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High Tech Middleのオリエンテーション

学校が始まる数日前に、High Techミドルスクールの新入生オリエンテーションがありました。

体育館に集まった保護者と生徒を前に、まずディレクターが挨拶をし、そのあとに先生たちの自己紹介がありました。

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ひとしきりスケジュールや服装などについて説明があった後、生徒たちはAdvisoryというグループごとに分かれて、それぞれの担当の先生と一緒に教室のある棟に移動していきました。Advisoryは15人程度の生徒に先生がひとりという構成で、学校が始まってまず最初に行くところです。一般的なアメリカの学校では、ミドルスクールからは教科ごとに先生が変わるので、小学校までと少し様子が違いますが、このAdvisoryがホームルームのような役割を果たしています。

その間、親たちは体育館の外で、子ども用に寄付されたTシャツを受け取ったり、Parents Family Association(PFA)というPTAのような組織のブースを見たり、High Tech Highでのお薦め図書のブースに行ったりしていました。

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また、PFAのファンドレイジングの一環として様々な商品が当たるかもしれないラッフルチケットが売られていました。

次男によると、金曜日は学校の外で活動をするという説明があったそうです。オリエンテーションの日からあっという間に一か月以上が経ちましたが、実際にほぼ毎週のようにField Tripに出かけています。学校が始まった週の金曜日はサンディエゴ動物園に行っていました。また、隣にある公園や、授業で使う工具などを買いにHome Depotというホームセンターに行ったり、プロジェクトのデータを取るためにショッピングセンターに行ったこともあります。

また、毎日の課題は一日30分の読書。たまにそれ以外の宿題が出ることもありますが、ほとんどが30分以内に終わるものです。普通の学校に通う中学生の友達から「宿題が大変」という話を聞くと、その違いにやはり驚かされます。子どもにとってはこれは魅力的なポイントですね。

次男は学校がとても楽しいと言っています。時間割は一応あるのですが、それぞれの時間の中身は行ってみて初めてわかるような感じで、今日は何をするんだろう?というワクワク感があるそうです。実はこれを書いている今日、次男は学校が始まって初めて体調不良のために休んだのですが、最後まで「行きたかったな…」と言っていました。毎日プロジェクトが少しずつ進んでいくので、そちらも気になるのでしょう。

一方、次男とは少し違って内気な性格の三男は、慣れるまでにいろいろなことがありました。次回はエレメンタリーの話を書きます。

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