ワクチン

本当に必要なのかを深く考えちゃうほど、不安定で、不確かなもの。

ワクチンが必要だと判断され、開発されて、変異し続けるウィルスに対応しなければならない。

十分に臨床されたワクチンに至るまでに少なくとも10年は必要だ。

その10年とは、とても抽象的で、これもやはり不確かな数値だ。

放っておいても生物は死ぬ。

死こそ、生物に組み込まれた、最大の能力であるとみる向きもある。

何をもって正解とするは、意見を多数決的に決める民主主義と同じくらい、傲慢さに溢れ、所詮は人の発明による欺瞞によって左右されている。なんだそりゃ。

ワクチンを有効だと捉えるか否かの判断は、全て、最終的な人間の、生物の素晴らしい能力である死によって、無に帰してしまう判断である。

いずれにせよ自然の物ではなく、
人工物もこの世界にある自然物だと捉える胆力が必要な代物。

要するに打つ必要がなく、どちらにせよ、人はもがき苦しむ。

それを事実だという答えに至るまで、悩み苦しみ。答えを得たら、率先して今ある現実を受け入れて、美しく自らの命を花咲かせよう。 

未来は僕らの手の中。

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