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【CL 千葉】LO HAND解説前編&けんくんの感想

こんにちは。はじめまして。けんくんと一緒にLO HANDを調整していたAPS(Aoyama Pocket Society)のエルエといいます。今回はけんくんに代わって記事を書くことになりました。とりあえず簡単なデッキ紹介などを前編として公開します。構築の考え方と細かいプレイングについてかなり大きめのボリュームで後編として有料で公開する予定です。初めて記事を書くので後編が出るまでの間に感想や指摘などを貰えると次に活かせるのでバシバシ言ってください。また、けんくんの感想の質をめちゃくちゃ高くしました。配信卓でのウルネク戦の感想が主な内容になります。後編ではそれぞれのデッキに対して同じかそれ以上の質の文章を届けることをお約束します。

デッキ紹介!

上がけんくんと僕、下がくりひらの構築です。
絶妙に構築が違いますがちゃんと理由があるので後編で紹介します。

『採用理由』
○ルカリオ&メルメタルGX
GX技が最強すぎました。GX技後にフライパンを付けるとワンパンするのに320点必要です。
○シロナ
けんくんもインタビューで言ってましたがやぶれかぶれやジャッジマン後の手札回復がこのカードが1番強かったです。
○無人発電所
ゼラオラGX、マーシャドーGX、カプテテフGX、デデンネGXなど、ピカゼクを中心として様々なデッキに刺さります。とても運良く先攻1ターン目で置けたらめっちゃ強いです。
○ワンダーラビリンス
特にジラサンやエビサワカポ、カウンターコケコなどの非GXに強かったです。相手のスタジアムを割り切った後に出すと楽しくなります。
○ラナキラマウンテン
ジラサン、ウルネク、エビサワカポなどの対面において刺さる場合が多い。

戦績

今回LO HANDを握った人がAPSで3人いたので、その戦績を紹介します。
【けんくん】予選8-0 本戦1回戦敗退
1回戦 vs.ルガゾロ 先 LO
2回戦 vs.フェロマッシラフレシア 先 HAND
3回戦 vs.ルガゾロ 先 LO
4回戦 vs.ピカゼク 後 HAND
5回戦 vs.ピカゼク 先 HAND
6回戦 vs.ジラサン 先 HAND
7回戦 vs.ウルネク 先 HAND (配信卓)
8回戦 vs.ピカゼク 後 HAND
決勝トナメ1回戦 vs.ピカゼク 後 負け

【くりひら】予選6-2
1回戦 vs.ピカゼク 先 負け
2回戦 vs.ウルネク 先 エネ切れ降参
3回戦 vs.ジラサンピカゼク 先 LO
4回戦 vs.ピカゼク 後 LO
5回戦 vs.ウルネク 後  HANDプラン降参
6回戦 vs.ルガゾロ 先後不明 LO
7回戦 vs.ピカゼク 先 HAND
8回戦 vs.ピカゼク 後 負け

【エルエ】予選4-3
1回戦 vs.サナニンフ 後 LO
2回戦 vs.ウルネク 後 HAND
3回戦 vs.モルフォンカミツルギ 後 HAND
4回戦 vs.ピカゼク 先 LO
5回戦 vs.ピカゼク 後 負け
6回戦 vs.ガノン 後 LOプラン時間切れ
7回戦 vs.ルガゾロ 後 負け

