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身の回りには結晶にあふれている

はじめに

今回は、結晶について紹介したいと思います。

私の周りには結晶ガチ勢がたくさんいるので自分はまだまだ初心者レベルですが、より多くの人に”結晶”について知ってほしいという気持ちで書いていきます。

そもそも結晶とは?

簡単にいってしまうと、結晶とは原子が規則正しく並んだものです。
最近は原子よりも大きな分子や粒子が規則的に並んだものも結晶と呼ばれています。

固体はたいてい結晶と結晶でないもの(アモルファス)として分類されます。
アモルファスとは、ガラスやプラスチックのような原子が規則正しく並んでいないものを意味します。


身の回りの結晶

おそらく多くの人が結晶と聞いて想像するのは次のようなものではないでしょうか
宝石(鉱物):ダイヤモンド、サファイア
金属:鉄鋼
半導体:シリコン 
宝石を以外は、私たちの日々の生活に大きな影響を与えています。
あの有名な青色発光ダイオードもきれいな結晶を作ることが肝になります。

このように結晶がなければ、現在の車や家電だけでなく、パソコンもスマホも基本的には実現しませんでした。
そう考えると結晶がいかに重要なものであるかがわかると思います。


実はこんなものも結晶

いくつか結晶の例を挙げましたが、おそらく最も見慣れている結晶の1つは氷ではないでしょうか。
当然、氷(雪、雹、霰も同様)は水の結晶です。
一般に、液体を凍らせると結晶になることが多いです。

加えて、一部の薬や食品ではチョコレートや食塩も結晶でできています。
薬の溶けやすさやチョコレートのくちどけ温度というのは結晶の構造に由来するため、結晶の研究は意外なところにも応用されています。


動物も結晶をつくる

動物の中には結晶を生成する生き物がいます。例えば、ウニのとげや貝殻なんかも結晶でできています。
このような生物が作る結晶をバイオミネラルといいます。


人間も結晶を作る!?

実は人間も結晶を生成します。普段気にすることはありませんが、歯や骨はヒドロキシアパタイトの結晶でできています。
また、激痛が走る病気にはなりますが、尿結石や痛風も体内でつくられる結晶が原因です。医療の分野にも結晶が重要であることがわかります。

こうやって見てみると、私たちの身の回りには、結晶がありふれています。

結晶の世界はもっともっと奥深いですが、今回は簡単に紹介していく内容にしました。
個々のおもしろい話は今後1つずつフォーカスを当てていければと思います。

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