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誰でもかんたんにできるオンライン・モブチュートリアルのススメ

外出規制がかかってて、ひまをしている皆さんにおくる記事です。

この記事ではオンラインのモブチュートリアルというものを説明します。これはオンラインを使いみんな(モブ)でチュートリアルをやってみるというものです。

このオンライン・モブチュートリアルは誰でもかんたんにできます。学校の友人、職場の同僚、プログラミング仲間などと一緒にやってみましょう。

オンラインモブチュートリアルは、得られるものが多いのに、かんたんにできてオススメです!

・ みんな軽視しがちだけどチュートリアルをやると理解が深まる
・ 退屈なチュートリアルでも楽しくやれる
・ ついでにみんなの知見や知識を共有できる 
喋りたい欲求を満たせる
・ モブ〇〇の練習になる

モブ○○

モブプログラミングというものがあります。これはあるひとつのプログラムを複数人でつくるというものです。同様にペアプログラミングというプログラムを二人でつくる方法があります。

これらは、あるひとつのプログラム、つまり成果物を複数人でつくるもので、三人集まれば文殊の知恵のような考え方です。

モブプログラミングと言いましたが、モブでやれることはプログラミングだけではありません。モブデザインや、モブインフラ設定なんていうのもアリです。

準備

オンラインでコミュニケーションするツールと、動かす環境を準備する必要があります。

オンラインコミュニケーションツールとして、Zoom Discord などを用意して全員が接続します。Discord に最近機能追加された?GoLive を使えば、Windows でも Mac でも画面を共有できます。

Zoom か Discord かは好みで選んでいいと思います。今なら Discord がオススメかな?

次に、チュートリアルをするための環境も準備します。Windows であれば、WSL2 や PowerShell などが必要でしょう。Mac であれば、ターミナル(もちろん iTerm2 などでもいいでしょう)がおそらく必要になるはずです。

あとは VSCode や他任意のテキストエディタ・IDE も必要です。

Docker もたいていの場合は必要になるでしょう。

題材によっては JDK も必要です。Flutter のチュートリアルをやろうとしたときは、メンバーそれぞれの環境に JDK が入ってないため諦めたことがあります。

また Flutter 自体のダウンロードで帯域や時間が必要です。事前ダウンロードをお願いした方がいいかもしれません。

JavaScript の npm や Ruby の gem などといったパッケージのダウンロードなどは、出先でやろうとすると大変なことになりがちです。

このように、事前準備が割と面倒なので、CodeSandbox のようなオンラインサンドボックスが使える題材であれば、そちらを使ったほうがいいかもしれません。

・ Zoom や Discord などを準備する
・ ターミナルやエディタを予め用意しておく
・ Mac なら HomeBrew は最低限入れておく。他にもそれぞれの言語の環境を整備しておく
・ Docker が使えるなら、Docker 推奨
・ JDK が必要な場合、予めインストールしておくか、インストールするための時間を取る
・ 予めパッケージインストールが必要な場合、出先でテザリングをしているような人は予めダウンロードしておいたほうがいいでしょう
・ CodeSandbox のようなオンラインサンドボックスでできるチュートリアルであれば、そちらの準備をする

やり方

やり方自体はとてもかんたんです。

まずチュートリアルのページを全員の手元でアクセスします。

だれかが画面共有を行い、チュートリアルに沿って操作をします。他の人はワイワイしながら指示をだしていきます。

ペアプログラミングやモブプログラミングとは異なり、みんなで一つの成果物を作るのではなく、みんなでチュートリアルをやり遂げることが目的なので、画面共有していない人も、手元で同じ操作を行いましょう。

分からないことはリアルタイムで質問しましょう。誰か分かる人が答えたり、画面共有してる人がぐぐったりしていきます。URL などは Discord のテキストチャンネルや Zoom のチャットなどで共有しましょう。

途中で止まってる人がいたら、その人に画面共有を移して、みんなでワイワイ手助けしながらチュートリアルを進めます。

ある程度やり遂げたら休憩を挟んだり、再度全員の進捗を確認するといいでしょう。

これを繰り返せば、チュートリアルを最後まですすめることができるでしょう。

おうちで楽しくプログラミング

モブチュートリアルに慣れてきたら、モブプログラミングにチャレンジしてみると面白いかもしれません。

たとえば、掲示板アプリを作る、チャットアプリを作る、カレンダーアプリを作るなどです。

一人なら挫折するようなこともみんなが集まれば、挫折せずにやり遂げられるかもしれません。

レッツ!おうちで楽しくプログラミング!

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