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ゴミの捨て方に知性と生き様が出る

大好きな祖母が天国へ。
昭和、平成、令和の激動の時代を生きて天寿を全うしたことでしょう。
もう会えないけど、思い出や教えてもらったことはずっと私の中に生きていく。
そう思うと寂しさも和らぎ、これを機に春の穏やかな日差しを感じながら教えてもらったことを思い出している。

祖母の教えはいつもためになった。

昔の人の言うことは正しい、とは限らないけれどおばあちゃんっ子の私にとって祖母の教えはとても筋が通っているように感じる。 
その中で一つ、タイトルに掲げた

ゴミの捨て方に知性と生き様が出る

これは私の中で揺るがない判断基準というか、つい他人のゴミの捨て方は見てしまう。

現在、自粛期間真っ只中。
あれよあれよと言う間にゴミ箱が一杯になりませんか?
特にテイクアウト、デリバリーをした日なんてプラゴミが溢れてしまって、なんだかこれ以上ゴミを埋める場所はないよと言っている地球の声を家のゴミ箱が代弁しているようで後ろめたくなる。

こんな風に溢れるゴミをあなたはどうしてる?
押し込む?
整えて捨て直す?
とりあえずシンクに積んでおく?
それ以前にプラゴミをゆすぐ?乾かしまでする?それって家だからやってる?オフィスだとどうしてた?

私はずるいところがあって、オフィスだと分別していればいいかなって何も考えずに捨ててた。
オフィスならその日のうちに回収に来てもらえるし。
でも家だとゴミを一定日数置いておかないといけない。(ゴミ捨て場ある住居いいな)
だから臭わないように、置いておいても耐えられるように洗って捨ててる。

さぁ、この違いったら。
ゴミの捨て方と侮ることなかれはふとした瞬間に

自分さえよければいい

そう思っている証だよなぁと。

話はちょっと逸れるけれど、私の夫はゴミを洗って重ねてできるだけ小さくして捨ててる。
その前の彼氏は分別はしていた。
その前の前の彼氏は自販機の缶捨てゴミ箱にスタバのカップを押し込んでた。たまに入らず蓋みたいになってた。
その前の前の前の彼氏は驚くほど綺麗にゴミを洗い乾かし、種類別にしてたまったら捨てていた。何もそこまで!と驚いた。
住まいのエリアの指定ゴミ袋があることも関係しているかもしれないけど。

ざっくり4人の男たち。
細かい描写をしなくとも、なんとなくの生き様は伝わると思う。
そして彼らとの別れの原因は色々あれど、なんとなく皆さんに伝わった生き様も結構大きな要因です。

祖母にはいつも

ゴミを捨てる人のことを考えて。その人の手や服を汚さないように、運びやすいようにするんだよ。

と言われていた。
我が家の3歳児に伝わってるか分からないけれど、この教えは繰り返し繰り返し伝えたい。 

祖母の教えは今日もこれからも生きていく。

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