2020年3月 シグエンサ
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2020年3月 シグエンサ

ひまわりん子

だいぶ前に、車で行ったことがあるけれど、シグエンサに列車で行くのも、バスで行くのも不便だった。

今でも同じ。不便。

友人がスペインに来る前から行きたいと言ってたので、私も予定を入れておいて、私が車を運転して行くことにした。

母が来たときにも久しぶりに長距離を運転した。

運転大好き!

なぜかというと、気分転換になるから。

気分転換で車を運転するなんて贅沢か・・・


マドリ-ドからは車で約1時間半かかった。


シグエンサは、スペイン・カスティージャ・ラ・マンチャ州グアダラハーラ県にある。

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シグエンサも歴史のある町だ。

ローマ帝国、西ゴート王国、ムーア人と、数世紀の間に支配者は移り変わった。

これはパラド-ルという国営ホテルになっているシグエンサ城

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12世紀に建てられたイスラム建築を元とする。中世はシグエンサ司教が所有していた。14世紀から19世紀まで幾度も修繕作業が行われてきた。


道が狭く、一方通行ばかりで、レンタルした車が大きかったので、ちょっと大変だったけれど、パラド-ルに到着して、中へ入ると、誰もいない・・

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バ-。誰もいなかった。ウエイターを探して、ここでちょっと休憩。

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中庭も見える。

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夜はこのよろいが歩き出しそうなので、宿泊して、夜は一人で中を歩くのは怖そうだ。あ、私だけがそう思うのかな?

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大きなレストランには、4人家族と、6人の仕事仲間のような人たちがいた。たくさんのテ-ブルが空いていた。

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前菜に

フル-ツの入ったサラダ。

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このサラダにかけたオリーブオイルとビネガー。

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タラのコロッケも前菜。スペインでもちょっとおしゃれに出てくるようになってる。

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これは、たしか、マスだったと思う。下のオレンジ色はマッシュポテト。(友人と半分に分ける前に撮れば良かった・・)

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くつろげるサロン。誰もいない・・・

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こんなタペストリーもかけてあった。長い間、この状態で空気にさらされてきたんだろうけど、一体どんな人たちがこれを見たんだろうなと思った。

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お腹も一杯になって、外に出たら、この景色。

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そして、

シグエンサの大聖堂へ。

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スペイン内戦では、フランコ側が町の最も高い場所にある城を要塞化する 一方で、共和軍が低い場所にある大聖堂を確保。

城(現在のパラド-ル)と大聖堂の距離は歩いて約5,6分。こんな近いところに敵同士がこもって戦っていたなんて・・・

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中に入ると、私たち以外に誰もいないようだ・・・普通だったら、観光客でにぎわっているだろうに・・・

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この奥にはなにかある。後で説明する!

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ライトがつけられてないので、写真が暗い。

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内陣

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私たちだけではなかった。向こう側に二人の男性がいた。

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聖具室(天井には顔の彫刻が一杯!)

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通路

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エル・グレコが1610年頃に描いた「受胎告知」

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ほとんどの観光客はこの彫刻「EL DONCEL DE SIGÜENZA エル・ドンセル・デ・シグエンサ」を見に大聖堂に来るのだそうだ。

711~1492年にイベリア半島を支配したイスラム教徒に対し,征服された国土を回復しようとする主としてキリスト教徒であるスペイン人の約780年にわたる民族的運動(レコンキスタ= 国土回復運動)という戦争があった。 これは、その時にグラナダで、25歳の若さで命を落としたマルティン・バスケス・デ・アルセの墓の彫刻。胸には十字架をかけ、腰には剣をかけたまま、鎧に守られた足を優雅に交差させ、戦いの合間に休息しながら本を読む姿。足元には悲しんでいる子供がいる。

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大聖堂に入って、奥の方にあったのが、                         街の守護聖人である「ビルヘン・デ・ラ・マヨールの彫刻
1809年独立戦争中、フランス人が大聖堂を略奪し、銀を盗み、ビルヘン・デ・ラ・マヨールの彫刻に火をつけた。体の部分が焼けてしまい、頭だけが残っていたので修復された。しかし、一人のフランス兵が像の右頬を一撃した跡が残っている。

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パノラマで撮った写真。左から大聖堂、正面にはマヨ-ル広場。

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これは大聖堂の前のマヨ-ル広場。

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この日はものすごい強風。

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でも、この車をレンタルした(友人がした)ので、風があっても安定感があって、安心して運転できた。

昔持っていた私の車は一体どこへ・・・あ~~~売らなければ良かった!!


風が強いし、寒くて、この後、トイレ休憩でカフェテリアに入ったら、シグエンサの住民が何人もいて、近くにいたおじさんたちに私たちはジロジロ見られ、

「コロナ持ってないだろうな?」と笑いながら聞かれた。

カフェテリアを出てから、マジで聞かれたのではないかと、なんだか、すごくいや~な気分になった。


夕方になってしまったけれど、渋滞もなく、マドリードに無事に着いた。

友人の日本へ帰る日が近づいていて、日本に帰るというのに、スペイン料理はあきたらしく、日本食レストランに行って、これを頼んだ。おいしかった!!


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2日後に友人は日本へ帰ってしまい、その後すぐあの緊急事態宣言。

こんな風に、ギリギリまで自由に出歩いて、楽しんでいたけど、緊急事態宣言で空港も閉鎖されて、「あの時に一緒に日本に帰ればよかった~!」とあんなに後悔したことは、今までの人生でなかった。

なぜなら・・・・

約780年にわたるイスラム教によって占領されていた土地をキリスト教が回復した戦争の報復で、イスラム教がまた逆に土地を回復しようとスペインに攻めてくるかもしれないということを聞いて、私はドキドキの緊急事態宣言の日々を過ごしたのであった。

もう、こういう作り話、いい加減にしてって言いたい!


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ひまわりん子
明るい性格でネコが大好き。オステオパシー、レイキ等の治療や認知能力関係の翻訳をしたりしてます。数年前に腰椎のすべり症が見つかり、医者に手術と言われましたが、手術はせず、自然治療などをして回復。趣味はヨガと瞑想。最近はエッセンシャルオイルにもはまってます。スペイン在住です。