見出し画像

ガズィアンテプで再会(2019年9月ガズィアンテプ)

早朝5時過ぎにガズィアンテプに到着。数ヶ月前に来日した際、うちに遊びに来てくれたバイラム(先生の甥)を訪ねる。
朝早いからと遠慮したが、やはり迎えに来てくれていた。

バイラムは奥さんのフィリズともうすぐ1歳になる息子ジワンの3人で暮らしている。昼間は観光し、夜にはバイラムのお母さん(先生のお姉さん)、兄弟姉妹が遊びに来た。

バイラムのお母さんに、日本で暮らす先生や先生のお兄さんお姉さん、家族の写真を見せた。
「もう何年になるかしらね、、」

10年以上前にトルコから逃れて日本へやってきた先生は、もうトルコに帰ることができない。だから、バイラムのお母さんが日本に来ない限り、もう会えない。

イラクのクルディスタン自治区に住むクルド人からは、「我々は勇敢なペシュメルガ。領土と自治を勝ち取ったのだ」という、自信と誇りを感じた。自由な街だと感じた。

しかしトルコでは全く違う。街で暮らし、トルコ語で教育を受ける世代はクルド語を話すことができない。トルコで仕事を得て生活していくためには、「トルコ国民」でなければならない。

そんなバックグラウンドがあるから、彼らの笑顔の奥にはいつも、故郷を失ったこと、家族を失ったことへの哀しみや喪失感を感じる。

画像1

バイラムと息子ジワン

画像2

バイラムとフィリズの家族

画像3

炊き出しみたいなんやってた

画像4

マーケットを散策

画像5

人気のカフェ ピスタチオコーヒーを飲む

画像6

ピスタチオ山盛り

画像7

バクラヴァも山盛り

画像8

夜はみんなでバクラヴァとチャイ

画像9

お土産に持っていったハイチュウを食べたがるジワン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?