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おやつのサブスクを始めた理由

先日「カンブリア宮殿」というTV番組でsnaq.me(スナックミー)の代表の服部 慎太郎さんが出演されており、スナックミーが提供するおやつのサブスクは、保存料や添加物が入っていなくておいしい、8種類の食べきりサイズのおやつが送料込みで月1回2200円程度で届くということで、早速申し込みをしました。

サブスクなのでフードロスが少なく、素材や環境への配慮、地方活性化といった取り組みにも共感しています。

みなさんも、衣食住や娯楽系でこの3年の間に新たに始めたサブスクや、始めたけどわけあってやめたサブスクなど色々あると思いますが、今日は私がサブスクについて考えたことと、私のサブスク遍歴を記事にしてみたいと思います。

スナックミーを始めた理由

まず、冒頭に記載したスナックミーを始めた理由についてです。リモートワークで働いていると、お昼は出社時のように外食でガッツリ食事を取るわけでもなく、軽く済ませることが多いです。フライパンで調理するような食事は、洗い物も増えるので、お昼は「納豆ご飯」や「卵かけごはん」、スペシャルな日は「アボガド納豆卵丼」などをさっと準備して食べて、野菜も取れるように茹でておいたブロッコリーをつまむ程度です。

そうなると、3時、4時くらいに、少し空腹感が出るのと、仕事の小休憩ついで何か食べることが多いんです。何を食べるかというと、スーパーで買うチョコ菓子(大人のトッポはけっこう好きなので常備)や生協でよく注文する無添加のクッキー、アーモンドなどです。

スナックミーの小袋は、ちょうどそこで食べるのにはまりそう、と思ったのと、スーパーでは売っていない、全国のメーカーと提携したオリジナルのおやつを、サブスクなので保存料など無添加で提供でき、味においてもユーザー評価の高いもの以外は淘汰され、個人の好みにカストマイズされたオリジナルのラインナップで届くという仕組みに魅力を感じました。

おやつ系のサブスクは、特定メーカーのお菓子のサブスク、マカロンのサブスク、ケーキのサブスク、チョコレートのサブスク、ドーナツのサブスクなどなど、届くものの種類が限定された、おいしそうなサブスクをあげればきりがないですが、ヘルシーなものを飽きずに色々食べたい私にとっては、スナックミーが合っている気がします。

サブスクの定義と始まり

今や多くのサブスクサービスが出てきていますが、そもそもサブスクの定義を言語化するとどうなる?というのと、商品の「定期購入」や「レンタル」といった類似サービスとのすみわけはどうなる?といった疑問が出てきますが、Wikipediaの定義はこう書かれています。

サブスクリプション ( 英語: subscription )は、定期的に料金を支払い利用するコンテンツやサービスのこと 。 商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」する ビジネスモデル 。 日本 では サブスク とも略される 。

Wikipedia

「定期購入」や「レンタル」の仕組み自体は20年以上前から「サブスク」という名前ではないサービス名で存在していましたが、2018年ごろからITやネットワーク技術の進化とともに個人向けの「サブスク」と呼ばれるサービスが色々出てきました。

ちなみに、「サブスクリプション」というビジネスモデルは、IT業界のソフトウェアライセンスの利用形態の1つとして登場したことが始まりだと認識しています。代表的なものでいえばO365(正式にはOffice 365, Microsoft 365)など、初期購入時やバージョンアップ時に高額なソフトウェアのライセンス費用を一括で払わずとも、毎月定額料金を払っていれば、常に最新のバージョンと最新のサービス内容を利用することができるSaaSサービスです。

そのビジネスモデルと、シェアードエコノミーの考え方が合わさって、個人の衣食住含めてありとあらゆる有形無形の商品に適用されて今に至る、ということです。

サブスクの分類

サブスクのサービスは、以下に分類されます。

  • サービスは、有形か無形か

  • 有形商品の返却は必要か、必要ないか(前者は「レンタル」タイプ、食べ物のサブスクは後者)

  • 届く商品は毎回同じか、毎回違うか (前者は「定期購入」タイプ)

