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006« 2016年 ボリビアの首都ラパスで夜景を観た

チリのサンティアゴから北上し、ボリビアに向かう旅。

サンティアゴからアタカマまで移動した記録

002 2016年 サンティアゴ〜サンペドロデアタカマ https://note.com/esistleer/n/nbec52e65e20f

ボリビアのウユニ塩湖を数日ぐるぐるして、飛行機で首都ラパスへ着陸。
数日間滞在したウユニで知り合った人が何人か同じ飛行機だったので(たまたま全員が同じ便を予約していた、のではなく、自分が予約していた便は出発時刻がやや早まった程度で問題なかったのだけど、最初に予約した便がいつの間にか謎のキャンセル?欠航?になっていて振替えたという人もいた)、ラパスに到着したら夕方集合して夜景を観にいきましょう、ということになった。

空港からはタクシーで各々の宿へ。

夕方になるまで周辺をぶらぶらする。雑貨、楽器、服、パン屋、など。歩いているだけでちょっと呼吸が苦しくなるこの地。標高は富士山を越える3,800メートルほどある。空港がある場所は4,000メートルを超える。街はすり鉢状で、空港はすり鉢の縁部分にあり、底に近づくほど街になり栄えている。

約束の時間になり待ち合わせ場所である寺院の広場へ。ここでパーティ結成。計7名。
目的は、ラパスの街並みを展望台から見よう、夜景がキレイということなので暗くなるまで展望台に滞在しよう。
街中から展望台まで徒歩移動は難しく、タクシーを利用。パーティのなかの1人に現地語ベラベラの人がいて、交通量の多い場所で交渉開始。
展望台まで連れてって、なおかつ、夜景が見たいから暗くなるまで1時間くらい待機してまたこの場所に送ってほしい、さらに格安で、という条件に、ノー!と走り去るタクシー数台を見送り、最後はタクシーに飛びかかる勢いで1台捕まえてようやく交渉成立。
初めは7人だし2台に分かれようと話していたが、その運転手さんは全員乗っちまえよと、私物を乗せてる荷台を開放してくれ1台で行くことに。
助手席に2名(一番窮屈な席)、2列目に3名、後ろの荷台に2名。重要な交渉してくれた人が一番窮屈な席に座るという気の毒な展開になりつつも、坂道ばかりの街中をクラクションをバーバー鳴らしながらグイグイ昇ってゆくタクシーに、車内は歓声と悲鳴でお祭り状態。

展望台から見える場所にタクシーを停めておいてもらい、パーティは街並みをしばし観賞。
すり鉢の斜面部分にぎっしりと建物が建っている。遠くなのか近くなのか遠近感が分かりにくいが雪を被った山が見える。


暗くなり段々とその建物たちに灯りが灯りはじめキラキラと。オレンジ色の灯りが無数に光っている。
おおーキレイ!と感嘆したのもつかの間、展望台には街灯はあるものの薄暗く、人が増え始めてなんか怪しい匂いがしてきてるし、待機してるタクシーの運転手さんがバーとクラクションを鳴らし合図してきたので退散することに。

帰りは下り坂をまたかっ飛ばしながら寺院周辺に戻ってきた。
寺院周辺はなんかの祭りなのか、花火打ち上がっちゃってるし、押し合い圧し合い状態。
パーティは解散し、宿が寺院から近かった4名でレストランに入り、硬い肉の何かを食べ、昼間は穏やかに見えた街は夜になって雰囲気をガラリと変え、治安があまり良くないと聞いてはいたが、なるほどこういうことなのねと、やんわりと肌で感じたので早歩きで宿へ。

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