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On Being Invincible (2/4/2019)

今日のテーマは 「invincibleであること」について。 ”invincible"とは、無敵の、誰も勝つことができない、という意味。

”Who then is invincible? The one who cannot be upset by anything outside their reasoned choice." - Epictetus

無敵なのは誰か?自分自身の理性的な選択の外にある何ごとにも心を乱されない者だ。(ストア派哲人エピクテトスの言葉)

この章では続けて、メディアの記者会見の場面について言及している。海外ドラマを見ているとよく出てくる「クライシス・マネジメント」をするプロフェッショナル(例えば”Scandal"のオリヴィア・ポープ)は、記者たちのどんな質問に対しても冷静に、時にはユーモアを交えて答えていく。感情を逆なでするような言い方をわざとする人がいても、まったく意に介せず、「はい、次の質問」と淡々としている。

私たち凡人がこのような立場に立たされることはまずないけれども、このメディアに対するプロのようなイメージを持っておくとよい、というアドバイスが書かれている。

ひとつ言えることは、クライシス・マネジメントのプロは、状況を冷静に分析し、想定される質問を事前に考えて対応しているということ。このような冷静さを身に着けるためには、文中でもcultivateという言葉が使われているとおり、訓練によって技を磨く必要がある。

フリーランスで仕事をしている私の修行場はもっぱら、学校や仕事から帰ってくる家族たちとの交流の場面であることが多い。時間をかけて作った料理に手がつけられていなくても、想定内だからと涼しい顔をしていられるようになるには、まだまだ鍛錬が必要層だ。

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