新卒1年目の悩みは、8割時間が解決してくれる話


新卒1年目は誰しもが悩む時期です。人生の夏休みである大学生時代から一転、朝7時に起きて仕事へ行き、8時間拘束されて
夜遅くに帰るようになるのです。自由な時間も減り、新しい人間関係や慣れない仕事に疲弊し、更には内定者時代に感じていた希望も失ってしまいがちです。私も入社したての頃は分からない仕事と怖い先輩方に囲まれて怯えながら勤務しておりました。ただ、入社してから数か月経つと、自然の初め感じていた悩みは消えていたのです。

結論:悩みの8割は慣れの問題。時間と慣れが解決してくれる

〇新卒1年目の悩みリストと解決方法

初めに、1年目が抱えやすい悩みとその解決策を5つ紹介します。端的な解決策は以下のようになります。これを見ると、時間と慣れが何とかしてくれそうなものばかりだとお分かりかと思います。

・大学時代の方が楽しかった:そもそも大学時代と比べるのがおかしい
・単純作業ばかりでつまらない:大企業は単純作業の集合体
・人間関係がうまくいかない:ビジネスライクを身に着ける
・覚えることが多すぎる:覚えればいい
・自分のやっていることが何のためになっているのかが分からない:点を線に繋げる

〇悩むのは当たり前

社会人1年目が悩む理由は至極簡単で、「知らない」からです。知れば解決できることばかりですし、勤務を続けていれば知る事は容易にできます。よく陥りやすいのは「お金を稼ぐのは大変…」という悩みですが、大企業に勤めている人は、「お金を稼いでいるわけではない」です。マクロに見ればお金を稼ぐ1人ではありますが、あくまで小さな小さな歯車に過ぎず、1つの歯車が外れたくらいで、会社が潰れたりはしません。
お金を稼いでいるから悩むのは経営者の考えることです。1年目が悩む理由は、「知らない」からです。これは決してネガティブな意味で言っているわけではありません。「経営者視点を持て」とか、「成長志向を持て」とかの次元の話ではなく、新卒1年目が抱える悩みが全体的に見て、知れば解決できる内容の為、このような表現をさせていただいております。

〇先輩方が楽しそうに仕事をしているように見える


ここにも悩みのヒントが隠されています。先輩方はもちろん自分たちより長く働いています。その方々に悩みを打ち明けてみたらどうでしょうか。きっと偉そうに解決策を提示してくれるでしょう。ただ、その解決策を要素分解してみると、単に慣れろ。と言われているに過ぎないのです。この会社での考え方、身に着けるべき知識、ロジックは、知れば使えます。焦るなとは言いませんが、いずれは誰しもが身に着けるものです。

〇番外編:大企業の仕事は誰にでも成果が出せる仕組みになっている


先ほど記載した通り、貴方は良くも悪くも小さな小さな歯車の1つです。替えがきく人材に過ぎない事を自覚しておきましょう。とはいえ、クライアントから「君が言うなら、その商品買うよ!」先輩から「君だからこそ成し得たプロジェクトだ!」と褒められることもあるでしょう。一定の承認欲求は満たされますが、私はあまり心躍りません。なぜなら自分で無くても成功できる人はたくさんいるからです。唯一無二の存在になったわけではないといつも感じています。少しドライすぎますかね?
ただ、貴方が1日くらい仕事をさぼっても経営が破たんしないくらい会社は基盤があるという事です。


〇まとめ


いま悩んでいることは、1年後は絶対悩んでいません。1年後も悩んでいるようであれば仕事を変えること視野に入れるべきだとは思いますが、大概の悩みは時間と慣れが解決してくれるものばかりです。悩みの解決を早くしたのであれば、早く知り、早く慣れる事に従事したほうがいいです。大企業の仕事なんて正直たいしたことないんですから。


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