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45:本当に誰にでも優しい人とは?

「誰にでも優しい人」

みんなとは決めつけませんが、聞いた事がある人はかなり多いのではないでしょうか。ここだけ抜き取ると素敵な言葉に思えますが、大抵、それに続く言葉は悲しかったりするんですよね。

「誰にでも優しい人は、本当は優しくない人だ」

こんな感じで。含有する理由を知ると、なるほどたしかに分からなくもないですし、頷ける部分もあります。

ただ、個人的には「本当にそう?」とも思っていて。「断定しないで」とも思っていて。というのは、私は子供の頃からずっとなりたいと憧れているんですよ。

誰にでも優しい人に。

01.優しいとは「丁寧」である事

優しいとは何か?

およそ2年前、ナンバリングしているエッセイの11回目で、それについて軽く掘り下げました。(おすすめなのでぜひ)

ここでは、優しさという非常に漠然とした言葉を別の言葉に言い換えられるのではないかと述べました。優しさとは、

丁寧

であると。詳しくは記事本文を読んでほしいのですが、優しいを丁寧だと解釈すると「誰にでも優しい人」は、決して悪いイメージにならないですよね。そもそもが、大体が、根本的に、

優しくいる事の何がダメなんだ

という話で。世の中に「優しくしてもらえない……」「優しくなれない……」と悩んでいる人が大勢いる中で、誰にでも丁寧に接する余裕があるなんて、人としてとてもとても素晴らしいと思うんですよね。できる人なんて、ほんのひと🍙ですよ。※「ひとおにぎり」と打って変換がおかしくなりましたが、可愛かったのでそのままで。(直せ)

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