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金なしでイタリアに置き去り!帰宅編!

これの続きです。話は、しばらくベンチで泣いていたところから始まります。

イタリアの田舎、夜中に置き去り!

ある程度泣いていたら、泣いててもどうしようもねぇ!と気づいたので、少し歩きながら考えてみた。

今日の夜はどう過ごすか、それだけを集中して考えた。安全に夜を越せればいい、ただそれだけだ!

と考えたところで、慣れない土地、はじめて来た国、てかどこだここ状態。とりあえず歩き回って探すしかなかった。

携帯の充電がなくなって来て、本格的ピンチ。できるだけ携帯を使わないようにした。

ただ歩いた、ひたすらずっと歩き回った。なぜかどんどん暗い方暗い方へと歩き続ける。たぶん独りになりたかったから。

歩いていると線路にぶつかった。ここを辿れば駅があるはずだ!駅に行ったところで何か起こるわけでもないが、その時はとりあえず駅に行けばなんとかなると考えた。

ずっと線路沿いに歩いていると、何もない、ただの駅に着いた。夜中で電車も走ってなかった。誰もいなくて、安全そうだった。とりあえずここで一泊しよう。そう考えた。

そして、落ち着いたところで、この後どうするかを考えた。何を考えてかわからないけど、ローマを目指すことにした。ローマに行ったらどうにかなるんじゃね。駅にあった鉄道マップを見て行き方を調べた。

目的が決まったらなんか安心した。スッキリしたって感じ、今でも覚えてる。ローマに着く、それだけを考えれたからだと思う。

wifiないし、暇だし、なんかエモかったから、散歩した。やはりこの時も暗い方へと歩いて行った。そんで、真っ暗なアスファルトにバックを投げて、横になってみた。

辺りは真っ暗で、見上げると満点の星空だった。久々に色のついた星空を見た。感動して泣いてしまった。なんでかよく覚えていない。これから先どうなるか分からない恐怖というよりは、なんかプラスな感情が湧き出ていたと思う。

たまに訪れる流れ星を待ちながら、ぼーっと星空を見ていた。

しばらくしたら、目の上の方が急に明るくなり、ゴゴゴという音がした。車が来やがった。寝っ転がってた僕は、ヤベェ!と思い急いで立ち上がって、脇に避けた。

あの車ライトついてなかったら轢かれてた。そんで車が通り過ぎる時、若干速度を落として横切って、なんだこいつ?という顔をしているのが見えた。

あぁ、何してたんだ俺、ということで、宿(駅)に向かった。

向かう途中、暗い道の向こうから、犬の鳴き声が4匹ほど聞こえた。そしてその音がどんどんと大きくなって行くのがわかった。

うおおおお怖えええ!!暗闇から聞こえてくる犬の鳴き声、それがどんどんと大きくなり近づいてくる!この時の恐怖は半端なかった。サッカー部で鍛えた足腰を駆使して、猛烈ダッシュで駅に向かった。

これでもかと差をつけて駅に着いた。めっちゃ疲れた。

疲れからか、死んだように眠った。やけに白い。

ローマを目指して

朝5時くらいだろうか、人の足音で起きた。3時間ほどしか眠れなかったが、結構スッキリした。

早速ローマ行きの切符を買った。よくルールがわからなかったので、ローマまでの切符買えば何とかなるかってことにした。

そんで来た電車に乗り込んだ!

残り所持金11ユーロと少し。

そんでグーグルマップ確認したら、真逆を突っ走ってることに気づく。アホだぁ。しかも次の駅まで結構長かった。充電をしながら、寝ながら、次を待つ。

MacBook、携帯充電器、iPhone、これで充電は安泰だ!油断してたら、寝過ごした。また次の駅へ。

なんか謎の港町に降りた。なんて場所か覚えてない。

キレイな景色は撮り忘れる癖があるので、変な写真しかない。すげぇ天国みたいな場所だった。

ゆるい音楽が流れてて、港ではすっごい暖かくて、海が青くて、真っ白な砂利が光っていた。カップルや親子が海沿いをのんびり散歩していた。

写真には撮れなかったけど、一生忘れることのない、そして曖昧に鮮明に景色が脳内にインプットされた。

少し落ち着いたところで、ベンチに座りWiFiを獲得した。何となくマケドニアの友達ゴラストに連絡した。全部伝えたところで、どうしようかという話になった。ゴラストは、『もう日本に帰りなよ』と言ってきた。

確かにこの事件を親に説明すれば、帰りの航空券代は買ってくれると思う。でもなんか違うなぁ。ここで日本帰って何があるんだろうか。とりあえずマケドニアに帰りたかった。

ので、ママに全部説明してお願いしたら、ローマ→スコピエ行きの飛行機を買ってくれることになった。理由は、あまりに理不尽なのでとのこと。

航空券を調べたら、8日後しか取れない。バカなので、お!これで帰れるぞう!くらいしか考えてなかった。この時は。

イタリアも真夏、暑いので日陰で時間を潰してた。そういえば喉が乾いてきたな。バカなので喉が乾いてからじゃないと水のことを考えれないようだ。

水を探し回ったが、結局見つからず。泣きながら1ユーロを使い、ちっちぇ水を買う。

飲み切らないように、口の中で転がしながら、味わって飲む。まあ喉がカラカラなわけで、チョビのみを延々と繰り返して、電車に乗る頃には全部のんだ。

電車の中で爆睡をかました。起きて、グーグルマップを確認したら、ローマのに着いてた。そんで徐々に遅くなる電車、焦って降りたら、目的地の一個手前の駅だった。アホすぎる。

