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父の愛情②〜異性への執着〜

前回のお話⇒✨父の愛情①

尽くす女

これまでに何度か異性とお付き合いの経験が
ありますが、いつも最終的には相手への尽くしすぎが
破局を招く原因になっていました。


『なんか重い』


そう。いつもこんな感じで相手の方は去っていくのです。


私はそれも分かっていたけれど…


交際相手に押し付けていたんだと思います。

「私はあなたが好きだからここまで尽くします!」…と。


無意識に…。


なぜそこまで異性に対して執着して
捨てられないように言うことを聞いて尽くし続けたのか…?


『父から受けた記憶を書き換えたかった』


私の依存とも言える心理状態の根っこには
父の行動がトラウマになっているのです。


どうしても父から触られていたことに
私の身体が極度の拒否反応を示していました。


その反動か…


父以外の異性がそばにいるだけで
『私は守られている』と思い込んでいました。


交際相手が私に触れることで
心身共に解放される感覚になっていたのです。


しかし、今度はその異性からいつか
別れを切り出されるのが怖くなっていきました。



『そうだ…尽くせばいいんだ…』



私は交際相手に全力で尽くし始めました。


結局は、それが相手にとっては
『重い女』として思われるのでした。

私はダメンズ製造機

ここに本当の愛はあったのか…?
ただの依存ではないだろうか?


この頃は、冷静に考えることすら出来なくなっていました。


付き合い当初から、私は相手の要望を全部
飲み込んで『全然平気だよ』と何ともない
素振りを見せてきました。


そのうちに言われてもいない事を
お膳立てのように先に準備したり
無理のあるお願いにも応えてたりしてきました。


『何でも言うこと聞いてくれる女』


私はそれでいいんだと
私を必要としてくれてるんだと
喜んで応じるようになっていきました。


それは金銭面も、相手の性癖も…全部です。


側から見ると、頭がおかしい人に
思うかもしれないですよね。


でも、私は真剣に真面目に
バカ正直に向き合ってしまったのです。


家で父といる時間の方が怖かったから…。


このような交際のしかたが仇となり
『ダメンズ』を生み出すようになりました。


いわゆる『ダメンズ製造機』です。



周りからは「男運がなさ過ぎる」とまで
言われるようになっていくのでした。

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