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ただ韓国ドラマについて語りたい

韓国ドラマにハマった。それはもう、ものの見事にハマった。ある日片足を突っ込んで、気づいたら頭の先までずっぽりだった。緊急事態宣言頃から、Netflixへの加入、テレビの買い替え(夫が独身時代から使っていた小さなテレビをずっと使っていた)と私のドラマライフを加速させる要素しかなかった。

アイドルにしろドラマにしろ気づいた時には手遅れで、後には戻れなくなっている。進むしかない。なんてこった。仕方ない。もう諦めて、ずぶずぶ関係のままいくしかない。

というわけで数ヶ月間にわたりドラマを摂取し続けてきたのだが、私の内にモヤモヤとした考えごとが溜まってきた。「そもそもなんでこんなにハマってるんだ?」という根本的な疑問もわいてくる。見ているときは「かっこいい」「かわいい」「やさしい」などと語彙力ゼロになっている(本当にテレビの前でつぶやいている)が、友人たちに語るようにもう少し落ち着いて書くつもり。

ドラマの効用

内容についてはこれからじっくり考えていくこととして、ドラマライフはじめてから私に変化があったのでまずお知らせしておく。

・恋ができる (機嫌がいい)
・細胞が若返る(本人感覚比)
・夫にやさしくなれる
・語学の勉強になる

いいことしかないやん(エセ関西弁)。上から3つは言わずもがな関係していて、恋をして細胞若返るから、夫にやさしくなれるのです。すごい。

現実に恋をする機会なんてないけれど、ドラマの主人公はイケメンで、ピンチになると助けてくれていつもやさしい(もしくはツンデレ)ので、簡単に落ちます。ありがとうございます。

ただ現実には、もちろん毎日の生活がある。仕事もあるしお風呂も入らなきゃいけない。そろそろ切り上げるか、とテレビのスイッチを消すとゴロゴロしてる夫が目に入る。無精ひげだし髪ももっさりしてるし、ぷくぷくしてる。なんだか笑ってしまう。もちろん夫のことは好きだし、「敵に追われなくても私たちは小さなことで助け合って生活してるんだよなあ」というようなことを思い、やさしい気持ちになる。ドラマは恋、現実は愛。

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それからもちろん、韓国語の勉強にもなる。大学で英語と韓国語の授業を取っていたので基礎はわかっていたけれど、ドラマを見てわかる語彙が増えた。特に接続詞や相槌、家族関係の言葉(お父さん、お兄ちゃんとか)など。

あと実は英語の勉強にもなっている。世界の人の感想や関連記事が読みたくて、英語で検索してみると、出てくる出てくる。興味のある記事は楽しく読めるので良い。

『愛の不時着』なんかは世界的にヒットしているようなので簡単に見つかる。どのシーンが好きかとか、「まじロス!次に進めん!(意訳)」って声もある。わかるーーーーー。それでまた2周目突入したりするんだよね。同じような気持ちを共有していて、世界とつながっている感じがする。

前置きがずいぶん長くなってしまった。好きなものを好きなだけ語るぞ。