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初対面の人にデザイナーですって言うと…

エンタメ業界の雇われデザイナー、せっしーと申します。
最初に挨拶にもある通り、 一応こう見えて(?)デザイナーとしてやらせてもらってます。

僕は元々フリーでアニメやイラスト、 CMやMVなんかの仕事をしてたわけですが、 数年前にとある会社に雇われまして、晴れて職業デザイナーになりました。
正直、自分がデザイナーを名乗ることになるとは思わなかったです。

この業界で最初の会社に入る際にですね、 雇用契約書に「デザイン業」とちゃんと書かれてましたので、 その日からデザイナーを名乗れるようになったというわけです。
(就職のときのエピソードはまた別の機会にお話しします)

さて、そんなこんなでデザイナーになった僕ですが、 初対面の人と仕事の話になる時って往々にしてあるじゃないですか。 その時ってまぁ、例外もありますけどだいたいこんな感じなんですよ。
「せっしーくん、仕事何してるの?」
「あっ、デザイナーやってます」
「デザイナー?そうなんだ!すごいねー」
「・・・」
終わり。みたいな。
それ以上会話続かないっていう。(悲しい)

これあるあるじゃないですか?デザイナーのみなさん! 話続けてよ!深堀りしてよ!って思うんですけど、なんかこう、デザイナーっていう響きがカッチリしすぎてるというか、世間一般の人からはなかなか想像がつかないみたいで、どうやらめっちゃ特殊な職業みたいに思われてるっぽいんですよね。それもあって、全く話が広がらないっていうことがよくあるわけです。

このチャンネルを見てるのは現役デザイナーの人が多いと思いますけど、そうでない「デザイナー?ようわからん!」って人も一定いるんじゃないかと思うんですよ。
そんな人に向けて、もし初対面の相手がデザイナーだったらどんな反応をしたらいいかを、いちデザイナーの僕が今日はレクチャーさせていただきます。
では参りましょう!

デザイナーってどういう職業なの?

まずはデザイナーっていうのがどういう職業なのか、見ていきましょう。

経済産業省が平成21年に発表したデータによると、日本には7747のデザイン事業所があるそうです。 また国勢調査の発表によると、平成17年時点でデザイナーは日本に16万人おりました!

10年以上前のデータですし、時代の流れもありますので、ここからもっと増えてるんじゃないかなと思います。
あと職業としてやってなくても、 例えば個人で絵を描いたり映像を作ったりして稼いでる人なんかも入れたらさらに増えそうですよね。
まあざっと20万人強はいるんじゃないかな?

そしてみなさん気になる年収ですが…、ざっと調べたところ 平均的なグラフィックデザイナーで300~400万という情報がありました!
これは会社規模によってかなり変わってくるので、 大きいところだと500万とか、それ以上の場合も全然あります。

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ちなみに厚生労働省の発表だと、デザイナー全体の平均年収は439.7万円(平成29年のデータ) 全職種平均の454.5万円をわずかに下回る数字でした。
いわゆる「稼げる職業」とは言えないないようです…。

みんなが思うデザイナーのイメージ

話を少し戻しますが、今回の冒頭で 「デザイナーやってます」と言うと意外に会話が続かないという話をしました。
僕の経験による体感ですが、大体の人の反応として
「なんかかっこいい」とか
「えーめっちゃおしゃれ」みたいな感じです。
「えっデザイナー?じゃあ絵うまいんだー」とか言ってくる人もいます。
デザイナー=絵が描けるみたいな偏見もありますよね。
その他に、たまにあるのが
「好きなことして稼いでそう」
みたいなイメージで語ってくる人いますよね!?いません?

これデザイナーの人は超共感してくれると思うんですが、デザイナーだからといって好き勝手作れるわけじゃないんですよ。
ちゃんとクライアントがいて、打ち合わせがあって、締め切りがある普通のサラリーマンなんです。
そう、雇われデザイナーの正体は普通のサラリーマンでした。

デザイナーは、決して自分が作りたいものを自由に作っている人たちではありません。
それができるのはどちらかというと作家と呼ばれる人たちです。
ここがまず大きな勘違いですね。

ただデザイナーという特質上、ものを作ることが本来的には好きだし得意ですから、 仕事とはいえ何かを作っている間というのは、それに熱中できているのではないかなと思います。

デザイナーと会話してみよう!

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じゃあ職業デザイナーの正体がわかったところで そういう相手にどう反応すればいいかというと、一旦こういう風に聞いみてください。
「デザイナーやってます」
「へーそうなんだ!どの業界のデザイナーなの?」  
これです。
たとえば「僕会社員やってます」っていう人がいた場合、「どんな会社?」とか「業種は?」って聞くのって一般的ですよね。

デザイナーという職業を選んでる人に共通することなんですが、 多かれ少なかれ自分のセンスに自信があったりとか プライドを持って仕事をしている人が多いわけです。
なので「どの業界なの?」って聞いてみると、きっと「しゃーないなー教えたるよ」ってまぁまぁまんざらでもない感じで教えてくれると思いますよ。 

実際の話、どの業界のデザイナーなのかで仕事の内容も全然変わってきます。
相手がWEBデザイナーなのか、はたまた工業デザイナーなのか、そこから話が広がると思います。
デザイナーであるということは、その人の仕事が世の中にリリースされているわけですから、 どんな形で世に出ているかも聞いてあげると大抵は喜ぶんじゃないかなと思います!

そんな感じで、割とキラキラしたイメージを持たれがちな職業デザイナーなんですが、 必ずしも安定した職業なのかっていうと実は全然そうでもなくて…  
よく「手に職があっていいね」とか言われるんですが、
これデザイナーにとっては一番ピンとこない言葉だったりします(笑)  

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というのも、やはり時代の流れがシビアな昨今ですから、 業界の需要だったりとか、お客さんの好みや趣向っていうのも凄まじいスピードで変化していきます。
正直、固定観念が強かったり、流行りのものを全く受けつけられないタイプの人というのが、 真っ先に淘汰されてしまう業界だったりもします。
常に市場の需要を判断しつつ、潮流を取り入れてアウトプットし続けられるかが大切です。
デザイナーも大変ですね。

以上、今回は「初対面の相手がデザイナーだった時」の正しい対処法から、
デザイナーって正直どんな職業なの?という疑問に答えてみました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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