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「1000体の人体模型」渋谷交差点を歩く映像

「安藤忠雄展」

今から28年前の1992年、私は建築学科に入学したての大学1年生でした。
その年の夏、初めて建築家の展覧会を観ようと、池袋にあったセゾン美術館で開催されていた安藤忠雄展に行きました。

建築家とはこんなに凄い仕事をする人なのか。
実際に建物が完成するまでの過程、スケッチ、コンセプト、模型、パース、CG、設計図、詳細図、本人の講演、とにかく初めて建築というものに触れる私にとって、展示されているもの全てが衝撃的でした。

一つ一つの展示を噛みしめながら観ていると、衝撃と感動で涙が出てきて、展示の半分も観れないまま美術館の閉館時間になってしまいました。

その日は、家に帰っても感動が納まり切らず、親の前でも泣きながら、建築って凄いんだよと話したのを覚えています。

安藤忠雄展から28年経った今日、渋谷に新しくできた渋谷スクランブルスクエアに行ってきました。

「1/100 SHIBUYA Crossing」

目的は、2015年に製作されたテラダモケイ・ピクチャーズ作品「1/100 SHIBUYA Crossing」で実際に撮影使用された1000人の添景とスクランブル交差点の模型展示でした。

その模型がこちら

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この、1000体の人が動くのです。
どんな映像だったのか。

1000体の人が動く映像

今日は、模型展示と一緒にYouTubeのリンクもQRコードで貼ってありました。

1000体の人がいる渋谷の交差点の模型を見ただけでも身震いしますし、その1000体が歩き出したらそれはもう、涙出ますよ。

本当に胸が熱くなりました。
その時、想い出したのです。
安藤忠雄展の時と同じだと。

さすがに40代後半のおじさんが鼻水垂らしながら泣き出すことはやめようと、今回はぐっと堪えて目頭を熱くするところで抑えました。

そして今日、目頭を熱くする出来事は交差点の模型だけではありませんでした。

これも、衝撃的な出会いです。

何かというと、これ

「めいしばこ」

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「めいしばこ」という名の紙で作る名刺入れです。

私は昨年から名刺の大きさの「ポッピング・クラフト」として飛び出す「ポッピング名刺」を作っています。

そこでこの、紙でできた名刺入れ、相性ピッタリだと思い、よくよく見ると。

「めいしばこ」も一枚の紙から山折り谷折りに折っていくだけで完成するではありませんか。

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一枚の紙から山折り谷折りをしていくだけで、この様になります。

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一枚の紙からできた名刺入れから、
これまた一枚の紙からできた飛び出す「ポッピング名刺」がお目見えする。

これは衝撃的な出会いです。
ここでまた、私の目頭は熱くなりました。

「めいしばこ」x「ポッピング・クラフト」

家に帰って、「めいしばこ」に「ポッピング名刺」を納めてみました。

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「めいしばこ」x「ポッピング名刺」

この組み合わせには、泣いた。

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