見出し画像

"Fight for your dreams."

食べるために働いているのか、
働くために食べているのか。

最近少しずつ、自分の皮膚が、
まるで鉛のようなもので塗り重ねられていくように、
心臓が鉄でできているんじゃないかと思えるように、
息をするのにも、まるで無機質な工場で小さく呼吸しているように、
体や心が少しずつロボットみたいになっている感覚を覚える。

今年に入ってから、喜怒哀楽を感情的に出さなくなったと気づく。

ただひたすら、荒れぬよう、荒らされぬよう、
真っすぐと目指すべきものにベルトコンベアーに乗って着々と進む、
色褪せた世界にいることに気づく。

鮮やかな色はどこにいったのだろう。
豊かな音はどこから聞こてていたのだろうか。
心って、こんなに硬いものものだっただろうか。

と、こんなことを帰宅する電車の中の
窓の向こうに見える自分自身を見て思う。

負けるな。逃げるな。諦めるな。
もう少しだけ、頑張ろう。

こんな悩みなんて、一瞬で消せる方法を知っているんだから。
今は出来ないだけなのも、知っているんだから。

愛する人がいると、こんな悩みも吹っ飛ぶんだと、知っているんだから。

だから、それまで箱にしまっておこう。
今、解決できないものに悩む時間はいらないんだから。

だったら、常に今日を一生懸命生きて、
そして大いに明日の自分に期待し続けることにフォーカスしよう。

ガチガチに鎧のように硬くなった自分でも、
奥の奥深くには、幼き子ども時代の私がまだいて、
また本気で笑顔になれることを待ち望んでいることを知っているから。

それまでは、大人の私がもう少しだけ頑張ろう。
大人というのは、守るべきもののために、頑張れちゃうんだから。

"Fight for your dream, and your dreams will fight for you."

-ER

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?