子ども用イヤーマフの選び方は?長男が気に入ったKsGearのイヤーマフがすご良いねって話
「教室の音がね、もやがかって聞こえるの」
こんな相談をしてきた長男は小学3年生になったばかりで、年長さんのときにASD寄りのAD/HDと診断されています。…つまり、感覚過敏の症状があってもおかしくはないということです。
他に長男は、
「プリントに〝もや〟がかかって読めない」
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
と訴えることが増えていき、学校に行けない時期が1週間ほどありました。
その時のことは以下のnoteにまとめているので、同じような状況にお困りの方の参考になれば幸いです。
聴覚過敏の聞こえ方
実は私はASDで、聴覚過敏に悩んでいます。
聴覚過敏は病気ではなく、発達障害に伴うひとつの特性なので、ながいながい付き合いになります。
もう長時間教室にいるような生活ではなくなったものの、参観日や運動会といった行事など、騒がしいシーンでは大人になってからも悩まされることに…。
子供達が小さい頃は、我が子の声が突き刺さり、インターネットショップで買ったイヤーマフや耳栓を試しましたが、どちらもしっくりこない上に、長時間使えないというデメリットがありました…
耳の奥で耳垢がいっきに剥がれるようなバリバリした音や、片耳から反対側の耳を突き抜けるように〝刺さる〟ような感覚。
この不快感、痛みをわずか8歳の長男が抱えていることが、親としてとても胸を締め付けられる思いでした。
なんとかしてあげたいな…
学校の先生に相談してみると、イヤーマフを備えているから貸し出しできますよ!とのことで早速利用してみることに。
行き渋る長男を、「先生と長男くんが教室に居られる方法を考えてみたから、お試しで行ってみて」と3時間目まで登校してもらい、イヤーマフをお試し。とても良かったようです!
イヤーマフはピンキリで、ミリタリー用など本職用で使用する高遮音のものがメイン。
わたしも狩猟用のイヤーマフを家で使ったことがありましたが、30分ほどで締付けによる頭痛で外してしまいました…。
こういうことがあるので、自分に合ったイヤーマフを地道に探していくしかありません…。
KsGearの子ども用イヤーマフとの出会い
先生のお話を聞き、こりゃいいぞ!何種類か買ってみて比較していくぞー!
…そうしようとしていたときに思い出したのが、以前私が気圧の減圧や聴覚過敏対策に購入した耳栓の販売元「KsGear(ケイズギア)」さんを思い出しました。
KsGearさんは発達障害や天気痛に悩む方へ、〝減音〟を考えた耳栓を中心に、最近子ども用イヤーマフを販売しており、完全に遮音しない製品を販売しています。
公式LINEを運営されているので、早速メッセージを贈り、暖かな対応をしてくださいました。
私も長男も、ここまで丁寧に対応しれくださるKsGearさんのものが良い!と思い購入。
子ども用イヤーマフでは、以下のような〝こだわり〟をもって製造・販売されています。
国家レベルの安全性(厚生労働省・EU連合EN361規格・TUV SUD品質検査)の3つに合格
ヘッドと耳当て部がふわふわ
収納時りんご1個分!ランドセルに入れても荷物にならない
成長に応じて耳当て部分がスライドするから、長く使える!
これだ!
これだよ!
私が欲しいイヤーマフはこれだぁッ!!
特にふわふわのヘッドと耳当て部は、赤白帽のゴム紐を外すレベルで締め付けが苦手な長男も使えるかもしれない!
KsGearの公式LINEで、親身になって相談に乗っていただけたことも後押しになって、早速購入を決めました。
2〜3日ほどで届き、さっそく長男に使ってもらうと「いい感じ!」と!
下の子に大きな声で歌を歌ってもらっても、ぜーんぜん平気で快適そうにしていました。
いざ学校でイヤーマフ着用
学校にイヤーマフを持っていくには、荷物問題をクリアしなければなりせんが、KsGearさんのイヤーマフはりんご1個分程度まで小さくなって収納できるのでとってもコンパクト!
イヤーマフを巾着に入れて、ランドセルに入れてもこれくらい余裕です。
長男が通う学校は〝置き勉〟が認められていますが、それでも毎日タブレットや宿題セットなどなどなかなかの荷物量です…。
それでもこんなにコンパクトなら、毎日持ち帰って、持って行ってもストレスになりませんね!
実際に授業中KsGearのイヤーマフを使ってみてどうだった?
「使ってみてどうだった?」なんて聞かれても、なかなか感想が出てこないよね。
長男とゆっくり話しながら、KsGearさんの子ども用イヤーマフの良いところと悪いところをあげてみました。
締付けないと遮音の関係上厳しいとことがあるかと思いますが、聴覚過敏はその日の体調で波がある特性なので、「今日はレベル1で」「しんどいときはレベル3で」というように、圧をかけるヘッド部分を3段階くらいに調整できればいと思います。
この記事を読んだ聴覚過敏を抱えるお子さんを持つ親御さんは、カタログの〝デシベル〟を参考にしつつ、実際に着用したときの締め付け感は購入しないとわからないので、いろいろ試してみることをおすすめします。
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