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陽だまりのかけら

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日常の光を集めるメディア。
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2021年3月の記事一覧

不恰好な何かを愛する誰かへ

例えばとてもイメージしやすいケースで言うと、不完全で、社会的に見れば欠点だらけの誰かが居…

静かな海
3年前
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今日も知らないどこかにいるあなた、わたしはその愛を切符にする

こんにちは、金曜日のねこです。いつもは木曜日に載せているのですが、昨日は予定があったので…

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ピクシーダスト

幼い頃、眠る前に母が読んでくれた本の中で、とても大好きだった一冊が、島に住んでいる妖精達…

静かな海
3年前
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乗車した特急電車は、まるで夜空を走る銀河鉄道みたいだった

特急電車が好きです。 例えば、遊びに行った帰りの日。 券売機に数百円のお金を入れて、窓際…

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ただのラブレター

先日、パソコンのデータ整理をしていたらある音声データが出てきました。 何の気なしに再生ボ…

静かな海
3年前
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何も変わらない日々に、赤ペンではなまるをつける

仕事から帰り「つかれた、つかれた」と言いながら、ふとテレビを見ると10年前の映像がたくさん…

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小さな世界の朝ごはん

朝起き抜けに、夢と今日の間で朝ごはんの気配を感じるのが大好きでした。 寝室がキッチンの上あたりに位置していて、なんとなく母がキッチンで作業をしている感じがするのです。 包丁のトントントンという軽やかな音や、蛇口から水が流れ出るジャーっという音を聞きながら、少しずつ意識が今日に傾いていく。 1日のはじめにいつも考えるのは、苦手なクラスメイトの顔ではなく「朝ごはん、なんだろ」でした。 そんな風に朝を迎えて、階段を降りながら鼻をクンクンして、リビングに入って朝ごはんの答え合わせ

記憶の欠片はカプセルみたいにはじける

こんばんは、ねこです。 みなさんいかがお過ごしでしょうか。 わたしはというと、今日は髪を…

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今日も大きなリュックサック

私は外出する時、大体大きなカバンを持って出掛けます。中身もぎっしり。 年中肩こり人間なの…

静かな海
3年前
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