  • 届く商品は全ユーザー同じか、個人の嗜好に合わせたカストマイズか

サービス対象の具体例は、衣食住、その他で以下に分類されます。

  • 衣:洋服、カバン、靴、etc

  • 食:おやつ、肉、魚、野菜、パスタ、パン、ワイン、etc

  • 住:別荘、住居、ホテル、オフィス、家具、家電、花

  • その他(趣味・娯楽・健康美容):音楽、映画、動画コンテンツ、書籍、ゲーム、ソフトウェア、スポーツクラブ、おもちゃ、物づくりキット、車、etc

物を購入して所有するとなると、高額であればあるほどすぐに替えられないので慎重に決断する必要があるのと、買ったとしてもいつかは捨てるか手放すことを決めてアクションを取る必要があります。サブスクはその「決める労力、手放す労力から自由にしてくれる」のと、「自分で選ぶ」から「自分に合うものを選んでもらう、決定してもらう」ことがサブスクの醍醐味(?)ですね。

私のサブスク遍歴

私が最初にサブスクを始めたのは、今から15年ほど前、毎月異なる商品(月ごとに何が届くかのラインナップは事前に決まっている)の「定期お届け」に惹かれて始めたのが、当時洋服などをたまに購入していた通販企業が提供するパスタとパンのサブスクです。

ただ、当時の冷凍技術の問題でしょうか、(最近冷凍技術がだいぶ発展したことは聞きますね)、一流シェフやレストランの味を家で食べられると期待して食べたパスタは、麺もソースも全然おいしくなくて、最初の数回分は食べましたが、だんだん食べる気がしなくて冷凍庫に在庫が溜まる状態になったため、継続せずにやめました。

次は、5年くらい前に、私が愛用する化粧品会社が始めた「ソムリエが選ぶワインを毎月お届け」の定額サービスです。ワインは特に詳しいわけではないので、買うときにどれを買うのがよいのか迷うのと、自分では選ばないけど、おいしいワインとの偶然の出会いがあればいいな、と思って始めました。ただ、うちは夫婦ともにお酒はほんの少ししか飲まないタイプで、フルボディタイプや辛口タイプはなおさら減るのがゆっくりで、こちらも飲まないワインの在庫が少したまってきたので解約しました。

現在継続している、商品を限定した「定期購入」タイプは、Amazonの日用品や化粧品メーカーの基礎化粧品など、何%か安く買えるので3年ほど前から利用しています。

「レンタル」タイプのサブスクは、半年前からホットクックをサブスクで利用しています。買うと5万円くらいしますが、毎月レンタルだと1700円程度で利用でき、届く商品も新品なので、「使わないなと思ったら返却してやめられる」「一定期間レンタル料を払い続けた後は買い取りになる」という選択肢を持てるところが、新規購入するのと違った利点だと思います。

無形商品タイプは、対象書籍は限定はされますが、本の朗読を聞き放題というAudibleの耳読も家事をしながらや、子供の送迎の待ち時間に聞いています。

そして、何が来るか「開けるまでわからない」「自分に合わせてカストマイズ」タイプのちょっとした楽しみ付きのサブスクは、3年ほど前から利用している、エアークローゼット(自分のリクエストや着るシーン、体形に合わせてスタイリストさんが選んだ季節の洋服を送られてくる)と、まだ始めたばかりのスナックミーです。自分で商品を指定するわけではないので、良し悪しの振れ幅はあるものの、良かったときの付加価値は高いです。

洋服は、購入するペースよりも捨てるペースの方が遅かったため、服の総量が少しずつ増えていくという収納の悩みを解決してくれるのと、所有せずに色々着たい、の欲求を叶えるのがエアークローゼットなので、まだしばらくは利用し続けると思います。

そして、まだ利用していないけど、これから利用したいサブスクは2つあります。1つ目は「花」です。花との出会いを定期的に楽しみたいな、と考えていたのですが、同じタイミングでスナックミーを知ったので、そちらを先に始めてしまい、まさに「花より団子」です。

もう1つは家具のサブスクです。特にソファなど椅子系は、長時間座ってみないと本当の座り心地がわからないので、我が家の次のソファの買い替えはサブスクで実現したいなと思っています。

本日は以上です。今はスナックミーの初回のお届けが来るのを楽しみに待っています。

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