【社会人1年目の悩み】志望動機は働くと無くなってしまうのは何故だろう。

就活をしたことがある人なら、【私が御社を希望する理由は…】を誰しも言っていったことがあるでしょう。その心意気が評価されて内定を勝ち取り、今の会社にいるのだと思います。

ただ、振り返ってみると当時の気持ちを今も持ち続けていられている自信が無い方が多いのではないでしょうか。

不動産や建設系は「地図に残る仕事がしたい」

金融系は「融資を通して企業活動を盛り上げたい」

人材系は「AIが台頭する世の中で、人の価値を見つめ直したい」

面接では、このような事を言っていました。(付け焼刃で言っていた人もいるかもしれませんが...)

内定を頂いた瞬間は本当に上記の事を考え、夢の社会人生活を待ち望んでいましたが、実際に入社した今、語った夢に向かっている実感をえられません。

私は就活時代「地方出身者が、わざわざ東京に行かなくても、地元で就職が出来る世の中を実現したい。そのために企業の採用課題を解決することを通して自分を成長させ、地元に帰りたい」という気持ちで人材業界に入りました。

(東京配属ですし、大手に就職したので直結していない事はわかっていましたが…)

実際の仕事は【採用課題の解決】というより、【事務作業】がメインで、面接日程の調整や、企業様への求職者の紹介(ほぼ作業)、企業様の御用聞きを行い、要件に合わない人を紹介したら怒られる...と言った、採用課題を解決するどころか、提案さえほぼ行わない仕事ぶりです。

「あれ?こんなはずじゃなかった…」

採用課題を解決ってそもそもなんだ…?このままじゃ自分じゃなくてもいいのでは?かといってどんなアクションを取ればいいんだ?

このように、就活時代に豪語していた事に直結する仕事ができていません。やろうとしていないという意見もあるかと思いますが、目先の仕事量が多すぎて、アクションプランを立てることすらできないでいます。

次第に日々の仕事に忙殺されて、志望動機の実現なんて考えなくなってしまいます。仕事を【する】ことはできても【事を成す】ことはできなくなってしまいます。

この悩みは、何年目になったら解決できるんでしょう。


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