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「心のドアが開く佇まい」伝説のメンター・大久保寛司's RADIO「あり方研究室」VOL.66

大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第66回のテーマは「心のドアが開く佇まい」です。

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■VOL.66「心のドアが開く佇まい
GUESTは、木内亜紀さん。中編です。

こちらからお聞きいただくことができます。↓

これまでの「あり方研究室」の再生リストです。こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。

そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。


〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司

「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!

今回のGUESTは、木内亜紀さんです。

木内亜紀さんの考える「看護の本質」とは何か。

日々、「いのちの現場」であり方の看護を続ける木内亜紀さんと、大久保寛司さんの「生きること、死ぬこと」の洞察に溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。

■木内亜紀さん
「地域ケアステーションゆずり葉」管理者
看護師。在宅看護、看取りのスペシャリスト。
日本赤十字武蔵野短期大学卒。
「かけがえのないあなたを主役に」をミッションに、地域の人と人を結び、命の始まりから終わりまで、すべての世代が役割を持ちながら生きていくことを支えている。

■地域ケアステーション ゆずり葉
http://www.chiikicare-yuzuriha.com/sayama/

VOL.66のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。

■VOL.66
「心のドアが開く佇まい


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木内:訪問看護師って、基本的には持っていけるものは限られていますし、
持っていけるものがそもそもないので、目と耳と手で、どこまで看れるのか?という、ある意味、フィジカルアセスメント技術の真骨頂のようなところがあります。

大久保:患者さんの家の中に入っていった時に家の様子がわかりますよね?
それと家族の関係性もよくわかりますよね。その辺が結果的に、患者さんにもいろいろな形で反映してると。
そこはやっぱり亜紀さんぐらいになるとピッと読み取っちゃうんでしょうね。家に入っていったら、わかるでしょ?

木内:家にお邪魔させていただいた瞬間から、たぶん、私たちのフィジカルアセスメントって始まっているんですよね。なので、そういう経験を積ませていただいて、今は大体、一瞬お会いすれば、「この方、いい方だなあ」とか(わかります)。

大久保:看る対象の患者さんとその取り巻くご家族も千差万別、十人十色じゃないですか?
ここは関係性もいいし、いろいろアプローチしやすいな、というところもあれば、当然、ギスギスしているところ、壁ができている家族だって絶対あるわけですよね?それに対して亜紀さんの言動も自然に変わるんでしょうね。

木内:そうですね。おそらく無意識に近いのかもしれないですけど、お邪魔させていただくお宅だったりとか、ご家族、ご本人によってしゃべり方ももちろん変わりますし、表情も変わるんだと思います。
その方が私たちにどんなことを求めていらっしゃるのか?というのを、そこで瞬時に感じ取りながら、それに合わせてお話をしたりとか何かお手伝いをしたりとか、しています。

大久保:
お家の中に入れさせていただくということは、まず、そこが大切なんですね。

木内:安心感を持っていただかないと、受け入れてもらえないので。
病院は、入院してくるという本人の意思だったりとかがあるので、合意されていらっしゃるんですけど、在宅看護は、私たちは外から入っていくので、
ご本人が拒否されたら、行けないんですよね。
なので、まず扉を開けていただくということが非常に重要で、「入れていただく」ということにつながるように、玄関先から非常に気を使って入らせていただいていますね。

(壁をまわりに作ってらっしゃるような感じの方の場合も)
一回心が溶けると、逆に今度は信頼をしてくださるようになるので、そこに至るまでが、私たちは、向こうが心のドアを開けてくれるまでじっと待つという、そういう感覚なんです。

大久保:(最初は「絶対来ないでください」と言われた方でも)、訪問看護をなぜ受け入れてもらえたか?
それは、木内亜紀さんの表情と雰囲気から出てくる「信頼」なんですね。
やっぱり一番大事なのは何事においても信頼であって、その信頼というのは
外から勝手にこじ開けて作れるわけじゃなくて、向こう側が思ってくれないとダメなんです。
亜紀さんは、ともかく雰囲気が、“丸い” んです。穏やかなんです。
なぜかわからないけど、ずーっと笑っていたり、ずーっと歌を歌ってるという感じの方で、その亜紀さんの雰囲気が、受け入れてもらえるのかなと感じます。

(木内亜紀さんとの対話は、後編に続きます)



✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。

■「あり方研究室」VOL.66音声配信


大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司著「あり方で生きる」

■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、
よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション

✴︎

VOL.66のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。

12「心の扉は中からしか開かない」

12 心の扉は中からしか開かない

これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓


想いを込めて作った書籍を応援してもらうことに繋がり、大変嬉しく思います。 また本が売れなくなっているというこの時代に、少しでも皆様にお伝えしたいという気持ちの糧になります。