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香港に戻るまであと69日

*香港に居た時に撮りためた写真を使用。元同僚にちょっとだけ高級な上海料理店でランチを御馳走になった時に頂いたチャーハン、美味しかったな。。。

こんばんは。8月30日、トランクルームの近くにある家具屋さんに残った家具を買い取ってもらえるか聞いて回った。私は営業、人に何かを売る事があまり得意では無い。値段の交渉も情けない程下手である。しかし、そんな事を言ってはいられない。両親には大きな家具を実家に絶対に持って帰ってくるなと釘を刺されている。家具屋さんで、色々な角度から撮った家具の写真を見せた。

最初のお店では、買取はしていないと断られた。なるほど、よく見たら、海外デザイナー家具のレプリカを売っているのだ。私の好きな、アルネ・ヤコブセンとか、ハンス・ウェグナーとか、アアルトの素敵なデザインの家具のレプリカを、中国で安く作って販売している店は、香港にも沢山ある。実際香港のそういったお店で、ソファとベッドを買った。ただ、そういう店では、買取はしないし、中古品も勿論扱わない。

二つ目の家具屋さんは、海外から仕入れた古いヴィンテージ家具を販売しており、購入は物によると言う。写真を見せたら、ノーブランドだが1950年代に北欧で作られた三脚を2,000円で購入してくれると言う。確か大昔に1万円ぐらいで買ったので、5分の1の値段だ。打倒な金額だと納得して商売が成立した。

次のお店では、1960年代ぐらいに作られたこれまたノーブランドの椅子の写真を見せたが、期待していたよりも随分と低い値段を提示されたので、売るのは一旦保留にした。

その後トランクルームに戻って、ヴィンテージ家具では無い、今でも販売されている細長い梯子を取り出した。これを肩に担ぎ、別の家具屋さんに直接持って行って売り込んだ。もし値段がつかなかったらそのまま実家に持って帰ろうと思ったからだ。同じ商品を販売している海外のウェブサイトを見せて、輸入したら発送料を含めて6−7万円はする事を知らせた。

家具屋さんはちょっと考えて、4,000円なら払うと言う。自分が数年前に購入した時の代金の10分の1。がめついとかケチと思われたく無いからか、何も言えず、それで取引を終えた。でも、後から考えたら、「後もう一声」、とか「おまけをつけて」とかこの時悪びれずに言うべきだったと思う。次は勇気を持って言ってみよう。

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