VRにフリック入力出来るスマホを持ちこんだ時の覚書【割と簡単】
どうも、琲煎まきです！
皆さんはVR空間でもスマホを持っているでしょうか！？？！？！？
そもそも数十万円するPCから数万円するVRゴーグルを被ってるのにわざわざスマホを持ちこもうとするあたり頭おかしい話なんですが、それにしてもVR空間でTwitterやディスコを見るのが難しいんですよね。
VR越しにもあの手この手を使えばデスクトップや任意のウィンドウを見たりテキストを書き込むことはできるのですが、実際に書き込むとなると仮想キーボードをポチポチ押したりブラインドタッチでリアルキーボードを打たないと行けなかったりで…経験したことある人にはわかると思うんですがとにかくめんどい！
…VRでもスマホから手軽にツイートして～～～！！
っていう事で今回はふと思いついて実行してみたら意外と直感的に操作できるスマホをVR空間に持ち込めたのでその覚書を残しておこうと思います！同じくVR上でのキーボード入力が煩わしく思ってる人の参考になれれば幸いです。
普段は料理系の活動をしております！もし興味あればチェックしてみてください！
まず「steamVR」入ってますか…？（小声）
ゴーグルを被ってすぐにVRCを選択してインしてる人はちょっと注意が必要です。まず、steamVRをインストールしておいてください。やってる人は読み飛ばしてOK！
VRCに長くいる人は既に導入していると思いますが、VR上で色々遊ぶのにsteam上で配布されてるユーティリティがいくつかあります。
そのユーティリティっていうのはふわっと宙に浮いたり、手元でデスクトップ画面などのウィンドウを開いたりするやつだったりするのですが、「steamVR」からVRCに入るとそれらが使えるようになります。
まずここでボク自身かなり躓いてた側の人間なのでざっくり分かりやすく過去の自分に教えると…
・何も考えずにsteamで「steamVR」をインストール！
・ゴーグル被って最初に出てくるホーム画面は罠！
・ホーム画面のライブラリに表示されてるsteamVRを選択！
・steamVRのホームに入ったらそこで「VRchat」に入ろう！
※steamVR上にVRCが表示されてない場合、その場でインストールするとかあったかもです(うろ覚え)
という感じで、快適にVRで遊ぼうと思うとちょっとした下地が要ります。簡単に言うとVRゴーグル自体からVRCには入れるんですが、直に入っちゃうとsteam経由で入れたユーティリティが使えないので、「steamVR」経由で入ることでsteam本家で導入したツールやアプリを使えるようにしようという感じ。マジで最初は意味不明だった。
詳しく説明すると脱線しちゃうので申し訳ないのですが他の方の詳しい解説などを参照して…頑張ってください！ほかのnoteやYouTubeで解説が上がってるはずです。
とにかくsteamVRをインストールしよう…！
VR上でデスクトップ画面やウィンドウを開けるようにしよう！
これもすでに取り入れてる人はいると思います。やってたら読み飛ばしてOK！
steamVRがインストール出来たら次はVR空間でウィンドウを開けるアプリを入れます。代表的な物で「XSOverlay」や「OVR Toolkit」があります。どちらも1000円ほどかかる有料アプリなのですが、必須レベルなのでこれからVRで遊び散らかす人は絶対入れておくべきです。（両方じゃなく片方だけでOK）
知り合いのほとんどはXSOverlayを入れてますが、ボクは逆張りオタクなのでOVR Toolkitを入れています。今回はそれを使用しての解説になりますが、正直どっちでもいいかも？OVR Toolkitしか使ったことないのでわからないのですが、左手に色々ウィンドウ固定できるのが個人的に良かったので。目の前にウィンドウも固定することもできるし、使い慣れるとプロファイルで設定管理出来て状況によって表示できるウィンドウを切り替えられます。
で、これをインストールしたらすぐ使えるのかというと…さっき散々語ったsteamVRから入らないとダメっていうわけです。この概念が最初わからなかった…。一回躓いてみると嫌でも覚えるので、わからないなりにいじってみるといいかも！頑張って！！！！
ちなみにsteamVR側の設定で、steamVRを起動した瞬間にOVR Toolkitを勝手に起動するようにもできます。アプリケーションを常在させないとVR上でウィンドウを開けないので注意してください。
ここまでが今回スマホを導入するための下地になります。
みんなやってるよ？（勧誘）
androidエミュレーターを導入しよう！
スマホゲームをPC上でプレイしたい！と思って色々調べたことのある人は行きついたことがあると思いますが、デスクトップ上でスマホ画面が操作できるandroidのエミュレーターという物が存在します。エミュレーターというと訝しむ方もいらっしゃるかもしれませんが、アプリ自体は怪しい物ではないので大丈夫です。
