私とツイキャス
新しい習慣
2月くらいからだったかな。Jリーグサポーターの中でも戦術について語ったりnoteやブログに書いたりする人達(通称戦術クラスタ)のツイキャスを聞くようになった。
試合やサッカーそのものについての話を聞きたいからではない。配信者は思いのほかサッカーの話をしていないし、悲しいかなそもそも今は試合自体やっていない。日常生活や好きなものの話がメインだ。
私は基本的には聞き専門。多くは会ったことのない彼ら彼女らのとりとめもない話を聞いたり、コメント欄でチャチャ入れしたりする程度のスタンスを今は保っている。
それでも今では週の半分以上BGM代わりに流し、いつの間にか寝落ちする日々を過ごしている。
身近な他人の話が静かな部屋に響く感じがなかなか心地よいのだ。
リアルでの接点がない日々
新型コロナウイルス感染症対策のひとつとしてSTAY HOMEが奨励され、人と直接会う機会がめっきり少なくなった。
そして世間ではzoom飲み会が流行っている。
私も数回参加した。それどころかzoom筋トレ会からのzoom飲み会という体にいいのか悪いのかよくわからないイベントにまで参加した。
私が思うzoom会のメリットのひとつは「距離を超えられる」ことだと思う。九州住みの人とか今までならおいそれとは会えなかった人とも飲めているから。何ならネット上含めて初対面の人とも1ヶ月の間に複数回飲んでるし。
こういうのはこんなご時世だからこそ得られた機会。そして人生ソロ活動を満喫してきた自分でも人とつながる、人と喋れるありがたみをひしひしと感じている。日々のささいな話も興味深いし、トークテーマがサッカーならばなおのこと。好きなもので繋がる人間関係は最高だ。
とはいえzoom飲み会はどこか物足りない部分もある。
例えば(参加する会にもよるけど)時間がきっちり決まっている点。
そうなんだよ、もう少し自由度が欲しいときもあるんだよ。
毎日どこかに場があって、ふらっと扉を開けたら身近なだれかがいたりいなかったりして、会話してもしなくてもいいし、何しててもよくていつでも抜けられるみたいな居心地のいい場所。
学生時代の部室とか行きつけの飲み屋的なたまり場が欲しかった。
扉の代わりにアプリを開く
そんなことをぼんやり考え続けていたある時、ふと気がついたのが「自分が聞いているツイキャスって今の自分にとっては部室かたまり場みたいな場なのでは?」ということだった。
・だいたい毎日界隈の誰かが配信していて
・そこに数人~数十人が集っていて
・話したい人は配信に参加するし、聞いてるだけでいい人は恐らくただ流している
・配信が終わるまではいつ参加しても、いつ抜けてもOK
だから毎日のようにツイキャスを聞いていたのか、と合点がいった。
ラジオを聞く習慣を持ったことのない自分が界隈のツイキャスを聞くようになった理由が腹落ちした瞬間だった。
というわけでオチとかは特にないんだけれど。
界隈の皆様、いつも配信ありがとうございます。今日も扉の代わりにアプリを開くのを楽しみにしています。
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