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[アメカレ!]amazing college

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2023年に開校した小学校amazing collegeに通う日々の記録です
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アメカレの4月 ③ 親たちの姿

アメカレの4月 ③ 親たちの姿

4月のアメカレで見られた親たち=[チーム大人]の姿もまた、
これがアメカレらしさになっていくのだろうな、と思えるものでした。

何気ないことにも気づきの目が行き届く

アメカレでは毎日、親も授業に参画することができます。
といっても強制でも当番制でもなく、してもしなくても完全に自由です。

にもかかわらず、
4月は毎日3名くらいの親御さんが、授業に参画している姿がありました。

食事作りのサポート

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アメカレの4月② ジレンマ

アメカレの4月② ジレンマ

(前回からの続き)
お昼ごはんもじぶんたちで作りたい!
と言ったものの、買い出し〜準備〜片付けまで自分たちでやってみると、
アメカレの1日がほぼそれだけで終わってしまう事態に直面した子どもたち。

『畑も進めたいし、逃走中もやりたいし、
 チームを組んでサッカーもしたいし
 遠足の相談だってしたいのに!』

と。他のやりたいことが進まない状況に、ジレンマを感じ始めたようです。(笑)

アメカレに通

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アメカレファーム始動

アメカレファーム始動

アメカレファーム始動「ゆもっち」こと湯本高士さんに伴走してもらいながら、夢のような菜園をつくっていく[アメカレファーム]がスタートしました!

アメカレ裏手に広がった土地。耕作放棄地だったこの土地をお借りして、子どもたちが自分たちで食べ物を作りたい!と地主さんにお願いにいったところ、快諾してくださり、アメカレファームが実現することとなりました。

はじめは背丈ほどのススキが生い茂ったエリアや林のよ

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混沌だからこそ見られた姿

混沌だからこそ見られた姿

このように、なにも決まっていない、
手さぐり状態からスタートしたアメカレ4月。

時間も予定も決まっていないということは、
実際に過ごしてみると、先が見通せず、
大人や大きい子たちにとってはなかなかストレスフルでした(笑)

でも、だからこそ見られる姿がありました。

みんなちがう十人十色のやりたい!が交差してぶつかり合ったり。

だれかの好き!が、別の子のイヤ!だったり。

時には、
お互いの[

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アメカレの4月 ①白紙とお昼ごはんの壁

アメカレの4月 ①白紙とお昼ごはんの壁

4月のアメカレは
なにも決まっていない、まっさらな白紙の状態からスタートしました。

時間割もない、テストもない、
給食もない、教室のように並んだ机もいすもない
0→1を創っていくのは、簡単なことばかりではない。
じぶんたちが何も生み出さなければ
何も始まってはいかない状態です。

まずは、
「何時に学校に来て、何時に帰る?」
というところから
子どもたちが決めることになりました。

入学前

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アメカレに入学を決めるまで①

アメカレに入学を決めるまで①

埼玉県東松山市に今春開校した amazing college へ、6年生になる息子が入学しました。
記念すべき第1期生です。

栃木県宇都宮市の家からamazing college(以下、アメカレ)までは、
電車で160分ほどかかります。

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのがニンゲンというものですが、入学を決意するまでには、迷いやモヤモヤと向き合った覚えがあります。
忘れ去ってしまう前に、ここに至

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アメカレに入学を決めるまで②

アメカレに入学を決めるまで②

(前記事からの続きです)
アメカレに長男を通わせるかどうか踏ん切りがつかないまま
願書配布&入学説明会が開かれることになりました。
入学希望者はなるべくご参加くださいとのアナウンスでした。

説明会は夕方からで、会場に入れるのは大人のみ。子どもは連れていけないので、家族の連携が必要です。
夫と相談し、アメカレを志願するかどうかはまだわからないけれど、願書をもらいにいくことはしてあげられるね、と、

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アメカレに入学を決めるまで③

アメカレに入学を決めるまで③

(前回のつづきです)
さて、11月末の入学説明会で願書をもらうことができ、こんどは出願に至るまでのこころの変化です。

12月でプレ開校が終盤となり、これまでの学びを振り返ったときに得た氣づきもまた、背中を押してくれました。

amazing college の歩みを半年間味わってみて感じられたのは、
アメカレの道を創ってきたのはいつだって
子どもたちから湧き出る「こうしたい!」という希望とワクワ

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