以上になります。

けんくんの感想

今回のCLは様々なデッキが存在しており、周りを見渡すたびに「このデッキにあたったらどうしよう、、、」と不安になってしまうほど魔境だったと思います。そのため、相手が場に出したポケモンが見えるまでとても緊張しました。予選で私が当たった相手は・ルガゾロ×2・フェロマッシラフレシア×1・ピカゼク×3・ジラサン×1・ウルネク×1とtier1、2に位置するメジャーなデッキばかりだったのでウルネク以外は練習どおりに勝つことが出来ました。ここからはHANDが皆さんに知っていただけるきっかけとなった配信卓でのプレイについて書いていこうと思います。まずはじめに、handとウルネクではウルネクが微有利であるということを覚えていて下さい。理由は複数ありますが、ここでは三つ紹介させていただきます。一つ目はウルトラネクロズマGXの存在です。ウルトラネクロズマの技「フォトンゲイザー」は基本点20+トラッシュした超エネルギーの数×80追加という青天井の火力を持っています。そのため、HP180のレジギガスやHP260のルカリオ&メルメタルGXがたやすくワンパンされてしまい、サイドの管理が難しくなるうえに種切れの原因となってしまいます。配信卓では、スカル団の下っ端を使ったときに相手の手札に鋼エネルギーが二枚あったため、ウルネクが入っていることをほぼ確信しました。そのため、三枚目の鋼エネルギーやビーストエネルギーを常にケアして、ルカメタをだすタイミング、ださずに勝つ筋道を建てなくてはなりませんでした。二つ目はギラティナです。対戦後のインタビューでも述べましたが、シャドーインパクト+やぶれたとびらの1点でフーパを倒されてしまいます。ウルトラネクロズマGXだけであればフーパで詰ませることが可能ですが、ギラティナでフーパを殴られ続けるだけで回復のリソースが少なくなり、また自害されることでサイド枚数のケアもされてしまいます。もしフーパを回復しなかった場合、グズマやあなぬけのひもで後ろのダメカンの乗ったレジギガスを呼び出され、やぶれたとびらでフーパが気絶、さらに前のレジギガスを倒され種切れという最悪の事態が起こる可能性も生まれます。そのため、常にベンチに種ポケモンを供給することを要求されてしまいます。こちらもギラティナに殴らせないように後ろのカラマネロ、またはエネルギーの付いていないギラティナをグズマやカウンターキャッチャーで引っ張る作業をしなければなりません。サポート権や回収の出来ないグッズを吐かされるため、とても辛いです。配信卓では、ギラティナループを作られ、さらにベンチも空いていたため、後ろのカラマネロを吊る作業と同時にウルネクのケアも要求されとても難しいプレイを要求されました。対戦相手のプレイングがとても上手かったです。最後の三つ目は、豊富な入れ替え材の存在です。さきほどのギラティナのところで言及しましたが、ギラティナビートを止めるためにカウンターキャッチャーとグズマを要求されます。しかし、裏のカラマネロを吊っても相手のポケモン入れ替えやグズマでまたギラティナビートを再開されてしまいます。さらにギラティナ自害からお互いのサイド枚数管理とボードジラーチ前、願い星からの入れ替え材確保、やぶれたとびらで1点、サイコリチャージでのギラティナ機動という行動をしてきます。ゆえにこちら側は相手の入れ替え材をすべて使わせるまで、裏のポケモンをひたすら吊らなければなりません。相手の入れ替え材よりも早くカラマネロなどを引っ張る手段がなくなったらほぼ負けです。諦めずに何度も吊って下さい。一度相手が入れ替えできなくなったら、次の入れ替え材に対する対抗手段を用意して下さい。グズマであればルザミーネで回収可能です。頑張って下さい。正直ウルトラネクロズマ戦のプレイングはCL千葉のアーカイブの僕の対戦を見るのが一番勉強になると思います。HANDであれほど上手いウルネクを相手にする機会はもう二度と無いと思っています。HANDのプレイングだけではなく、ウルネクでの対HANDの勉強にもなると思うので是非見ていただきたいです。

今回は配信卓で勝つことが出来て本当に良かったです。大勢に見られてとても緊張しましたが、自分が今しなければならないプレイ、ダイゴの決断で持ってこなければいけないカード、ベンチにポケモンを並べるタイミングなどの正解を常に選ぶことが出来たと思います。また、皆さんにHANDというデッキの強さを知ってもらう良い機会だったと思います。決勝トーナメントでは先1やぶれかぶれで種切れで負けてしまいましたが、自分が出来る最高のプレイが出来たと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
後編もよろしくお願いします。

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