風邪と食のお手当て
わたし自身、食を変えていくことで、
体調を崩さなくなり、
生理痛も改善しました。
熱を出すことはあっても、
食と睡眠で1晩で改善するし、
身を持って食の力は大きいと感じています。
以前は風邪というと、「菌に負けた!」と
風邪を悪者のようにしていましたが、
今は「熱や鼻水もデトックス」
「休む時間」だと思うようにもなりました。
そんなふうに思うようになると、
菌と戦うような過ごし方ではなく、
デトックスを助ける過ごし方や
心身を休める過ごし方になっていきました。
「病院に行かない方がいい」とは
思っていませんし、
「自然療法が良い!」と頑固になるのは
危険な時もあります。
自分の手に負えないときや
不安な時は医療機関に助けを
求めることも大切です。
日本は比較的簡単に、誰でも、
どこにいても病院に行くことが出来ます。
でも、その便利さが、
わたしたちが自分の身体を
自分で守る術を忘れていってしまうのです。
薬がさらに別の不調を
呼び込んでしまうこともあります。
食と休息で治ることも不調もある、
自分で治すって実は楽しいんです
ということも知ってもらえたら
と思っています。
風邪のときの食の手当て
❀梅醤番茶
効果:風邪のひき始め、悪寒、
疲労蓄積、二日酔い、胃腸の不調、
胸やけ、頭痛
❀りんご葛(こどもが好む)
効果:解熱、食欲低下、水分補給、
下痢、生理不調、胃腸の不調、
心身のリラックス
❀りんごすりおろし(こどもが好む)
効果:そのまま食べるよりも消化しやすい
❀れんこん湯
効果:咳、喉痛い、喘息
❀第一大根湯
効果:解熱、デトックス、食べ過ぎ、
血液の滞りからの痛み
❀しょうが湯
効果:風邪のひき始め、悪寒、
だるさ、食欲低下
風邪のときは食材をおろすのが良い理由
風邪の時は胃腸の働きも
悪くなってることがあり、
胃腸に負担をかけないためにも
すりおろす方が良いと言われています。
人間の身体は消化をするときに
エネルギーを一番使いますので、
エネルギーを風邪を治すために
使えるようにして、
消化で使うエネルギーは
最小限に抑えるために
すりおろしが身体への負担を減らしましょう。
れんこん湯や大根湯にしなくても、
雪鍋にしたり、お味噌汁に入れて、
気楽に美味しく食べられるように
工夫しましょう。
麹は消化を助ける効果もあるので、
甘酒や麹調味料を取り入れるのも
身体への負担を減らす手助けになります。
わたしは、風邪のひき始めは梅醤番茶、
熱が出たら、家にある根菜類をすりおろして、
出汁としょうがのすりおろしで炊いて、
味噌汁にして飲み、
おかゆに塩を入れて食べることが多いです。
(塩と病気の関係については過去の投稿にあります)
食欲がないときは「胃が休みたい」
というときなので、食べずに、
胃腸を休ませてあげるのが改善です。
「風邪だからあれを食べないといけない」
ということはないですから、
自分の身体の欲求を感じて素直に従いましょう!