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本来の父と、病気の父と。

怒りに翻弄されて
もう嫌だ!!!と投げ出したくなっても
数日経てばすっかり忘れて
また仲良くいられる親子だったことは
とてもありがたいこと。


父が認知症だから
なおさらそういられるのもあるだろうけど
先日私の怒りが大爆発したとき
父はその場をおさめようと
一生懸命私と握手をしようとしてきた。

握手なんかしてごまかすんじゃねーー!
と、そのときは逆効果だったけど
思い起こせばあんなときに
握手をしようとする父は
病気なのが不思議なくらい
冷静なんだなあと思った。


でもやっぱり父は病気だから
しょっちゅう暴言を吐くので
びっくりさせられる日々だけど
時々見せてくれる父の本来の姿を
しっかりキャッチして
病気の父に埋もれさせないように。

現実では限りがあっても
私のこころの中にはずっと
忘れないで持っていたい。

そして現実ではしっかり病気なのだと
割り切って付き合えるようになりたい。


はあ〜〜 肉親てのは
線引きが難しいんだよ〜〜

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