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コロナに負けない!免疫力を上げる食事術(1)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いよいよ緊急事態宣言が発令されました。
私が住む福岡県も対象地域となり、今まで以上に気が引き締まる思いです。

日常が変わると、食生活にも変化がおきます。
そこで、少しだけでも食生活に意識を持っていただくために、3月にFacebook上でお伝えしていた#免疫力を上げるための食事術シリーズのポイントを2回に分けてお伝えしたいと思います。  
 
免疫力はすぐに高まるわけではないので、日々のちょっとした心がけを積み重ね免疫力を高めていきましょう。

1.免疫力を上げるための食事の基本

免疫力を上げるための基本は、バランスの良い食事、睡眠、ストレス対策です。

バランスの良い食事とは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素が摂れる食事のことで、主食、主菜、副菜が揃った定食のような食事を摂ると五大栄養素をバランスよく摂りやすくなります。

とはいえ、いつも主食、主菜、副菜を揃えるというのは簡単なことではないかもしれません。
そこで、簡単にバランスを整えるために少し意識していただきたいことは、  
“足りてないものをプラスする!”ということです。  
  
例えば、昨日の食事を思い出していただいて、、、
何か足りてなさそうな食品または栄養素はありますか??
  
私は、正直に告白すると、果物と野菜が足りてないということに気づきました。
このことに気づくだけで、果物、野菜に目が行くようになり、いつもより気をつけて食べるようになりました。
 
みなさんはいかがでしょうか?
  
足りていないものに気づいたら、
次の食事や明日の食事で、みなさんの頭に浮かんだ食品をぜひ足してみてください。足りないものをプラスする、栄養素を揃える意識を持つことが大事です。
  
栄養素は体の中で、それぞれ働きがあり、それらが関わりあって体を動かしたり、つくったり、整えたりしています。
そのため、食事に偏りがあると、本来の働きがうまくまわらなくなり、
疲れやすくなる、免疫力が低下するなど、いろいろな不具合を起こします。

・食事を抜いてしまう
・単品の食事になりがち(例、朝はおにぎりやパンだけ、お昼は麺類だけなど)
・同じような食品ばかり食べている
 
もしも、この中のどれかに当てはまる場合、食事のバランスが悪く、必要な量が足りていない可能性があります。
単品や同じような食品になりがちな方は、まずは1品でいいので、何か追加してみましょう。
  
野菜が足りない人は、野菜をもう1品追加したり、トッピングする。
たんぱく質が足りてなさそうな人は、たまごや納豆を追加してみる。
といったちょっと足してみることから始めてみてください!

2. 免疫力を上げるための腸内環境 
食べ物を大腸に届ける意識を持つ!

免疫力を上げるために、腸内環境を整えることも大事になります。
大腸には数百種類以上、100兆個もの腸内細菌がいるそうです。
その大腸に、食べたものがどのように届くかで、腸内細菌のバランスが左右されます。
  
そのため、
”大腸に何を届けるか”を意識して食べることが大切になります。
腸内環境を整えるための簡単な2つのポイントです。  
1. 食物繊維を毎食とること
2. 発酵食品を食べること

一つ目の「食物繊維を毎食とる」となぜ良いのかというと、このような働きがあるからです。
水溶性食物繊維・・・善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善してくれる働きがある
不溶性食物繊維・・・便秘を予防したり、腸にとってとても良い働きをしてくれる
食物繊維は、海藻・きのこ・野菜に多く含まれているので、毎食の中で、これらの食品が入っているか確認してみましょう。 

二つ目の「発酵食品」に関しては悪い噂を聞いたことがありません。
味噌、納豆、酢、甘酒、ぬか漬けなどの発酵食品に多く含まれる植物性の乳酸菌は生きたまましっかりと腸に届き、腸内環境を改善してくれます。
ヨーグルトなどに含まれる動物性の乳酸菌は、加熱や胃酸などで死滅してしまいますが、免疫を高める機能は残ってくれているということですので、こちらもおすすめです。

私は、「味噌汁(野菜、きのこをたっぷり入れる)+納豆(たまご入り)」を毎日食べています。  
   
ぜひ皆さんも、
普段の食生活で、何かとり入れてみてくださいね^^

3. 風邪ひいたかも?というときに補いたい栄養

このテーマについては次回お伝えします。

それでは!

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