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タイのオーガニックファームに滞在する理由

8月から1カ月間、タイに旅に出る。
今回の目的は「タイの料理を学ぶこと」

滞在場所は2カ所の自給自足のオーガニックファーム。
両方とも山奥にあり、ひとつは大規模のコミュニティファーム。
もうひとつは家族経営の小規模のファーム。

なんで料理を学ぶのに、ファームに滞在するのか?
なぜなら、食はすべてと繋がっているから。

種、土、太陽、水、動物、虫、蜂、天候などが関わり合い
野菜が育っていく。
それを収穫して、料理する。
その循環すべてに出会いたい。そのすべてがあるところに行きたい。

4年前、ニュージーランドで1年間
自給自足しているオーガニックファームに滞在した。

そのときにすべてが繋がっていると知った。
「食」は単体では存在しない。食はすべての中心にある。

「どう生きるか」「どう暮らすか」
「幸せとはなにか」「豊かさとはどういうことか」
どんなふうに自然と共生し
心地よく暮らし、植物を育てながらわたしたちは生きていくのか。

自給自足しているオーガニックファームには
すべての答えがあった。

だからわたしは「食」を学びに行くのだけど
「食だけ」を学びに行くのではなく
「食に繋がるすべてのもの」に出会うために
オーガニックファームへの滞在を決めた。

一点だけを見つめるのではなく
視座を高くして全体を俯瞰して見たい。

だからこそ、学べることがある。
だからこそ、食はおもしろいのだから。




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