なんのために資格を取るのか?
「なんのためにそれをするの?
なんでその資格を取るの?」
「また武器を持とうとした。
武器を持つな!」
「何もない自分自身でいなさい。
そのままの自分に価値があるのだと
自分で認めてあげなさい。」
これ、わたしが恩師からよく言われていた言葉で、
今でもふと思い出す言葉。
わたしは自信なくて、資格取ったり、講座を受ければ、
自分にもできるかも、と思うほど、
何事にも自信なんてちっぽけもなかったです。
たとえば、看護師になりたい!と思ったら、
それは絶対的に看護師の国家資格が必須。
美容師や薬剤師も必須です。
でも個人でカウンセラーやコーチをするには
必須ではない。
味噌づくり講師をするためには必須ではない。
日本には多くの資格が存在します。
それらの資格をわたしたちはなぜ取ろうと
するのでしょうか。
①自分には自信がない
自分に自信がないので、資格を持つことで
自信をつけようとしているタイプです。
今の自分への劣等感や無価値観を隠すために
資格を取ろうとします。
でもこのタイプは資格を取ったからといって、
自信がつくわけでもなく、
また次の資格を取ろうとします。
なぜなら、根本にある劣等感や無価値観を
癒せていないからです。
わたしはこのタイプに当てはまります。
恩師が「武器を持つな」と言っていたのは
資格や講座に頼るのではなく、
それがない真っ裸な自分を愛しなさいということです。
それほど難しいことはないんですけどね。笑
②人目が気になる
たとえばコーチに多いタイプだと思うのですが、
資格を取ったら顧客を集客できる、という考え。
○○コーチ認定、とプロフィールに書けば
人が安心してきてくれるのではないか、と
人目を気にしています。
わたしはこのタイプにも当てはまります。
だからこそ、「あ、また人目を気にしてるな。」と
その都度認識するようにしています。
③好奇心旺盛
知りたーい!やってみたーい!という好奇心旺盛タイプ。
過去のわたしです。笑
④将来への不安
「この資格取ってれば将来安定だから」という
不安を打ち消すための資格取得タイプ。
今を生きず、将来に意識が向いているタイプですね。
資格をたくさん取っていく人の多くは、
自信のなさ、自己肯定感の低さは奥深くにあります。
もしあなたが資格を取ろうとしているならば、
「それはなんのためか」
「絶対に取得しなければその職種につけないのか」
を自問自答してみましょう。
そして、根っこに自己肯定感の低さがあるならば、
まずは自分をそのまま受け入れて
癒してあげましょう。
わたしもたまに恩師の言葉を思い出して
ハッとしています。
*
数多くの資格が武器だと思っています。
そして、最近はマニュアルとか
ああしたらこうなる、っていう
how-toがすごく多くなった気がします。
簡単に稼げる!
簡単にもてる!
簡単に痩せる!
とか、そんなのが世に溢れています。
武器を身につければ、ある程度までいけて、
一時的に儲かるけれど、
長く続けてはいけないと思う。
武器×自分力だと思っていて、
どれほど本来の自分でいられるか。
自分を偽って上辺良くして、武器を持つ人と、
ありのままの自分で武器を持つ人だと
俄然に後者の方が強い。
だから、まずは”自分力”を磨きましょう。
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