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私の理想の「地方創生」自然に囲まれながらもハイテクなインフラを利用できる暮らし

こんにちは、えりんごです。今回はずっとやりたかった「地方創生」に関わる仕事について書きたいと思います。

やりたいこと。地方創生

東京在住で海外に10年も住んでいて、やりたいことが地方創生というのはブレブレな感じがあるかもしれません。
本人としてはドットがつながってラインになっていくのを今見ている感じがしているので何故地方創生に関わる仕事がしたいのか、お伝えできればと思います。スティーブ・ジョブズが好きな人には刺さる表現です。ドットはつながっていくのです。もし知らない方がいたらよい機会なのでスピーチを見ておくことをおすすめします。

何故、地方創生をやりたいのか

どうして地方創生に関わりたかったかというと、「地方でゆとりのある生活を便利なインフラのある状況で送りたかったから」この一点となります。

まず、地方創生とはなにかを説明します。
Wikipediaから抜粋するとこうなります。

地方創生(ちほうそうせい)とは、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした一連の政策である。

出典「地方創生-Wikipedia

たまに「東京だけ違う国のようだ」と話に出てくることがあります。それを聞くといつも私はシンガポールとマレーシアを思い出します。マレーシアもクアラルンプールという非常に大きな都市がありますが、それ以外はジャングル。シンガポールという小さいエリアにある巨大な経済国家が東京、その周りにあるマレーシアが地方、という風に、日本の構図に似ているところがあると感じていました。

ただ、違うところは東京も他のエリアも同じ「日本」と言う国に属しているという点です。同じ日本なのにインフラ、情報量、人口どれも突出して東京が多いです。

人口が最もわかり易い例となります。

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出典 総務省統計

総人口の10分の1が集中し、首都圏の人口増加も東京へ通勤するためであるのがほとんどです。福岡や沖縄は頑張っていますが他のエリアは人口流出が続いています。


便利なものや良い仕事を求め都市に一極集中したことで他のエリアのインフラや情報量、学習環境は廃れ、優秀な人間はどんどん東京へ流出していきました。ただ、狭いエリアに密集して多くの人が住んでいると言う環境は様々なトラブルを生み、また地方はどんどん町がなくなるという現象が起きています。


これでは、良き田舎というエリアが失われていってしまう。そんな気持ちが地方創生に関わりたいという思いになっていきました。

私自身が青森県出身なので、田舎の良いところをたくさん知っているというのも大きいと思います。
家も広いし、ほぼご近所トラブルもなく、自然に囲まれて暮らしていました。
夜は静かで、風が森をざわつかせる音が聞こえます。空気は澄んでいて、外へ出て自然を感じるだけで思考がクリアになっていきます。

そんなに素敵なエリアも、人があまりにも住まないとそこは町ではなくなり、インフラも十分に整わず人の住めるエリアではなくなっていきます。
ただ、自然を壊すのもこれからの時代にそぐわないので、目指していくところは内閣府の提唱するSociety5.0の世界に近いものとなります。

こちらはそのイメージ動画のYouTubeです。

この世界観が自分の目指すところに非常にマッチしていたため、そうだ、Society5.0を推進するような事業をしよう、と最近は思って情報収集・発信しています。

地方に住めない理由「仕事がない」は真実なのか。

よく、地方に移住したいけれど「仕事がない」「就職先がない」という方がいます。
就職先がない、は真実かもしれません。このような記事もあります。

魅力的な就職先が公務員か銀行しかない場合、クリエイティブな職にはつけません。また銀行は最近よく聞く「近い将来AIによってなくなる職業」によく挙げられます。

しかし、Society5.0を実現する、と考えた時どうでしょうか。
必要な技術、データ、まだまだ足りません。都心ではサービスがほぼWeb化しているかもしれませんが、地方ではまだまだオンライン上で見つけられないお店やサービスも多くあります。また、どうにかオンラインで見つけられても情報の発信力が不足していたりしてどういうサービスかよくわからない、といったこともよく見受けられます。

最近、フリーランスでサイト制作を行う人が数年前よりも多くなってきて、この問題を解決できるのでは、と言う雰囲気を感じるようになってきました。自分の役割としてはここを加速させることかな、と、IT界隈で20年近く働いてきた結果、ようやく出せた答えかなと感じています。素晴らしいイメージを、イメージだけで終わらせたくない。そう考えて動いた時、地方に仕事がないとは全く思わなくなってきました。

現状はどんな感じ?やはり地方に仕事はない?

結論から言うと、やはりまだまだ東京一極集中は続いている状態です。ただ、10年ほど前に比べると、地方移住に前向きな人は増えてきて、それに付随して地方での働き方、仕事の仕方を発信されてる方も増えてきています。

イケダハヤトさんはその最も有名な方ですね。
その他にも移住イベントなどに参加すると、東京や海外NYで活躍されていたような方も青森へ移住されたりしている事例もたくさん紹介してくれるので、少しずつ増えていっている最中では、と感じています。

こちらは、NY在住だった中村公一さんが青森へ移住されて行ったことを紹介している記事になります。
空間プロデュースを今はされており、介護施設もレストランもこれが青森にあるのかっていうほどおしゃれです。

中村さんは移住イベントでお話を伺う機会があったのですが、「田舎にないものはつくる」とおっしゃっていて、他のエリアで活躍されてる方も何人か同じ事を言っていたので、仕事も、自分たちでつくる、と言う気概で移住してもいいのかなと感じました。
仕事がなくても自分たちで作っていけば、問題を解決できます。

これからやっていくこと

まず、自分が地方に住んで、地方の課題を見つけるところから始めようと思っています。コロナで東京から地方に引っ越す、というにはタイミングが悪すぎますが(笑)、もう少し落ち着いたら実際に住んでみて、気づかなかった課題を見つけていこうと思っています。悪代官はいないと思いますが、現代の水戸黄門みたいな旅になるといいなと。水戸黄門って行く先々で問題解決してますもんね。

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おわりに

課題が見つかったらそれを仕事にするというのはそんなに難しいことではない、と思っているのですが手や足を動かさないとなんとも言えません。
そのため、地方の課題解決に取り組むお仕事や、地方創生に関わるお仕事でITに関わることでしたら少しはお役に立ちますのでなにか一緒にできたらと考えております。私ができることがわかるプロフィール記事も是非参考にしてください。
こちらの記事を読んで是非今取り組んでる課題を相談したい、という方がいらっしゃれば幸いです。

長くなりましたが最後までお読み頂きありがとうございます。
どこか自然溢れる場所でお会いできるのを楽しみにしております。

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