらえて書けばよく、必ずしもいいことを書かなければいけないわけではない。
書いてみたら、自分の毎日って思ったよりいろんなこと起きてるじゃん!と思えた。
誰に見せるものでもないので、その日の自分ランキングで書けばOK。どんなちっぽけなことだと思っても書いておくと、後々その考え事が何かにつながっていることに気付いたり、自分にとっては普通だけど他の人からみたら実は個性なんだとわかったりすることも。
毎日を味わいきれる気持ちになれるので、頑張っているというより、書きたくて続いている感覚です。
私流 note の続け方
note も年始からずっと書いていますが、このミーニングノートに書いたことからnote のテーマを探してさらに詳しく言語化していることが多いです。
自分の毎日の考え事、感情の動きで気づいたこと、「これ、誰かも悩んでいたな」と思い出したことなど、頭の中にはいろんな思考やアイデアや感情が浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。それを、ミーニングノートに一旦書き留めて、後で振り返っても印象的だなと思うものを note に起こす。
ミーニングノートは一日 3つ書くので、本気で毎日書いていれば note のネタが尽きることはない。私の note はそんな仕組みになっています。
ミーニングノート → note という連続性があること、やったらいいことがあるとわかるまで一回やってみたことが、継続できているポイントかなと思います。
今まで続かなかったものたちについて
「やったほうがいい」というのは十分感じているものの、効果が出るまで粘れなかったもの、やり方が自由すぎて逆にどうしたらいいかわからなくなったもの、あとは、実際別にやりたくはなかったものが今まで続かなかった気がします。
日記とミーニングノートを比べると一番わかりやすくて、私にとっての日記は淡々と書くもの、かつ、何を書くか自分で決めなければいけないものでした。ミーニングノートは書くことが限定されていて、淡々と書くだけでなく振り返りのプロセスもあってメリハリがあるのがよかったのかも。
あとは、継続しようと思っていきなり課金するかどうかは、自分の決意の大きさをよく見て考えた方がいいなとも思ったり。初期投資ゼロでやり始めて後から少しずつお金をかけていくもよし。その方が、無駄にするものが時間だけで済むかもしれません。
もちろん、決意表明として、投資として、初めから大金をベットしてもよし。お金を払ったからこそ自分を奮い立たせることができるシーンもたくさんあると思います。
今まで数々の挫折がありましたが、そんな中でも継続できることが見つかりました。そのおかげで、無理してでも続けたいことなのか、自然にできないなら諦めてもいいかなというレベルのことなのか、自分にがっかりしてしまう前に考えてみてもいいかなと思えました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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