母親はもういないと実感した日-後編

同じような状況で悩んでいる方に届きますよう2。
この記事は、精神的に何らかの問題がある母親の様子について記した記事の後編です。

”私が死んだ”と思い込んだ母親からオフィスに電話があってすぐ、私は父に母の状況を確認するため、電話を掛けた。
母の調子は良くないらしい。これは初めての症状だが、近所のお家にインターホンを鳴らしわめいたり、窓を棒でたたいたりすると・・・
父とご近所の方で解決に向けて話し合っているとのこと。
ご近所の方にご迷惑をお掛けしているという事実と、母なら今後職場に何度も電話をかけかねないという事実にめまいがしてきた。

その日は実家に帰宅した。母親は機嫌がよく、カレーライスを作ってくれていた。そして、誕生日プレゼントと言い鞄や化粧品をたくさんくれた。
「私が死んだ」という電話のことについて聞いてみたが、「ちょっと、変な噂がね・・」とほほ笑むだけだった。
このように機嫌がいい日は、最近帰省するときにはよくあったことでした。
最近私と話すとき母は嬉しそうなので、月に1度くらい顔を出すようにし、調子が安定するように関わっていこう、と思ったのでした。

ですが私が知る今までの母親と一緒に過ごすことができたのは、実質この日が最後でした。実際この時には少し様子が変でした。
独り言の頻度、突然笑い出す。今までこのようなことはありませんでした。


そして今月に入ってから、父から手紙がありました。母の調子がさらに変わってきたとのこと。
今までと違うのは、3,4年口を利かなかった父に対して、ほほ笑んだり、声をかけたり、差し入れをしたりするようになったとのこと。
(父はこの状態の母を、本当の”母の姿”だと言っていましたが、父は純粋で単純だなあ・・・と切なくなりましたね)

一方私の方には、突然電話で「妊娠したの?」と聞いてきたり。

また、シャワーが一晩出しっぱなしになっていたり、父のものだけでなく自分のものを大量に捨てたりという行動も。

特に衝撃的だったのは、ダイヤの指輪、金のネックレス等の貴金属(母の思い出のものも)、買ったばかりのルームライトや衣服、ジュエリーボックス、私の小さい頃の写真などを続々とゴミに出していることでした。
(なんと悲しい・・・。)父が異変を感じゴミ袋からサルベージして事なきを得ましたが・・。

この症状は認知症も併発しているのではないか?というのが見解。
父も施設に相談に行ってくれ、まずは診察を受けるのが第一歩とのこと。

そして今月初めて実家に帰ると、母は元気そうではあったのですが、様子がさらに変化している。

声をかけたときの反応が薄い。ボーっと一点を見つめてほほ笑んでいる。
冷蔵庫に食材がほとんどない。
いつも帰省すると作ってくれた上達した料理も、もう作らなくなった。
材料を机の上においてくれるのみ。
ほほ笑んで見つめてくるが、自分からは何も言わず、部屋を巡回している。

また、夜に「ここで寝てね」、と今まで部屋に置いていた布団を部屋の外におき、部屋の外で寝るようにと。

何か変わったことない?と私が聞くと、「服やアクセサリーなど、ものがなくなっている」と一言。
これで確実に、母が自分が物を捨てていることを記憶せずに、自分のものを捨てているということが明らかに。

思えば、1,2年前から物はちょくちょくなくなっていたといっていたので、そのころから症状があったのかもしれません、、

そして母に、一緒に病院に行こうと説得しましたが、失敗しました。
「父とグルになって騙そうとしてるだろ、もう帰ってくるな」と・・・
完全に失敗ですが、次の方法を考えたいと思います、、

この説得、どんな交渉よりも難しくないです・・・?

また進展がありましたら記載をしていきたいと思います。

今回もご拝読誠にありがとうございました!

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