mameko

劣等感にこてんぱんにされた32歳。立ち直るために、書きます。仕事と、住と食のこと。

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劣等感にこてんぱんにされた32歳。立ち直るために、書きます。仕事と、住と食のこと。

最近の記事

東京三大どら焼き

ここ短期間で、東京三代どら焼きを 立て続けに食べるという 幸せな機会を得たので、 記録しておこうと思う。 ◆亀十(浅草) 白あんと黒あんがある。 手のひらいっぱいの大きさがうれしい。 特筆はやっぱり生地。 はむ、の後 ふぁっふあ、な食感。 ふわふわでも、ふかふかでもない。 この食感の食べ物は他にない。 デリケートでやわらかいのに、 スポンジの儚さではなくて、 生地のコシが少しだけ感じられる。 この生地を味わうには、 優しい風味の白あんがいい。 ◆黒松(東十条 草月)

    • 沖縄の彼女

      2022.7.2 前職の友人に会った。 沖縄生まれの彼女と、 沖縄料理を食べた。 会うのは一年ちょっとぶり。 その間彼女は仕事を変えて、 7年付き合った彼とも別れて、 新しい彼と一緒に住む準備をしていた。 彼女は明るく淡々とそれを話してくれた。 卑下せず、繕わず、 こんなことがあったんだよねーと 沖縄特有の、 少しだけイントネーションが平坦な 聞いているこちらの気が緩むような口調で。 それを聞いてて思ったのは、 自分で自分を信じている人は、 私はがんばったとか、 私って

      • ボーカリスト

        2022.6.30 文章を書く仕事をしていて、 たまに思い出すこと。 大学時代やっていたバンドのボーカルは めちゃくちゃ歌が上手かった。 彼女は努力の人ではなく、 才能の人だったから、 ときどきこんなことを言った。 「歌は誰だって歌えるじゃん、 でも楽器は弾くだけで難しいんだから、 みんなすごいよ。」 皮肉でもなんでもなく、 それは彼女の純粋な気持ちだったんだけど、 聞いた友人がぼそっとつぶやいた。 「そう思ってるうちは、 多分まだまだだよ。」 誰だって使える言葉

        • 劣等感

          2022.6.29 仕事で、人生最大の劣等感に襲われている。 会議で、ひとことも発言できない。 周りのみんなは「アイデアを出す」ことを軽やかに楽しんで 生き生きと働いている、ように見える。 「言われたことをやるだけなんて、つまらないじゃん?」 って言われる。 つまらなくないよ。 私はそういうのが好きなんだよ。 人に何かを相談されて、こうしたらどうですかって、 一緒に考えて、それを整えていくのが楽しい。 いままでの私はどちらかというと仕事には自信を持ってて 「私は引っ張

        東京三大どら焼き