まあゆうても遠すぎるという訳でもないので、ローマテルミニ駅を目指して歩く。そんで小腹が空いたなぁ、ということで田舎で買ったクラッカーを食べる。

どうせならって事で日本食の目の前で食べた。ただ虚しくなった。まあパクパクと食べていたんだけど、パッサパサだから喉が乾く。

あ!喉乾いた!またバカした。昔から喉が乾いてからしか水のことを考えれない。本当にバカだ。また同じ過ちを。

水を求め歩く。マケドニアに比べて、水がないぞイタリア!灼熱の太陽を浴びながら歩く。そろそろやばい、ヒューヒュー言ってきたぞ。

人生で初めて見たコロッセオ、水のことしか頭になく、何の感動もなく、でも有名だからという理由で雑にパシャる。コロッセオは飲めないけど、水は飲める。そんなことを考えながらコーナーを曲がる。

!!!!!!???????

あの時の記憶がフラッシュバックした。。。

反省をしなければ歴史は繰り返される。しかし、反省しなかったことで、歴史は繰り返され、水が落ちているという現象が発生したのだ!!神に感謝!!

落ちている水に感謝!!そしてこんなにたくさん!がぶ飲み!もう止まらないよ!!

体力全回復。余裕で目的地に到着。

そういえば8日間の宿はどうする!?

テルミニ駅のWiFiで宿の作戦を練っていた。『イタリア 野宿』とかワケわからん検索をしたり。一応出てきてウケた。まあ結局、空港泊が一番安定な気がした。充電器とWiFi、空調完備。空港泊以外ありえない!

ローマチャンピーノ空港みたいな名前のところで8日間過ごすことにした。一応口コミ評価2.3。劣悪である。

とりあえず口コミも少なかったので、ローマチャンピーノ空港はどこまで連泊性能があるのか見に行く。

奇跡のローマチャンピーノ空港は幻想

到着してまずWIFIを調べた。良好、いや最高!めちゃくそ速い!!

次に充電器、良好。大量にある。しかも椅子付近に!

寝床、良くない。椅子が全部カタイ。そして手すりがあるので横になりにくい。

他にも洗濯とシャワーの代わりを探した。あった!個室トイレが絶妙に広くて身体が洗える。清潔を保てるぞ!

なんか最高に揃ってる空港じゃないか!寝るのなんて床で寝ればオールオーケー。この時はやけにテンション上がった。欲しかったものは全て揃っている。あとは耐えるだけだ!

まあ時間も経過して、そろそろ寝るかと思い、床に寝っ転がってたら、起こされた。流石に床で寝るのはまずいのか、、、じゃない!!

なんとローマチャンピーノ空港は夜中は閉まってしまう。空港の外に追い出される。そう、星2.3の正体はこれだったのだ!これはなかなかのパワーだった。仕方なく外のベンチで野宿。

でけぇライフル担いだ兵隊に見守られながら睡眠。寒くて寝れない。眠ると体の芯から冷えて眠れない。

結局寝て起きてを繰り返して、朝の4時、再び空港が開く。あったかい空港で寝っ転がって寝た。ああ、あと6泊、辛いなぁ。

急展開ツイッターで恩人に助けてもらう。

空港追い出されと睡眠不足で絶望を感じているところに一通のDMがきた。

内容は『今ローマにいるのでご馳走させてください、ドミトリーも用意できます。』という感じ。信じられない!

こんな事って本当に起きるんだなぁ。このことは一生忘れないだろう。そしてこんな大人になりたいって思った。

ローマテルミニ駅で待ち合わせをして、合流した。見た目からして優しそうなおっさんだった。とりあえず、ドミトリーに向かった。そんで恩人岩崎さんが、今日は日本食の食べ放題をご馳走する!と言った。

日本食、食べ放題、うおおおおおおおおお

全部で90ユーロのドミトリーを何も言わず、さらっと奢ってくれた。本当に感謝!

そして、岩崎さんは他に2人誘っていた。世界一周中で約7年無帰国のタカさん、世界で活躍してるお笑い芸人のウエスpさん。

とにかくみんなすごい濃い人たちだった。そして説明すると終わらないのでツイッターのリンクを貼っておきます!絶対にチェック

タカさんのいいカメラで撮りました!

ちなみに岩崎さんは8月13日の世界ナゼこんなところに日本人という番組に出演するので、チェックしてください!

そして、日本食は本当に美味しかった。久々のお寿司、とんかつ、うまかった。腹破裂するほど食べた!ありがとうございました、ごちそうさまでした!!

