海外ラグビーを日本で視聴する その６： Pacific Nations Cup（パシフィック・ネイションズカップ）
こんにちは、てぃーちゃーです。引き続き海外ラグビーの視聴方法のメモです。
この「パシフィック・ネーションズカップ」（以下PNCと表記）はワールドラグビーによるラグビーユニオンの環太平洋諸国が参加する国際大会です。2024年はパシフィックアイランドのフィジー、サモア、トンガおよびカナダ、日本、アメリカの6カ国で競います。ワールドラグビーとしては、毎年2～3月に開催される Six Nations および 8～9月に開催される The Rugby Championship と肩を並べる国際大会にするためブランド・イメージの強化を図っています。J-Sports などで観れば分かりますが、オープニングビデオが結構凝った作りになってます。
この大会はフォーマットが毎年のように変わるため、開幕前にワールドラグビーのページなどで確認した方がいいです。2024年大会には冠スポンサーが付き、「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ 2024（Asahi Super Dry Pacific Nations Cup 2024）」となっています。
この大会の日本代表戦は J-Sports で放送されています。また2024年9月7日（土）の日本対アメリカ戦はBS日テレで中継されていました。
その他の試合（日本戦ではない試合）は2024年大会から Rugby Pass TV で配信されています。バックスタンド側に広告が出ていました。
まあそんなワケで以下の方法は「日本戦を録画し忘れた。J-Sports に加入してないので再放送を観られない。でもフルマッチを観たい！」という特殊な人（笑）向けです。
普通の方法では日本から視聴できませんので、
・ある程度の英語力
・ある程度の費用（¥1,000-／月）
・ある程度のPC設定の知識
が必要なことを了承して、以下をご覧いただければ幸いです。
※この記事は2024年9月の準決勝直前に書いています。
RUGBYPASS.TV
ワールドラグビーのサイトには「パシフィック諸島、南米、カリブ海、アメリカ、カナダ、ニュージーランド以外の地域のファンは、RugbyPass TVを通じてパシフィックネーションズカップ2024の全11試合を無料でライブストリーミングすることができます。」と書かれています。日本から2024年9月にRUGBYPASS.TV にアクセスすると、トップページに PNC が出現します。「CATCH UP」を押すとフルマッチ、ハイライトのアーカイブ・サイトへ移動します。しかし、VPNを使わない状態だと日本戦（対カナダ、対アメリカ）が出てきません。
今回はVPN を UK やニュージーランドに設定し、PCで RUGBYPASS.TV のページにアクセスしてください。（スマホやタブレットも同様です。）上の段落に記されていないオーストラリアからはなぜかアクセスできません。VPN をオーストラリアに設定するとこんな画面が出ます。
メニューに日本戦が出現しても油断できません。たとえば VPN をニュージーランドに設定して、「Canada vs Japan」を押すとこんなメッセージが出ました。ブラウザのキャッシュをクリアするか、普段使うモノとは別のブラウザをダウンロードして、特定国のVPN専用に設定しましょう。
VPN を UK に設定し、PCで RUGBYPASS.TV のページにアクセスすると、ちゃんと日本戦が出てきます。冒頭２分ほど広告がありますが、十数秒でスキップできます。
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