普段VRCでOVR Toolkitを開いてて思ったのですが、ディスコードやchromeのウィンドウ単体で開けるわけで…だとしたらスマホのエミュレーターがあると実質スマホなのでは？と考えました。YouTubeでスマホゲームの実況配信をする際に何とかスマホの映像をPCに送れないかと探したときにエミュレーターまで行きついたことがあって覚えていたんですけど、Twitterのアプリも見れるし…いけるんじゃね？
…でもそんなことしないで、スマホ自体をどうにかして画面共有させたらそれで解決するのでは？とも考えてたのですが結論としてダメでした。
USBを経由してPCにスマホをつないで画面共有するアプリもあります。ですが、有料なんですよね…！！しかも月2000円だったり結構な値段がする。なんだかなあ。体験版も使えるんですがあともう一息ほしい所で使えなくなるので実用的ではなかったです。そもそもスマホ自体を触らないと操作できないし、不採用。
そこで、エミュレーターです。PC上でマウスカーソルで操作できるってことはVR上でも操作できるはず！
androidエミュレーターに関しては色んなものが出回っており、好みで選んでも大丈夫だと思いますが今回は「LDPlayer」というのを使うことにしました。その他エミュに関しては知見がないので自己判断でよろしくお願いします。
インストールは流れでやっちゃって大丈夫だと思います。androidエミュレーター上で任意でグーグルアカウントにログインしておくとディスコやTwitterログインも楽でした。
サイズもタブレットやデスクトップサイズに変更できるのでそれらも任意で設定しておいてください。
あとはGoogle play ストアで配布されているアプリを必要なだけ任意でインストールしておきましょう。Twitter、ディスコード、ゲームも色々あります。あとで説明しますが、フリック入力アプリも任意でお好みな物をインストールしておいてください。
これで準備完了！！VRCで開くぞ！！！！！！
が、ダメ…！フリック入力できません…！(それの解決方法)
かくして、VRCに仮想スマホを持ちこめました！！！！！！！！！！！！
みんなの使ってるsteamVR、左手の自由な箇所にウィンドウを固定できるOVR Toolkitと、PCに仮想的にスマホ画面を表示できるandroidエミュレーターを併用することでついにVRCでもツイ廃出来るようになりましたああああああ！！！
が、ダメ…！！フリック入力出来ません…！！
スマホで文字を打つときに文字を十字方向にフリックすることで入力できるアレ…なぜか出来ない…！！どうやらandroidエミュレーターの本来の用途としては、ゲームを快適にプレイするためのマクロだったり自動入力だったりするための物で、本来のスマホとしての機能が備わってない…！？（ツールによって様々ありそう）
このLDPlayerでは、テキストを打つ際はキーボードから打たないといけないのでした。積んだ～～～…！ここまで来て…！？
…でも、ツールの設定あるいはスマホ端末自体のアクセシビリティとかで設定できるんじゃない？と思って調べてみたのですが、どうやら無さそう。テキスト入力に関しては音声入力も考えたのですが、VRCでトークしてる時にやるには実用的じゃないしなあ～。
ここまで来るとちゃんとスマホとして使いたい…！！
という事でダメ元でGoogleplayストアで「フリック入力」で検索、カスタマイズできるアプリがあったと思うので適当な物をインストール。それがさっきのMicrosoftのキーボードアプリです。（任意で好きな物でもOKかも）
これで出来なかったらあきらめてアンインストールかな～～と思って使ってみると…
出来た！！！！！！！！！
マウスでも出来るしVRのコントローラーでも入力出来る…！！完璧だああああああああああ！！！！
入力の感覚としては、任意の部分を長押しして選択すると十字の文字選択欄が出てきて、ドラッグするとその文字が打ち込めました。スマホに指で押してる感じのそれ…！！VR上で「うんち」が検索できる喜びを得た！！！
VRでもスマホでツイ廃！
そんな感じで割と無料でスマホを持ちこむことが出来ました！！ウィンドウ自体はもともと開けてたのですが、ブラインドタッチでのキーボード入力が下手すぎて結構ストレスだった物の、フリック入力が出来るようになったことでより直感的に操作できるようになったのが強すぎる…！！Twitterやディスコでの連絡もVR中だと後回しにしがちだったのですが、これだとだいぶ気が楽になるかもしれません。
ユニティ使える人ならスマホのアイテムを左手にアニメーションで表示させたりしてあげると、実質スマホをいじってる様子を表現できるかもしれませんね。
というか元々、スマホを持てる素材を配布されてる方もいて、それを導入しようと考えたこともあってそこから今回の着想を得ていたのですが、これはボクの技術では導入できなくて諦めていたんですよね。
こちらはブラウジング機能は無さそうで、そもそもスマホの機能というよりカメラやライトとして扱う物みたいでしたが。にしてもこっちもいいなあ…技術力…。
という感じで、VRCにハマり始めてまだ日が浅い者ですが、ふとしたひらめきでVR上にスマホを持ち込めたのでした。素人でも発想次第で色々いじれるからこの世界は面白い…！！
【終わり】
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