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【複数の強み(USP)を求める時代】ファン作りの専門家増田悦子

USPと言われる強味ですが、
Unique Selling Propositionという言葉の略語です。
商品やサービスが持っている独自の強みを意味するマーケティング用語です。

以前は、一つの強みがあれば、十分食べれた時代でした。
逆に「二足の草鞋わらじは履けぬ」とか言っていて、色々なものに手を付けるのは、
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざもあったくらいです。

しかし、今は、副業OK。二足の草鞋を推奨する時代になってきました。
星野源さんは、歌手(しかもシンガーソングライター)であり、役者であり、作家です。
しかも歌手では、「恋」という大ヒットを飛ばし、「恋ダンス」は日本中で踊られました。2020年はコロナ禍で「うちで踊ろう」をヒットさせました。

役者では、「逃げるが恥だが役に立つ」を高視聴率にし、NHKの大河ドラマ、「真田丸」や「いだてん」にも出演しました。

声優さんは、昔は声優業だけでしたが、今やアイドルです。
可愛くて声も良い、芝居心もあることを要求されてしまうのです。
これは芸能界のことだけではありません。

たとえば、士業の方も、一つの資格だけでは、売り上げを上げられず、
行政書士&ウェブとかいう時代になりました。

才能のある人は、複数の強みを持っている時代になりました。
一個だけに固執するのではだんだん成り立たなくなってきます。
複数の強味を持ち、複数の商品を持ちましょう。
ずっと努力をし続けないといけない、大変な時代ですね。


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