そして久々にお布団で寝た。何日ぶりだろう、、

次の日、このドミトリーでは朝食が無料でもらえる。助かった。昨日の爆食で余韻があったので、夕方まで何も食べず、朝食は取っておいた。

そして、夕方から中華を奢ってもらったあと、イタリア観光に行った。中華料理はマジでうまい。なんか中国人っていろんなところに住んで、言語覚えて、暮らして、すごい生命力だなと感じた。中華パワーってすごい。

ローマ巡り

スペイン広場。ローマの休日で有名な場所。ここでオードリーヘップバーンが食べたジェラートを食べながら写真を撮るのがインスタ映えなのだが、飲食禁止。めっちゃ人いる。めっちゃ写真撮ってる。

人混みを避け夜のトレヴィの泉でうまい白ワイン乾杯!いい景色を見ながらのワイン、僕には少し若すぎたか?w 最高でした、ごちそうさま!

これ忘れた

夜のコロッセオ。綺麗だ、そしてでかい。ここら辺であの、ウイスキー藤村が野宿していたのかという感想。何か繋がれた気がしたw

まあこんな感じ、少し雑すぎたかw

惰性!ドミトリー引きこもり生活

岩崎さん、タカさんと別れ、一人ドミトリーでスコピエへの出発を待つ。あまり一人での観光は好きじゃないので、ずっとドミトリーにこもる。金がないから、安いパンで食いつなぐ。

密かな楽しみは、朝食だ。たくさんある中から一つを選ぶ。大きさを取るか、味を取るか、毎回これには悩まされる。そんな攻防を繰り広げるのが毎朝の楽しみ。しかし、生粋のバカなので、二度寝坊して朝食を逃す。超ショック、そう、朝食逃して超ショックとかほざいてるガキどもよ、俺以上にショックか?

まあ、ドミトリーにいればいろんな陽気な人が来て。イタリア人集団は毎晩歌って踊って酒飲んで。酒くれて。

イギリス人にカード誘われたり。1ゲーム目が終わって、イギリス人がワインこぼして終了したり。

退屈であったはずのドミトリー引きこもりを色濃いものとしてくれた。ありがとう!

そんで切り詰めた生活、パンだけ生活をしていたら頭が狂って来た。ラーメン食いたい、しょっぱいもの食いたい、かたい感触の物を食いたい。病的に欲しくなった。そしてユーチューブで二郎ラーメン検索して自爆。

頑張って切り詰めたんだ、贅沢をしよう。

美味しかったああああああああああ

マケドニア帰国!!!

マケドニアに帰る前日、楽しみで寝れなかった。ワクワクして心が高ぶって寝れなかった。久しぶりの感覚だった。中学生の以来なかったな。あのワクワクは子供に戻れてた。それくらいマケドニアのこと好きなんだ。

いつも時間ギリギリになってしまうので、早く宿を出た。早く空港に着きすぎた。それでいい、ミスったら絶望すぎる。

全ての手続きを最短で終わらせ、搭乗口で待つ。『ドーブロ』マケドニア語だ!この言語を聞くとすごい落ち着く。そしてマケドニア行きの便は相変わらずアジア人俺だけ。

そして無事搭乗、無事着陸、案の定わき起こる着陸時の謎の拍手。ああ、マケドニアに帰って来たんだぁ。

ああ、この空気。マケドニアの風だ。帰って来たんだ!少し感動して涙が出そうだった。

パスポート見せる場所で抜かされまくって、また最後になった。最後だからってのと2回目のマケドニアだから少し質問された。日本パスポートを見て『マコト!』と言ってきたが、マコトって何?まあ人気っぽいからいっか。

空港に帰ると見慣れた通貨デナール。バスのチケットを買い、いつものスコピエへ。バスからの眺めもマケドニアだ。

到着して、ゴラストが向かいにきてくれた。ホステルは僕のために空けといてくれた。マケドニアは僕を暖かく迎え入れてくれた。

イタリアでトラブって、でも多くの人に助けられて、みんながマケドニアという居場所を作ってくれて。本当に感謝しかない。ありがとうございました!!

終わり

これでイタリア編終わりです。

ちなみに超軽く僕について説明すると、去年の入試全落ちしたので、内緒でクレカと少しのお金で無理やりマケドニアにきました。みんなに助けられて、なんとか生きてます。

今は日本に帰るための航空券を集めてます。ポルカで投げ銭してくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。

面白かったらRTしてくれると嬉しいです。

お願いします!!!




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благдрам(ありがとう)
8
帰れないけど、マケドニアに行って帰ってきました。 まあ、読んでくれ

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帰りの便が買えないマケドニア旅日記
帰りの便が買えないマケドニア旅日記
  • 6本

忘れてたけど、マケドニアの片道航空券しか買ってなかった。マジで帰れないとヤバいんじゃねという事で、マケドニアでの生き様を公開して、なんとか帰ろうって事で書きます。たまに無茶したくなるので、そん時は一緒に楽しみましょう。Wi-Fiがあれば更新したいです。毎日書くぞ!と意気込んでるんですが多分無理です。

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